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本と映画と時々音楽

<   2016年 02月 ( 8 )   > この月の画像一覧

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公式サイト
2014年 アメリカ
上映時間 142分
監督 リドリー・スコット


70億人が、

彼の還りを待っている。





リドリー・スコットがこんなにも軽やかで
ユーモラスな作品を作るとはちょっぴり意外005.gif


火星に一人取り残された男

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次の火星探査機が来るのは4年後
通信手段もなく、食料も僅か

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そんな絶望的状況下でのサバイバル映画だと言うのに
そこにあるのは危機感ではなく、ゆる~いユーモア

ワトニーの状況とドンピシャの
「船長の音楽の趣味って最悪~050.gif」by ワトニー
70年代のディスコミュージックがまた最高060.gif

絶妙のタイミングでかかる"Don't Leave Me This Way"
"Hot Stuff"や"I Will Survive"なんて、も~爆笑ものww
(デヴィッド・ボウイにはちょっとしんみりしたけど;;)

ゴールデン・グローブ賞が"ミュージカル/コメディ部門"って
え??と思ったけれど、これなら納得(笑)

おかげで只今私の頭の中では
70年代ディスコミュージックがエンドレスなのでした(笑)



★★★☆

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by hasikkoami | 2016-02-13 19:58 | 映画館 | Comments(6)
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岸本 佐知子 他∥著
文藝春秋 2015.12

ドストエフスキーの「罪と罰」を読んだことがない4人が、果敢かつ無謀に挑んだ“読まない”読書会。僅かな手がかりから内容を推理、その後みっちり読んでから朗らかに語り合う


私は"読書会"というものに多大なる憧れを抱いている。
何かとっても高尚な感じがするじゃないですか?(笑)
映画の座談会にはヲタクが多そうだけれど(←凄い偏見)
読書会は知性と教養に溢れた人が多そうな気がするのよね。
(って私はどっちも未経験なんだけど)

さて文豪ドストエフスキーの「罪と罰」。
当然ながら私は未読ですが(自慢げに言うことではない)
これは僅かな手がかりから内容を推理する「読まず」に「読む」読書会なので大丈夫。

いや~笑った笑ったww

もうね~人前では絶対読んじゃいけないレベルの本ですよ!
そして散々笑った後は、三浦しをん氏のあとがきに涙することに...
「読む」は、始まっている。
「読む」は、終わらない。
座右の銘にさせていただきます。040.gif

「本」てこんな楽しみ方も出来るんだ005.gifと目からウロコの1冊です。
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by hasikkoami | 2016-02-09 21:54 | 図書館 | Comments(4)
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ジョン・ウィリアムズ∥著
東江 一紀∥訳
作品社 2014.9
ストーナーは、数々の苦難に見舞われつつも、運命をつねに静かに受け入れ、かぎられた条件のもとで可能なかぎりのことをして、黙々と働き、生きてゆく−。生きづらさを抱えた不器用な男の日常を温かなまなざしで描く長編小説。


一言で言えばとても地味な小説。
文学の魅力に取り憑かれた1人の男の人生を淡々と描いているだけ。
しかし派手さとは無縁の文章であるにもかかわらず
小説を読む醍醐味を堪能出来る作品でもある。
そして男のごく平凡な人生は、そのまま現代を生きる私たちの人生に通じており
静かに深く私たちの心を揺さ振り、だからこそ、50年前に書かれたこの小説が
今になって世界中に静かな熱狂を巻き起こしているのだろう。
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by hasikkoami | 2016-02-09 21:39 | 図書館 | Comments(0)
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大崎 梢 他∥著
文藝春秋 2015.11


あなたの捨てたいものは、何ですか? ミステリーからファンタジー、恋愛、ホラーまで、人気女性作家の書き下ろしによる9つの「捨てる」物語


本を読んでいるとどうしても同じ様な作家さんの作品ばかりを手にとってしまう。
新規の作家さんに挑戦したいけれど、いきなり長編はちょっと勇気が・・・
ってことでこの手のアンソロジーはありがたい。
ただ、様々なジャンルで活躍する女性作家9人による今回の短編集。
エンターテインメント性たっぷりでとても読み易いのだが
残念ながら「これ!」と言う作品がなく、新規開拓には至らず...^^;

しかしながら近藤史恵さんによるあとがきに収穫が!
このアンソロジーを編んだ女性作家の集まり「アミの会(仮)」と言うネーミングについて
"フランス語でamiは友達(女性形はamieですが)という意味や「親しげである」という形容詞"
とあるではないか!自分のハンドルネームに使っていながら全く知らなかったわよ。
そう言えばスペイン語でアミーゴも友達だよね。
いや~我ながらなかなかいいハンドルネームではないか!と自画自賛したりして(笑)
(男性形ってところも私らしいしね)
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by hasikkoami | 2016-02-07 19:12 | 図書館 | Comments(0)
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岸本 佐知子∥編訳
河出書房新社 2015.10

