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本と映画と時々音楽

<   2015年 11月 ( 16 )   > この月の画像一覧

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ケイト・アトキンソン 【著】
青木純子  【訳】
東京創元社(2012/11発売)

ウイットブレッド賞作家が紡ぐ、
読者を時空の歪みに誘い込むような奇妙な味の短編集。

いつの間にか大きくなった飼い猫が、ソファで足を組んでくつろいでいる話や
真面目な青年と彼のドッペルゲンガーの話、事故で死んだ女性が残された家族を見守る話、などなど...
何ともシュールでブラックでユーモラスな不思議ワールド。
結構好きなタイプの短編集だったけれど、
先に読んだ「地球の中心までトンネルを掘る」が素晴らしすぎて、こちらの印象が薄くなってしまった。
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by hasikkoami | 2015-11-29 16:50 | 図書館 | Comments(0)
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村上 春樹 【著】
新潮社(2014/11発売)


図書館の地下のその奥深く、羊男と恐怖と美少女のはざまで、ぼくは新月の闇を待っていた。あの名短篇が、ドイツの気鋭画家によるミステリアスなイラストと響きあう。新感覚アートブック第三弾!


大きな声では言えないが、私は村上春樹の作品を読んだことがない。
村上春樹翻訳のスコット フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーは読んだことがあるものの
子供の頃からミステリと時代物専門の私にはあまりに文学的過ぎて
すっかり翻訳者込みで苦手意識がついてしまったからだ。
しかしタイトルに"図書館"の文字を見つけるとどうにも素通り出来ない性質で、
今回も思わず手に取ってしまった。
幸いにもアートブックなので絵本感覚で読め、苦手意識も多少払拭された様なので、
とりあえずは、このアートブックシリーズから初めてみようかなぁ。。。(ホント今更過ぎるけど^^;)
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by hasikkoami | 2015-11-29 16:49 | 図書館 | Comments(2)
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ケヴィン・ウィルソン 【著】
芹澤恵 【訳】
東京創元社(2015/08発売)
「あなた」だったかもしれない人たちの物語。代理祖父母派遣会社で「祖母」を演じる女性、折りヅルを使う遺産相続ゲームに挑む男たち…どこにでもいそうな人々が送る、ほんの少しだけ「普通」から逸脱した日常

いや~イイ!兎に角大好き!!
登場人物たちは皆どこにでもいそうで、でもどこか普通じゃない人々。
その「普通じゃない」部分にいたく共感してしまう。
シニカルだけどユーモラスで、痛々しいけれど凄く優しい。
とても、とても、好きなタイプの短編集。
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by hasikkoami | 2015-11-29 16:49 | 図書館 | Comments(0)
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フランツ=オリヴィエ・ジズベール【著】
北代美和子 【訳】
河出書房新社(2015/08発売)


アルメニア人大虐殺で家族を失い、殺戮の20世紀を美貌と料理の才を武器に生き抜いてきた105歳の現役料理人の数奇な運命。

個人の人生を通して描く20世紀史、と言う点では
映画『100歳の華麗なる冒険』を思い起こさせる。
(原作の「窓から逃げた100歳老人」は未読)
そして『100歳の~』のアランと、この作品のローズの違いこそ
まさしく男と女の本質的な違いと言う気がする。
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by hasikkoami | 2015-11-28 21:21 | 図書館 | Comments(0)
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ルース・レンデル 【著】
山本やよい 【訳】 
早川書房(2015/08発売)

善意から骨髄移植のドナーになった女性。
路上生活者を狙った殺人鬼──
交わるはずのない道がいまひらき、悪夢が始まる。

今年5月に亡くなったルース・レンデルなので、てっきり遺作かと思いきや1996年の作品。
しかし古さはまるで感じず、冒頭からグイグイ惹きつけられた。
バリバリのミステリではなく、心理サスペンス群像劇と言った感じ。
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by hasikkoami | 2015-11-28 21:15 | 図書館 | Comments(0)
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桜庭 一樹 【著】
文藝春秋(2014/09発売)
少年「梗」を死の淵から救ったのは、竹から生まれた吸血鬼バンブーだった。心優しきバンブーと、彼に憧れる梗との楽しくも奇妙な共同生活が始まる。だが、バンブーにとって、人間との交流は何よりの大罪であった。


