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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

<   2016年 10月 ( 4 )   > この月の画像一覧

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2015年 スウェーデン/ドイツ
上映時間 95分
監督 サンナ・レンケン



東海地方のコロナシネマワールド7館で
日本未公開の外国映画を月替わりで上映する
東海地方限定企画"メ〜シネマ"第5弾





美人でフィギュアスケートが上手な高校生の姉と
ちょっぴり太めの妹。

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思春期の階段を上り始めたばかりの妹の目を通して描かれる、
家族の葛藤と絆の物語。

そして同時に

美しい姉に対する憧れと嫉妬、
姉妹としての愛情の間で揺れる、
繊細で瑞々しい少女の成長物語でもある。

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背伸びする必要なんかないんだ、と気付くことが
本当の意味で"大人になる"ってことかもしれないなぁ
と思えるラストが素敵。


前回の
『COME AS YOU ARE ~ありのままで~ 』
と言い、
地味だけれど良質な作品をチョイスしてくれるこの企画。
私にはすっかり"月に一度のお楽しみ"になっている。

★★★★

by hasikkoami | 2016-10-31 07:40 | 映画館
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公式サイト
2015年 ブラジル
上映時間 103分
監督 セルジオ・マシャード


奏でよ、希望を!

拓け、未来を!





ブラジルのスラム街の子どもたちにより結成された
クラシック交響楽団「エリオポリス」誕生の実話。

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有名交響楽団のオーディションに落ち、
スラム街の学校で音楽教師の職に就くヴァイオリニストと
楽譜の読み方はおろか、楽器の持ち方も知らない子供たち。

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生活の為に仕方なくスラムに足を踏み入れた者と
スラムから抜け出す術を持たない者が
音楽によって信頼関係を築いて行く姿は感動的だった。

しかし、単なるサクセスストーリーとは違う後半の衝撃的な展開と
その悲しみを乗り越えて射す"光"のラストの裏で
さりげなく、しかし意図的に見え隠れする
ブラジルの現実と抱える"闇"に何とも複雑な気持ちになった。

★★★

by hasikkoami | 2016-10-28 08:07 | 映画館

毎度毎度、時差あり過ぎの当ブログ。
今更ながらの9月分は旧作多めの20本。


d0098286_8122668.jpg『 遠い空の向こうに 』   <WOWOW> 
1999年/アメリカ/108分 
【監督】ジョー・ジョンストン


元NASA技術員、ホーマー・ヒッカムの自伝を基に、
ロケット作りに夢を賭ける高校生の姿を描いた青春ドラマ







"とにかく泣ける感動もの"と言う触れ込みに
天の邪鬼の私は逆に手が出せずこれまで見逃していたが
そんな食わず嫌いだった自分を殴りたい程047.gif
爽やかで感動的な作品だった。

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そして評判通り、泣いた、泣いた。
こんなにも幸せな気持ち(と少しの寂しさ)で泣いたのは久しぶり。

★★★★☆
『 ムーンライト・マイル 』     <WOWOW> ★★★
    2002年/アメリカ/118分    【監督】ブラッド・シルバーリング
結婚式直前に婚約者を事故で失った青年と婚約者の両親の微妙な関係
愛する人を突然失った悲しみからの再生を描く人間ドラマ。
正直内容的にはそれほどでもないけれど
ジェイク・ギレンホール、ダスティン・ホフマン、スーザン・サランドンの演技合戦は観る価値あり。
一服の清涼剤の様なエレン・ポンピオもよかった。
『 素敵なウソの恋まじない 』     <WOWOW> ★★★
    2015年/イギリス/88分   【監督】ダーブラ・ウォルシュ
想いを寄せる女性を喜ばせようと奮闘する内気な老人
このところ愛されキャラが続いているジュディ・デンチが今回も可愛い~056.gif
恋するダスティン・ホフマンも可愛いし、わちゃわちゃ出てくるカメさんたちもこれまた可愛い。
ほのぼのほっこりラブストーリー。
『 Dearダニー 君へのうた 』     <WOWOW> ★★★
    2015年/アメリカ/107分    【監督】ダン・フォーゲルマン
往年のスター歌手のもとにある日届いた一通の手紙
アル・パチーノは歌わない方が素敵←こら
作品としては正直イマイチだけど、ラストショットは好き。
『 駆込み女と駆出し男 』     <WOWOW> ★★☆
    2015年/日本/145分    【監督】原田眞人
離婚を望む女性たちが駆け込む縁切り寺
う~ん、いい話だとは思うけど、実は私は原田眞人監督が苦手なのだった←だったら観るな
しかーし!眉なし&鉄漿の満島ひかりがあまりに艶っぽくて
初めてお歯黒に人妻の色気を感じていた当時の人たちの気持がわかった。
『 国際市場で逢いましょう 』     <WOWOW> ★★★
    2014年/韓国/127分    【監督】ユン・ジェギュン
朝鮮戦争で父や末の妹と生き別れになった男の人生
韓国版『フォレスト・ガンプ』。
一人の男の人生を通して描く激動の近代韓国史。
主人公たちの老けメイクの酷さ(『J・エドガー』に匹敵する)が感動に水を差して、何とも惜しい。
『 さよなら、人類 』     <WOWOW> ★★★☆
    2014年/スウェーデン/ノルウェー/フランス/ドイツ/100分  
    【監督】ロイ・アンダーソン
面白グッズを各地で売り歩く2人組の中年セールスマン
原題は「En duva satt pa en gren och funderade pa tillvaron(実存を省みる枝の上の鳩」
これがどうやったら『さよなら、人類』になるのさ?と思ったら
シュールさ、不条理感、ブラックなユーモア、滑稽さと物悲しさ、と
この世界観はある意味、まさしく"たま"だった。邦題付けた人、グッジョブ049.gif