親友は、ブタの貯金箱。私の弟は、私の腰から生えている。僕の家は宇宙人に侵略された、絶対に…。あの頃わたしたちは、孤独で、弱くて、ひねくれていて、とても〈変〉だった。名翻訳者が見つけ出した現代“子供”文学12編。


普通、子供を主人公した作品を集めた短編集と言えば
可愛らしかったり、ほのぼのする作品を想像するけれど
そこは岸本佐知子さんだもの、そんなありきたりなわけないよな~
と思ったら、予想以上のダークさ。
でも私もあとがきの岸本さんと同じで、自分の子供時代を思い出すと
まさに暗黒時代って感じで、絶対に戻りたいとは思わないし
そのくせ、こうして大人になってみると、子供って何考えているか分からなくて苦手...^^;
と思うことも多々あり、だからこのダークさには妙に納得。
でも、最後におとぎ話風の「七人の司書の館」がくることで
読後に優しい余韻が残るのも、これまたいいのよね。
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by hasikkoami | 2016-02-06 14:56 | 図書館 | Comments(0)
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ミランダ・ジュライ∥著
岸本 佐知子∥訳
ブリジット サイアー∥写真
新潮社 2015.8
映画の脚本執筆に行き詰まった著者は、フリーペーパーに売買広告を出す人々を訪ね、話を聞いてみることにした。アメリカの片隅で同じ時代を生きる、ひとりひとりの、忘れがたい輝き。胸を打つインタビュー集。


ミランダ・ジュライの作品は、映画も小説もヒリヒリするような孤独と、
それを優しく包み込むあたたかな視線の両方を感じることが出来て大好き。
本作もそんなミランダ・ジュライの世界を堪能出来る、とても素敵なインタビュー集だった。
そして本作は同時に映画『ザ・フューチャー』製作過程のノンフィクションでもあるので
その点でも興味深かったし『君とボクの虹色の世界』と併せて再見したくなった。
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by hasikkoami | 2016-02-06 14:55 | 図書館 | Comments(0)
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公式サイト
2015年 アメリカ
上映時間 123分
監督 スコット・クーパー


暴かれる!

FBI史上最も黒い闇





ジョニデのハゲ頭とキラキラ072.gifお目々のギャップに
耐えられるかちょっと不安だったのだけれど
そのミスマッチがかえってバルジャーの不気味さを引き立たせていて
やるじゃん!ジョニデ!049.gifと思ったよ(何故上から目線?)

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実録ものなので派手さはないけれど
淡々とした描写がリアルな怖さを感じさせて
『ファーナス 訣別の朝』と同じく、スコット・クーパー監督は
地域に根ざした負の連鎖や闇を描くのが巧いなぁ045.gif


ところで本作はメイン以外のキャストも豪華と言うか贅沢と言うか
ケビン・ベーコンやジュノー・テンプルちゃんなど
え?この人がこの役!?的な配役が結構あって
他にも『マイ・ブラザー 哀しみの銃弾』に出ていて
「誰?!この激渋セクシーなオヤジ?!」とググって知った
セレブ御用達の伝説的タトゥー・アーティスト
マーク・マホーニー
序盤で信号待ち中にバイカーに撃たれて死んじゃう
ほとんど捨てキャラ(言過ぎ)の様な役で出ていてびっくり!

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もっとも今これを読んでいるほとんどの人が
「マーク・マホーニーて誰??」状態だろうと思いますが(笑)

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「DITA」のモデルなんかもやってるカリスマアーティストなのに...
と個人的にはあのシーンが本作で一番衝撃的だったかも...002.gif

見方間違ってます

★★★☆

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by hasikkoami | 2016-02-02 23:11 | 映画館 | Comments(4)
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『 ショート・ターム 』     <WOWOW>
 
2013年/アメリカ/98分    
【監督】デスティン・ダニエル・クレットン


やはり私は大作よりも
こう言うインディーズ系の作品に
より心を揺さ振られる様だ




家庭環境や心に問題を抱えた10代の青少年たちを
一時的に預かる保護施設(ショート・ターム)を舞台にした人間ドラマ

痛みと癒しが優しくとけ合った、とても素敵な作品だった

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どの出演者も皆良かったけれど
特に主演のブリー・ラーソンが素晴らしく
今春公開予定の『ルーム ROOM』が今から待ち遠しい

★★★★★ 


―――― 以下、残りの寸評 ――――
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by hasikkoami | 2016-02-01 22:25 | お茶の間鑑賞 | Comments(4)

by hasikkoami