「夢ほりびと」
池永 陽【著】
文藝春秋 (2010/01/10 出版)
佐伯は中堅どころの印刷所に勤めていたが、会社からリストラされたことを家族に言い出せず、ある日家出をしてしまう。当てもなく歩き続け、辿り着いた崩壊寸前の洋館。そこには世を拗ねる変わり者たちが住み着いていた…。
サクサクと読み易いけれどなんだかなぁ・・・
タイトルは「夢ほりびと」だけど
彼らが掘ってるのは夢なんかじゃなくて
ただ現実から逃げる為の時間稼ぎにしか思えなかった。
特に佐伯は最低。こんな夫、帰って来ない方が絶対幸せだよ。
by hasikkoami
| 2010-03-01 20:29
| 図書館