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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

d0098286_1410774.jpg宮部 みゆき/著

江戸深川北町の通称”鉄瓶長屋”を舞台に繰り広げられる
人情味溢れる連作時代劇ミステリー。


私は宮部みゆきは断然時代物だと思っている。
彼女の描くキャラクターはどんよりとした現代より
からっとした江戸下町の方がよく似合う。


時代劇専門作家(と言うのかは知らないが)の作品とは少し違う軽やかな江戸の風情が
生き生きとした人物像を一層引き立て
今はもう失われてしまった人情に泣いたり笑ったり出来る。
NHKの時代劇枠あたりでドラマ化されないかと思ったらラジオドラマになっていた。
弓ノ助がコナンくんなのはちょっとやり過ぎのような気もするが
ラジオドラマならではの何とも豪華なキャスト。しかし有料配信・・・^^;
仕方ない。このキャストを頭に入れてもう一度読み直すか(笑)
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# by hasikkoami | 2007-02-08 14:15 | 図書館 | Comments(0)
d0098286_2344436.jpg2006年 アメリカ
上映時間 152分
監督 マーティン・スコセッシ


オリジナルに対する思い入れが強いほど
リメイクはたとえどんなに良い出来だろうと気に入らないもの
どうせ気に入らないのなら初めから観なければいいのだが
これまたオリジナルに対する思い入れが強いほど
リメイクが気になるのもまたファンの性・・・



『インファナルアフェア』と設定もエピソードもほぼ同じでまるで同じシーンも多々あり
しかし変更や追加(?)された部分もあり(何よりラスト!)受ける印象はかなり違う
香港版が無間地獄に落ちた人間の苦悩や悲しみを描いたノワールものなのに対し
ハリウッド版はサスペンス溢れる娯楽作と言う感じ
上映時間152分とオリジナルより50分も(!)長く
主役の二人の生い立ちや任務に就くまでを丁寧に描いているのでその点では分かり易いが
長くした分内容が濃くなっているかと言うと・・・^^;
「何時になったら任務に就くんじゃ~!?」と突っ込みたくなる前半は少々長すぎ
後半は反対にテンポ良すぎて端折ってると感じる程
娯楽作としては悪くはないと思うけど
これがスコセッシ監督の最大のヒット作って言うのはな~・・・^^;
まあ「映画はやっぱりハリウッド!香港映画はちょっと・・・」
と言う方には充分楽しめる作品だと思う
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# by hasikkoami | 2007-02-03 00:01 | 映画館 | Comments(4)
d0098286_084710.jpgスティーヴン・キング/著
池田 真紀子/訳

テキサスのスティーヴン・キング(ランズデール)が続いたので
お次は本家を・・・






母と兄の3人でハイキングに出掛けた9歳の少女トリシアが森で迷子になる
ただそれだけの話なのだが、とにかく怖い
と言ってもキングお得意のホラーではなくサバイバル小説なのだが
極度の方向音痴である私にとって森で迷子になるなんて
お化けに遭遇するよりはるかに恐ろしいのだ
携帯ラジオから流れる野球中継と
憧れの野球選手トム・ゴードンとの空想の中での会話を心の支えにして
持てる限りの知恵と気力で悪夢のような森から脱出しようとする主人公は
ご丁寧にも息子(下)と同い年・・・もう感情移入しまくり
しかしどう考えても息子にはトリシアのような知恵も気力も期待出来ない
今度ハイキングに出掛けることになったら家族4人腰紐で結ばねば・・・
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# by hasikkoami | 2007-02-01 10:33 | 図書館 | Comments(0)
d0098286_23155256.jpg2007年 日本
上映時間 143分
監督 周防正行

周防監督はだてに11年も遊んでたわけじゃなかった(笑)
これまでの作品の様に後味の良いコメディではないけれど重いテーマを丁寧に描きながらも
きちんとエンターテイメント作品になっている
そして色々な意味で”目から鱗”の作品だった
恥ずかしながら今まで私は
”限りなく黒に近い灰色”は”黒”にすべきだと思っていた
むしろそれを”白”とすることこそ
事なかれ主義の怠慢だとさえ思っていた
「疑わしきは罰せず」どころか
「疑わしきは(とりあえず)罰しておけ」だ

「十人の真犯人を逃すとも一人の無辜(むこ)を罰するなかれ」

この言葉を心に刻まなくてはいけないのは私だ

それにしても世の男性たちは満員電車に乗ったら最後
たとえ服が扉に挟まろうが、靴が片方脱げようが、財布を掏られようが
とにかく何があろうとじっとしていなくてはならない・・・らしい(^^;)
ああ、夫が電車通勤じゃなくて本当によかった・・・
もし夫が痴漢容疑で捕まったとしても、私はきっと刑事以上に疑ってかかるだろうから(笑)
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# by hasikkoami | 2007-01-27 23:27 | 映画館 | Comments(10)
d0098286_073054.jpgジョー・R.ランズデール/著 
北野寿美枝/訳

何か一冊気に入るとその著者の作品を飽きるまで手に取る
だから読む本の幅が一向に広がらないのよねぇ・・・

舞台は1930年代、テキサス東部の小さな町
人種差別や女性蔑視の中
陰謀に立ち向かう新米女性治安官の物語


美人でセクシーでタフな主人公が魅力的
彼女の自分に正直な生き方には憧れる
でも彼女に降りかかる様々な危機って結局のところ
全て彼女の男を見る目の無さが招いたような気がしないでもない・・・(^^;)
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# by hasikkoami | 2007-01-26 23:43 | 図書館 | Comments(0)

by hasikkoami