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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「 すべての見えない光 」

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アンソニー・ドーア∥著
藤井 光∥訳
新潮社 2016.8

目の見えない少女と、ナチスドイツの若い兵士。2人の運命が、フランスの海辺の町で交差する-。時代に翻弄される人々の苦闘を、彼らを包む自然の荘厳さとともに、温かな筆致で繊細に描き出した感動巨篇。


深く、深く、心を揺さぶられた。

やがて交差するその時に向かって、
時間と場所を行きつ戻りつしながら語られる物語は
あまりにも残酷で、あまりにも美しくて。
読んでいる途中何度も息が詰まりそうになって、
目を閉じ、呼吸が落ち着くのを待っては再び読み始める...の繰り返し。
500頁を超える長編だけれど、その頁数以上の重みと充足感を与えてくれた。
by hasikkoami | 2016-11-16 07:51 | 図書館