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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

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アントニオ・G.イトゥルベ∥著
小原 京子∥訳
集英社 2016.7

アウシュヴィッツ強制収容所に、囚人たちによってひっそりと作られた秘密の図書館。本の所持が禁じられているなか、図書係をつとめる14歳の少女ディタは、命がけで本を隠し持ち…。実話に基づく物語。

可愛らしい表紙からは想像も出来ないほどの壮絶な物語。
本の持つ意味と力について深く考えさせられ、
絶望の果てに射す希望の光が実話だと言うことに救われる。
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# by hasikkoami | 2016-11-13 12:22 | 図書館 | Comments(0)
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辻村 深月∥著 
毎日新聞出版 2016.8


昭和46年、新館への建て替えを経た東京會舘。緊張で肩を震わす舞台女優、東日本大震災の日、直木賞授賞を知らされた父子…。東京會舘の歴史を下敷きとした、優しさと慈しみに満ちた物語。『サンデー毎日』連載を単行本化。

感想としては上巻とほぼ同じ。
上下巻通して個人的には、客視点より職員視点の話の方が面白かった。
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# by hasikkoami | 2016-11-10 07:47 | 図書館 | Comments(0)
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辻村 深月∥著
毎日新聞出版 2016.8


大正11年、丸の内に落成した国際社交場・東京會舘。海外ヴァイオリニストのコンサート、灯火管制下の結婚式、未知のカクテルを編み出すバーテンダー…。“會舘の人々”が織り成すドラマ。『サンデー毎日』連載を単行本化。

東京會舘に行ったこともなく、何の思い入れもない私。
良い話だとは思うけれど、登場人物たちが皆上流のお上品な人たちでばかりで、
根っから庶民の私には、残念ながら今ひとつ入り込めず...^^;
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# by hasikkoami | 2016-11-10 07:45 | 図書館 | Comments(0)
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エトガル・ケレット∥著
秋元 孝文∥訳
新潮社 2016.4

愛しい息子の誕生から、ホロコーストを生き延びた父の死までの、悲嘆と哄笑と祈りに満ちた7年。イスラエルに暮らす一家に訪れた激動の日々を、深い悲嘆と類い稀なユーモア、静かな祈りを込めて綴った36篇の自伝的エッセイ。

凄く、凄く、よかった。

息子の誕生から父の死までの7年間を綴った36篇のエッセイ。
テロ、イスラエルの現状、ユダヤ人としてのアイデンティティ。
テーマはとても複雑で重いけれど、そこにさりげなく寄り添うユーモアには思わず笑ってしまう。
そんな著者の人柄が表れている日本の読者へのメッセージもいいなぁ。


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# by hasikkoami | 2016-11-09 07:57 | 図書館 | Comments(0)
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アミの会(仮)∥編
有栖川 有栖∥著
原書房 2016.6

有栖川有栖、小林泰三、篠田真由美、柴田よしきなど、人気作家8人による、「毒殺」縛りの書き下ろし短編集。致死量に詳しすぎる女、身近な毒…。
サスペンスから本格まで、バラエティ豊かな作品を収録。

様々なジャンルで活躍する女性作家の集まり
"アミの会(仮)"による短編アンソロジー第2弾。(今回はゲスト?で男性2名が参加)
前作同様さらっと読み易い半面、今一つガツンくる作品がないのが残念。
そんな中、一番好みだったのは松村比呂美さんの「ナザル」。
光原百合さんの「三人の女の物語」も『マレフィセント』ぽくて面白かった。

ところで以前、恒川光太郎さんの「スタープレイヤー」でもそうだったように、
今は本にもプロモーションビデオが作られるのね~時代だなぁ。


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# by hasikkoami | 2016-11-09 07:53 | 図書館 | Comments(0)