「ファミリーポートレート」
桜庭一樹/著
講談社 2008年11月
あなたとは、この世の果てまでいっしょよ。呪いのように。親子、だもの。ママの名前は、マコ。マコの娘は、コマコ。「コマコ、逃げるわよ」というママの掛け声で、想像を絶する数奇な運命と物語が動き出す−。
なぜだろう
読むことがこれほど辛いのになぜ読むのを止められないんだろう
「私の男」の時もそうだったけれど
最低・・・こんなの愛でも何でもない・・・そう否定して、軽蔑して・・・
それでもズルズル引きずられるように読んでしまう
これが桜庭一樹の力なのかな