『 6才のボクが、大人になるまで。 』

公式サイト
2014年 アメリカ
上映時間 165分
監督 リチャード・リンクレイター
すべての瞬間に、
「大切」が宿っている。
青い空 白い雲 緑の芝生
寝転び、空を見上げる少年
Coldplay の 「 Yellow 」
はい、もうこの卑怯なオープニングでノックアウト(笑)
後はただ、一人の少年の“ BOYHOOD(少年時代)”
人生において最も多感で瑞々しい12年間を静かに見守るだけ
引越し、母の再婚、義父の暴力
大人の都合に振り回されながら成長していく子供たち
それに伴い歳をとっていく大人たち
時間は途切れない
一瞬とは常に今この瞬間のこと
この作品だけでなく、『ビフォア』シリーズにも通じるラストのこの台詞が
リンクレイター監督が追い続けるテーマなんだろうな

映画はここで終わるけれど
彼らの時間はこれからもずっと流れて行くんだね
★★★★☆
< 本日の気になる脇役 >
メイソンパパの音楽仲間ジミー

どこかで見た顔だなぁ...と思ったら・・・
チャーリー・セクストンじゃないかー!

ちなみに、こちら は映画ではなく現在のチャリ坊(笑)


メイソンパパ曰く「ジミーは今でもモテる」
そりゃそうでしょうよ

そういう映画でした。
アメリカの普通の家族の風景って、
やっぱり、あんな風に複雑な親戚関係なんでしょうね。
離婚しても親子は親子だし。
>彼らの時間はこれからもずっと流れて行く
ドキュメンタリーでないけどそんな感じ。
リアルにこだわる映画・・・その究極なのでしょうか?
>アメリカの普通の家族の風景って、
>やっぱり、あんな風に複雑な親戚関係なんでしょうね。
最近のアメリカの映画やドラマでは、子供たちは週末どちらかの親と過ごす、
と言うのが当たり前になっていて、むしろ昔ながらの親子関係の方が珍しい位ですよね^^;
>リアルにこだわる映画・・・その究極なのでしょうか?
「ビフォア」シリーズで、アドリブにしか思えないような
自然体の台詞の応酬が実は全て台本通りだったと知り、
この監督さん、かなりこだわるタイプなんだな~と思いましたが、
まさに、ここまでやるか!?ですね(笑)

もちろん、そのまさかです(爆)
確かにこの画像だと若干むさくるしいですが、
映画ではとてもイイ感じに成長してます。
ラストなんて、本当にイイ男になったなぁ...と感慨深いですよ。