「 誰もいないホテルで 」
ペーター・シュタム∥著
松永 美穂∥訳
新潮社 2016.7
森の中のホテルで出会った不思議な女性。ロック・フェスティバルを見物に来た近所の若い農夫-。「ふつうの人たち」の人生にある日訪れる、驚き、悲嘆、喜びを、研ぎ澄まされた文章で繊細に映し出す10篇を収録。
淡々と静かで、不思議な余韻の残る短編集。
登場人物たちは皆どこにでもいる「ふつうの人たち」だけれど、
皆どこか寂しげで物悲しく、その孤独感に共感する。
森の中のホテルで出会った不思議な女性。ロック・フェスティバルを見物に来た近所の若い農夫-。「ふつうの人たち」の人生にある日訪れる、驚き、悲嘆、喜びを、研ぎ澄まされた文章で繊細に映し出す10篇を収録。
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