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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

<   2015年 05月 ( 19 )   > この月の画像一覧

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公式サイト
2014年 イギリス/ブラジル
上映時間 114分
監督 スティーヴン・ダルドリー

ぼくたちはゴミ山で、

世界の“希望”がつまった

ひとつのサイフを拾った。





どうにも納得出来ない部分や
あまりにご都合主義な展開に
思わず苦笑いしてしまう部分はあるものの
エンタメ要素は抜群で
追いつ追われつの逃走劇にハラハラドキドキ

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そして何より彼らの友情と信念に胸をうたれる


現実は厳しい

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ジュリアード神父が叫んだ様に
誰にも気付かれず
闇に消えて行く子供たちが後を絶たないことも

ラットが夢見る様に語った
貧困も差別もない楽園がこの世には存在しないことも

分かっているからこそ

せめて映画の中でくらい
こんな“希望”が叶えられたっていいよね

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★★★☆

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by hasikkoami | 2015-05-31 22:35 | 映画館 | Comments(0)
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1973年 メキシコ/アメリカ
上映時間 117分
監督 アレハンドロ・ホドロフスキー


今回のホドロフスキー特集
観客のほとんどはおじさんだったのだが
一人だけうら若いお嬢さんがいらして
老婆心ながら心配してしまった。
だって“デシケーターにう○こ”だよ^^;




いや~これまたやっぱ凄いわ~

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錬金術師が弟子と共に聖なる山を目指す
と言うストーリーがあるにはあるものの
あまりにサイケな映像の連続に
もはや何が何だか・・・(◎_◎;)

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そしてあの衝撃のラストに
私はこれからどうすれば良いのでしょう?(笑)

今回久しぶりにホドロフスキー作品を観て
ニコラス・ウィンディング・レフン監督の言葉を思い出した

創造性にとって一番の敵は趣味が良い事、
二番目は安全である事



ホドロフスキー作品に比べたら
レフン作品なんてまだまだ趣味が良くて安全だわ(爆)

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先は長いぞ!頑張れ~レフン監督!

★★★☆

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by hasikkoami | 2015-05-28 23:23 | 映画館 | Comments(0)
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1969年 メキシコ
上映時間 123分 
監督 アレハンドロ・ホドロフスキー



間隔空き過ぎでホント今更ですが・・・

母の日に観たホドロフスキー3本立て
2本目はホドロフスキー監督の代表作



久しぶりに観たけれど、やっぱ強烈~
今観ても、いや今だからこそ、一層衝撃的なのかも

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このアングラっぽさと言い、動物愛護何処吹く風~な感じと言い
ある意味当時だから出来たことで、現在だったら絶対無理だものねぇ

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そしてその凄い内容に負けない圧倒的な映像美

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砂漠はシュルレアリスム絵画の世界そのまま

まさに圧巻

★★★★

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by hasikkoami | 2015-05-27 21:39 | 映画館 | Comments(0)

ユーロビジョン・ソング・コンテスト2015
日本時間の早朝に行われた決勝の結果
優勝はスウェーデンに決定



会場の盛り上がりも最高で、この結果には納得


以下はシード国での私のお気に入り&気になった曲


<オーストリア>



曲としては今年の私のイチオシながら
パフォーマンスが中途半端?に地味なのよねぇ^^;
ホスト国じゃなかったら間違いなく予選落ちだったろうね(ホントにイチオシ?)



<オーストラリア>



オーストリアの間違いじゃなくオーストリアです
え?何で!?って感じですが
オーストラリアでは以前からユーロビジョンの人気が高く
今回ユーロビジョン・ソング・コンテスト誕生60週年記念として
ゲスト国として招待された模様
ノリのいいR&Bで、いかにも南半球らしい明るさがいいわ~


<イタリア>



やっぱイタリアはオペラでしょ!ってことでさすがに聴かせるね~!
・・・ん!?でもちょっと待って!
この Il Volo(イル・ヴォーロ) って少年オペラユニットとして
数年前にちょっと話題になった子たちじゃない?