『 ルック・オブ・サイレンス 』     <WOWOW> ★★★★
    2014年/デンマーク/インドネシア/ノルウェー/フィンランド/イギリス/104分 
    【監督】ジョシュア・オッペンハイマー
1965年のインドネシアの大虐殺事件の被害者と加害者との対峙
前作『アクト・オブ・キリング』はとても衝撃的な作品だったけれど
こちらは更に、静かに、深く、鋭く、内面に切り込んで行く様な作品で
ハンナ・アーレントの「悪の凡庸さ」を見る思い。
感情を押し殺した様なアディの表情と跳びはねる豆が印象的。
『 黒の魂 』     <WOWOW> ★★★☆
    2014年/イタリア/フランス/109分   【監督】フランチェスコ・ムンズィ
巨大犯罪組織「ンドランゲタ」の拠点、イタリア南部のカラブリア州に生まれた3兄弟
地味ながら重厚でなかなか見応えあり。
長男の怒りの矛先が息子を殺した相手ではなく兄弟たちに向く気持は解らないでもないけれど、
正直あの(バカ)息子は自業自得ではないだろうか。
実直な長男が実は一番マフィア向きだったのでは?と思わせるラストが何とも皮肉。
『 極悪の流儀 』     <WOWOW> ★★☆
    2015年/アメリカ/93分   【監督】ウィリアム・モナハン
ハーヴェ砂漠で偶然出会った2人の男
ギャレット・ヘドランドの甘い顔に似合わぬ渋い声に
うっとりと目を閉じて(←顔はどうでもいいのか)聞き入ってしまい
そのままうとうと(mー_ー)m.。o○ zZZZで結局観終わるのに3日もかかってしまった^^;
『 アノマリサ 』     <WOWOW> ★★★
    2015年/アメリカ/91分    【監督】チャーリー・カウフマン
ストップモーションアニメで描く“中年の危機”
CGと見紛うばかりに滑らかな動きの人形たちが演じる人間の生々しくて滑稽な性。
主人公の心の中を表す同じ顔、同じ声の演出はアニメーションならでは。



