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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

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公式サイト
2015年 イギリス
上映時間 97分
監督 ジュリアン・ジャロルド


ティアラを置いた、

世界が輝いた。





エリザベス女王が19歳の王女時代に、
非公式に一夜の外出を許された実話を基にしたファンタジー。

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サラ・ガドンはこれまで、
クローネンバーグ父子やドゥニ・ビルヌーブと言った
少々癖のある作品が多かったので(私が大作系を見てない所為もある)
その美貌と相まって、ミステリアスで近寄りがたいイメージがあった。

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それがこの作品では、気品溢れる美しさの中にも愛らしさがあり魅力炸裂
ラストの「他言無用よ」にズキューン(死語)とこない人はいないでしょ!

生真面目な姉エリザベスとは正反対の
自由奔放な妹マーガレットを演じたベル・パウリーも
負けず劣らずチャーミング(これまた死語)で

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護衛2人の何とも憎めないダメっぷりや
国王一家の仲睦まじさにも思わず頬が緩む、
ほのぼのとしてとても後味のいい作品だった。

★★★☆

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by hasikkoami | 2016-11-04 07:52 | 映画館 | Comments(2)
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公式サイト
2016年 日本/フランス
上映時間 119分
監督 深田晃司


あの男が現れるまで、

私たちは家族だった





ある日突然現れた一人の男によって
崩壊して行く家族の物語。

いや~怖かった~。
ヘタなホラーなんか目じゃないわ...(||゚Д゚)...

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浅野忠信の"棒読み&能面"が
男の底知れぬ不気味さと存在感を際立たせ、
『百円の恋』の安藤サクラに匹敵する
筒井真理子の女優魂も素晴らしかった。

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しかし何より私が恐ろしかったのは
前半あまり生気が感じられなかったのに
後半、妙に生き生きとしだした夫が口にした
「ほっとした」と言う言葉。

娘が受けた残酷な運命が
まるで自分の禊(みそぎ)であったかの様に言う、
そのさばさばとした表情に背筋が凍りついた。

まさしく、人の心の深い闇を覗く
"淵"に立たされた気分だった。

★★★☆

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by hasikkoami | 2016-11-03 09:45 | 映画館 | Comments(0)

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