イケメンくんとメガネくんは兎も角
ぽっちゃりくんのあまりの変わり様にびっくり!
たった数年でこんなに大人(と言ってもまだ20歳!)になっちゃうものなのねぇ
さすがはイタリア(笑)

今年は全体的に曲のレベルが高かった様な気もするし
パフォーマンスも凝ったものが多く
聴き応え、見応え共に十分で楽しかった~
しかしこれでユーロビジョンどっぷりの1週間もとうとう終わり
さびしいわぁ


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by hasikkoami | 2015-05-24 19:55 | 音楽 | Comments(0)

ユーロビジョン・ソング・コンテスト2015
準決勝2日目の私のお気に入り

<キプロス>



派手な演出が多い中、この素朴さに癒される
準決勝2日目の私のイチオシ
正直予選落ちを覚悟していたのに
まさかの(失礼)決勝進出


<リトアニア>



動画『FIRST KISS』っぽい作りのMVが凄くイイ感じで気になっていたリトアニア



本番のパフォーマンスもとっても楽しそう
これまた見事決勝進出


<スウェーデン>



プロジェクターを使ったパフォーマンスがかっこいい~
優勝候補とされるだけあって、当然ながら決勝進出


今年は私のお気に入りさんたちの決勝進出率が例年にない高さなので
決勝を観るのがこれまで以上に楽しみ~♪


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by hasikkoami | 2015-05-23 11:59 | 音楽 | Comments(0)

今年もやって参りました
ユーロビジョン・ソング・コンテストの季節♪



ユーロビジョン・ソング・コンテストとは
年に一度開催されるヨーロッパ国別対抗歌合戦のことで
(日本の)ほとんどの人が知らないor興味がない
(日本では)超マイナーなイベント

しかし私にとってはグラミーより楽しみな年に一度の音楽イベントなので
たまりにたまってる映画や本の感想ほったらかしで
今週は Eurovision Week ♪

さて、今年は昨年の優勝国であるオーストリアのウィーンで
準決勝が現地時間の5月19、21日、決勝は23日の予定

準決勝1日目は日本時間の今日早朝だった為
先程結果とパフォーマンスをチェックしたばかり

そこで、需要が無いのは百も承知で(笑)
私のお気に入りをピックアップ♪


<ベルギー>



CD音源を聴いた時は、イントロと言い、声と言い、もろ Lorde で
てっきり女性シンガーかと思いきや、まさかの男の子!
CDより力強い声と上からのカメラを上手く使ったパフォーマンスで
準決勝1日目、私の一番のお気に入り♪
見事決勝進出決定


<エストニア>



初めて聴いた時は、少々古臭いなんてレトロな・・・と思ったものの
この昭和歌謡なメロディが癖になる(笑)
ライティングを効果的に使ったパフォーマンスもイイ感じで
当然ながら決勝進出
今年のエストニア、かなり上位に行くんじゃないかと・・・
(注:全く当てにならない私の予想)



最後に残念ながら決勝には進めなかったけれど
私は結構好きでした・・・の

<デンマーク>



ユーロビジョン向けとは言い難く
正直決勝進出は無理だろうなぁ...と思ってはいたけれど
60年代ロック大好きなのと
最後の深々としたお辞儀が可愛いので(笑)

・・・と、ひとまずはこんな感じですが
<1> とあるように、しばらく続きます。
ごめんなさい(笑)

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by hasikkoami | 2015-05-20 22:59 | 音楽 | Comments(0)
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公式サイト
2013年 チリ/フランス
上映時間 130分
監督 アレハンドロ・ホドロフスキー


その時少年は、

世界を見た。





先週末は某ミュージカルラブストーリーとマラソンものを観るつもりが
上映時間の関係でどちらかに絞らざるを得なくなり
ならばいっそ・・・とホドロフスキー3本立てに変更(とび過ぎだろ)

まず1本目はホドロフスキー監督23年ぶりの新作

前作『サンタ・サングレ/聖なる血』も
ドキュメンタリーの『ホドロフスキーのDUNE』も未見なので
私にとってはほぼ四半世紀ぶりのホドロフスキー

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いや~まさかホドロフスキーで
これほど泣くとは思わなかったわ(笑)