『 シンプル・プラン 』     <WOWOW> ★★★☆
    1998年/アメリカ/122分    【監督】サム・ライミ
思わぬ大金を手に入れることになった3人の男たちの運命
冒頭の台詞「男にとって本当に必要なものとは
" 愛する妻、真っ当な仕事、尊敬してくれる友人"」がラストしみじみ効いてくる。
男たち3人よりむしろ奥さんの変貌にお金の力の恐ろしさを感じる。
『 独裁者と小さな孫 』     <WOWOW> ★★★★
    2014年/ジョージア/フランス/イギリス/ドイツ/119分   
    【監督】モフセン・マフマルバフ
政変により権力の座を追われた老いた独裁者とその幼い孫の逃避行
ラスト、波打ち際で踊る孫を見ていたら、
何故か唐突にイ・チャンホ監督の『旅人は休まない』のラストを思い出した。
ロードムービーと言う以外は何の共通点もないのだけれど。
『 マックィーンの絶対の危機(ピンチ) 』     <WOWOW> ★★★
    1958年/アメリカ/83分    【監督】アーヴィン・S・イヤワース・ジュニア
地球に落下した隕石から現われたアメーバ状の怪物
『ブロブ/宇宙からの不明物体』の元ネタってことで、よくあるアメーバものだが、
高校生役のマックィーンが新鮮。エンドマークの後の「?」に爆笑w
『 突撃隊 』     <WOWOW> ★★★★
    1962年/アメリカ/90分   【監督】ドン・シーゲル
第2次世界大戦中のヨーロッパ戦線、あるアメリカ軍歩兵分隊の運命
さすがはドン・シーゲル。低予算作品ながら娯楽性も十分な戦争映画の秀作。
唐突過ぎるくらい潔いラストが好きだ。
『 戦う翼 』     <WOWOW> ★★
    1962年/イギリス/アメリカ/106分   【監督】フィリップ・リーコック
第2次世界大戦中、イギリスの空軍基地に駐屯する米空軍の兵士たち
原題が『 The War Lover 』ってことで、何となく嫌な予感はしていたけれど、
まさかこれほどベタな恋愛ものだったとは。^^;
マックィーンのキャラが先に観た『 突撃隊 』とまる被りなのに
こちらのキャラには全く魅力を感じないのは、単に私が恋愛映画嫌いだからか。
『 サスペクツ・ダイアリー 』     <WOWOW> ★★★
    2015年/アメリカ/87分    【監督】パメラ・ロマノウスキー
実父から虐待を受けた記憶を持つ作家
サスペンスを連想させる邦題とは違う人間ドラマ。
人の記憶がいかに当てに出来ないかを思い知らされる。
『 悪のクロニクル 』     <WOWOW> ★★★
    2015年/韓国/103分   【監督】ペク・ウナク
不可抗力で殺人を犯してしまった、昇進を目前にした刑事
最近主演や主役級が続いているソン・ヒョンジュ。
決してイケメンとは言えないただのオジサン(←失礼)だけれど
どんな役をやっても味があって、人気があるのも納得。
『 アメリカン・ドリーマー 理想の代償 』     <WOWOW> ★★★☆
    2014年/アメリカ/125分   【監督】J・C・チャンダー
成功と挫折の一歩手前で揺れ動く野心的実業家の運命
ラストで「やめろぉ!そこで撃ったらタンクに穴が開くだろうがぁ!」
と思ってしまった私はとことん人でなし。
『 ドローン・オブ・ウォー 』     <WOWOW> ★★★☆
    2014年/アメリカ/103分   【監督】アンドリュー・ニコル
ドローンの操縦士としてテロリスト掃討作戦に参加する兵士
ゲームセンターでスカウトされ、実際の飛行経験もないまま、
遠く離れた国の遥か上空から爆撃のスイッチを押す若者たちにとって、
人の命の重さはゲームセンターでのそれとどれほどの差があるのだろうか。

by hasikkoami | 2016-10-26 08:13 | お茶の間鑑賞
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公式サイト
2016年 アメリカ
上映時間 96分
監督 クリント・イーストウッド


155人の命を救い、

容疑者になった男。





以前からその傾向はあったものの
最近ますますハリウッドの大作系に食指が動かなくなってきた。
それはたとえイーストウッド作品とて同じことで
これもさして観たいと思っていたわけではなく
他に鑑賞予定の作品がなかったから選んだに過ぎない。
しかし、これは本当に観てよかった。

イーストウッドだから単純なヒーローものではなく
後で"ずーん"とか"どーん"とか←語彙が貧困過ぎ
くる作品なんだろうなぁと思っていたら
実にシンプルでストレートな感動もので
『ジャージー・ボーイズ』と言い、80歳を超えて尚この意外性。
イーストウッドはやっぱり凄い。

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この事故のことは、
当時ニュース映像で見た映像と共によく憶えているが
全米がサリーフィーバーに沸くその裏で
あんなことが起こっていたとは。。。

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魔の208秒間を沈着冷静に切り抜けながらも
時間が経つにつれ自らの判断に自信を失い
追い詰められて行く姿に彼の人間性を感じ
ホテルに入った後も制服にこだわる姿は
常に職務を全うしようとする気持の表れに見えた。

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地味ながら最後で美味しいところをさらって行く
アーロン・エッカートもよかったし
落ちて行く機内で「 Head down! Stay down!」と
冷静に言い続けるスタッフ、乗客、救助にあたった人々、
皆が自分のやるべきことをやったからこそ起きた奇跡に
素直に感動した。

★★★★

by hasikkoami | 2016-10-02 19:48 | 映画館