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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

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アンソニー・ドーア∥著
藤井 光∥訳
新潮社 2016.8

目の見えない少女と、ナチスドイツの若い兵士。2人の運命が、フランスの海辺の町で交差する-。時代に翻弄される人々の苦闘を、彼らを包む自然の荘厳さとともに、温かな筆致で繊細に描き出した感動巨篇。


深く、深く、心を揺さぶられた。

やがて交差するその時に向かって、
時間と場所を行きつ戻りつしながら語られる物語は
あまりにも残酷で、あまりにも美しくて。
読んでいる途中何度も息が詰まりそうになって、
目を閉じ、呼吸が落ち着くのを待っては再び読み始める...の繰り返し。
500頁を超える長編だけれど、その頁数以上の重みと充足感を与えてくれた。
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# by hasikkoami | 2016-11-16 07:51 | 図書館 | Comments(2)
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J.K.ローリング∥作
松岡 佑子∥訳
静山社 2014.5

「ハリー・ポッター」の物語に登場する魔法動物が大集合! ホグワーツ魔法魔術学校の教科書を、ハリーたちの落書きまで再現して複製。88の魔法動物の生態を収録する。

まもなく公開する『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の予習として。
(と言いつつ観に行くかどうかは不明←おい)
手のひらサイズの可愛らしい装丁で、ハリーの教科書と言う設定なので、
ダンブルドア校長の前書きや、ところどころにあるハリーとロン
(ロンは自分の教科書を無くしてハリーのを借りてる)
の落書きなんかもファンにとっては楽しい。
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# by hasikkoami | 2016-11-16 07:48 | 図書館 | Comments(0)
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ケイトリン・ドーティ∥著
池田 真紀子∥訳
国書刊行会 2016.8

初めてひげ剃りをした死体のことを、女は死ぬまで忘れない。ファーストキスや初体験以上に…。火葬技師見習いとして就職した初日から一人前の葬儀屋になるまでの日々と、そこから得た哲学を本音で熱く語る回想録。


テーマがテーマだけに、こんな感想は不謹慎かもしれないけれど

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まさしく、涙と笑いの葬儀屋奮闘記。

ただ面白いだけじゃなく、とても哲学的で深い内容でもあり、
今やすっかり火葬文化が根付いている日本人には
驚く様なことや不思議に思えることも多かった。
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# by hasikkoami | 2016-11-14 08:05 | 図書館 | Comments(0)
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R.J.パラシオ∥作
中井 はるの∥訳
ほるぷ出版 2015.7

生まれつき顔に障害があるオーガストは、10歳で学校に通うことになったが、生徒たちは彼の顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて避けるようになる。一方で、オーガストの話を面白がる同級生は少しずつ増えていき…


今年の初めに読もうと思いつつぐずぐずしていて、
ようやく夏前に地元図書館で検索をかけたら引っかからず、
あれ?前は確かにあったはず...と不思議に思っていたら
今年の小学校高学年用課題図書だった為、
夏場の3ヶ月間は利用制限がかかっていた模様。
てことで秋になるのを待って借りてきた。

"泣ける感動もの"と聞くとついつい敬遠してしまう私だけれど、
『遠い空の向こうに』同様、そんな天邪鬼な自分を反省させられる、心洗われる作品だった。
すでに映画化が決定していて、オーガスト役は
『ルーム ROOM』で観客の涙を搾り取ったジェイコブ・トレンブレイくん。
(大泣きしそうで怖いけど、観たい!)
それに本国ではスピンオフ作品も出ているようで、そちらの邦訳も待ち遠しい。
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# by hasikkoami | 2016-11-14 08:01 | 図書館 | Comments(5)
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ペーター・シュタム∥著
松永 美穂∥訳
新潮社 2016.7

森の中のホテルで出会った不思議な女性。ロック・フェスティバルを見物に来た近所の若い農夫-。「ふつうの人たち」の人生にある日訪れる、驚き、悲嘆、喜びを、研ぎ澄まされた文章で繊細に映し出す10篇を収録。

淡々と静かで、不思議な余韻の残る短編集。
登場人物たちは皆どこにでもいる「ふつうの人たち」だけれど、
皆どこか寂しげで物悲しく、その孤独感に共感する。
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# by hasikkoami | 2016-11-13 12:24 | 図書館 | Comments(0)