もちろんフリークスはわんさか出てくるし
S○Xシーンや放○シーンと言った過激なシーンもあるけれど
それすら愛おしく思えてくる

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グロテスクだけれど美しい絵画的な映像で語られる
ホドロフスキー家の叙事詩は
優しさと、家族への深い愛に溢れていた

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★★★☆

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by hasikkoami | 2015-05-17 22:03 | 映画館 | Comments(0)
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公式サイト
2014年 アメリカ
上映時間 94分
監督 ポール・シュレイダー



テロは絶対に許さない






このところのニコラス・ケイジの
(役柄上の)無理やりな若作りや
不相応に若くて綺麗なおねえさんとの絡みに
なんだかなぁ...(*´-Д-)ハァ=3と思っていたので
今回の実年齢に近い役は私としては大歓迎^^

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自分が内側から崩れて行くことに怯え
半ば諦めながらも足掻く姿は
『リービング・ラスベガス』のベンを思い起こさせ
久しくご無沙汰だった
哀愁背負ったニックを見られたことには満足だけれど

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突っ込みどころだらけの演出と
穴だらけの脚本は如何ともし難く
スパイものと言うより
認知症老人と心優しきヘルパー青年のロードムービー
と言った感じで
ラストのアクションも何だか取って付けたよう^^;

ならばいっそラストは
老人ホームの中庭でニックの昔話を
優しく聞いてあげてるイェルチンくん

の図でも良かったんじゃないかと(爆)

ちなみに原題の「Dying of the Light(消え行く光)」
おそらくディラン・トマスの有名な詩の一節から
取ったのではないかと思われ(注:あくまでも個人的な見解)

Do not go gentle into that good night,
(その良き夜に身をまかせるな)

Old age should burn and rave at close of day;
(老いたる者は日の終わりに怒りを燃やすべきだ)

Rage, rage against the dying of the light.
(怒れ、怒れ、消え行く光に抗って)

この詩の様に情熱的で感傷的な作品を目指したのだろうが
残念ながらあまりにも遠い出来栄えなのでした^^;

★★☆

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by hasikkoami | 2015-05-16 19:41 | 映画館 | Comments(2)
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公式サイト
2014年 イギリス
上映時間 124分
監督 ジェームズ・マーシュ

車椅子の天才物理学者

ホーキング博士。

その知られざる愛の物語。





これはもうエディ・レッドメインに尽きる
いや~演技でここまで出来るものなのねぇ...(゚Д゚)ホォー

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それにアカデミー賞でのピュアな姿が記憶に新しいこともあり
そのチャーミングな表情に萌える萌える(笑)

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ジェーンの回顧録が基になっている所為か
ホーキング博士の偉大な功績云々より
夫婦の物語に重点が置かれ
介護と育児を一手に担った26年間の結婚生活は
さぞや壮絶であったろうに
そこはあくまでも控え目に、そして上品に描かれている
(W不倫すら不思議と爽やか~爆)

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とは言え・・・

「何年経った?」

「2年と言われたわ...」

これ、本音なんだろうなぁ...

★★★☆

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by hasikkoami | 2015-05-12 21:34 | 映画館 | Comments(4)
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フェルディナント・フォン・シーラッハ【著】酒寄 進一【訳】
東京創元社(2012/02発売)

この世には裁くことのできない「罪」がある。
現実の事件に材を得て、罪人たちの真実の姿を描く、
『犯罪』の著者による連作短編集。


前作の「犯罪」ですっかり虜になってしまった
フェルディナント・フォン・シーラッハの2作目。

「犯罪」より収録数が多く掌編もある為
ともするとさらっと読めてしまえそうなのに
淡々と写実的に語られる短い物語の中でさえ
「罪」とは何か?「裁き」とは何か?を深く考えさせられる。

「ふるさと祭り」の怒り、「遺伝子」の哀しみ、「イルミナティ」の痛み、
「解剖学」「鍵」「司法当局」「秘密」のブラックなユーモア
そして「雪」のしっとりとしたあたたかさ。

エンターテインメント性が無くてもこんなにも面白く
これほど短くても、鋭く、深く、そして密に
「人間」を描く犯罪小説があることに感動する。
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by hasikkoami | 2015-05-07 22:54 | 図書館 | Comments(2)

by hasikkoami