「秋月記」
葉室麟/著
角川書店 2009年01月
専横を極める家老を排除した間小四郎。藩政の刷新に情熱を傾けようとするが、家老失脚の裏には福岡藩の策謀があった。藩財政は破綻寸前にあり、仲間との絆も揺るぎ始める。小四郎はひとり、捨て石となる決意を固めるが…。
このところ読んでる時代小説は軽めのものばかりだったので久々に読む正統派。
各誌で絶賛されてるらしい、ってことでちょっと期待しすぎたか。
主人公の青春時代はそれなりに面白かったけれど
実際に権力を握ってからがわりとあっさりしていて少々物足りなかった。
by hasikkoami
| 2009-10-01 18:59
| 図書館