とても読み易くて面白い作品だと思う。
私にもう少し乙女心があって、あと30歳若ければ、ハマったのかもしれないが
残念ながら今の私には、少女趣味でブロマンス風味過多な設定が少々甘酸っぱ過ぎた。
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by hasikkoami | 2015-11-28 21:15 | 図書館 | Comments(0)
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重松 清 【著】
講談社(2013/11発売)
1975年、広島カープ初優勝の年。三年連続最下位だったカープは、開幕十試合を終えて四勝六敗。まだ誰も奇跡のはじまりに気づいていない頃、やんちゃな野球少年のヤスと新聞記者志望のユキオは、東京から引っ越してきた“転校のベテラン”マナブと出会った。マナブは周囲となじもうとするが、広島は、これまでのどの街とも違っていた—。

広島カープが悲願の初優勝を果たした1975年。
私は9歳だったが、三塁コーチスボックスで指揮を執る古葉監督が好きで
(愛知県民でありながら密かに)広島を応援していたので、とても嬉しかったのを憶えている。
しかし、当時の広島の人々にとって、この優勝にどれほどの意味があったのか、
9歳の私に解るはずもなく、今回初めてその意義を知ったような気がする。
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by hasikkoami | 2015-11-28 21:14 | 図書館 | Comments(0)
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公式サイト
2015年 アメリカ
上映時間 137分
監督 フランシス・ローレンス


「ハンガー・ゲーム」

ついに完結!






年甲斐も無くハンガー・ゲームにハマってます

どれ位かと言うと
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これくらい(笑)
(FINAL1のBlu-rayは2とセットで買おうと思っているのでまだない)

そして
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ただただ ピータが好き なんです(爆)


原作絡みのネタバレ&無駄に長いです^^;
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by hasikkoami | 2015-11-25 21:22 | 映画館 | Comments(2)
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公式サイト
2015年 フランス
上映時間 107分
監督 マーク・オズボーン



あの王子さまに会いたい。





サン=テグジュペリの「星の王子さま」は
私が生涯のBEST本を選ぶとしたら間違いなくBEST3に入る大好きな作品

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だから

サン=テグジュペリの絵が大きなスクリーンに広がる
オープニングで早くも ☆。*゚+.*.。(感´∀`動)゚+..。*゚+☆

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「星の王子さま」部分を描くストップモーション・アニメは
サン=テグジュペリの素朴であたたかな絵のイメージそのままながら
うっとりするほどに美しく
このまま原作のフルアニメを観たい!!と思わずにはいられなかったけれど

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やわらかな質感で色鮮やかなパートと
無機質でダークな色調のパートを使い分けたCGアニメも見応え十分

女の子が出会うその後の「王子さま」の姿は
かなりちょっとショックだったけれど(笑)
これは「ぼく」が語る「王子さま」の物語ではなく
「私」である女の子の物語なのだから...と納得

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”砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ”

王子さまの言葉がいつまでも胸に残る
優しくて、美しい作品だった

★★★☆

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by hasikkoami | 2015-11-24 21:54 | 映画館 | Comments(4)
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公式サイト
2015年 フランス/ベルギー
上映時間 94分
監督 アントワーヌ・バルドー=ジャケ



世界をダマせ!





アポロ11号の月面着陸映像は、スタンリー・キューブリックによる捏造だった
という都市伝説をベースにしたブラックコメディ

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B級以外の何ものでもないプロットや
オープニングのサイケなアニメは凄く好みだし
60年代の雰囲気や無駄に血みどろの銃撃戦も大好物
エンドロールの跳ねるデブも嫌いじゃない(←おい)

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このビジュアルなんてホント最高!

・・・なんだけど・・・

何故かイマイチ乗り切れず...
決してつまらないわけではないのだけれど
う~ん、なんでだろう...
自分でもよく分からないのよねぇ

★★☆

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by hasikkoami | 2015-11-23 21:54 | 映画館 | Comments(2)

by hasikkoami