ブログトップ

図書館の隣の映画館

hasikko.exblog.jp

本と映画と時々音楽

<   2014年 04月 ( 14 )   > この月の画像一覧

d0098286_21192395.jpg
公式サイト
2013年 アメリカ
上映時間 134分
監督 スティーヴ・マックィーン



あきらめない。






マックィーン監督作は前2作がお茶の間鑑賞だった為、今回が初スクリーン
今作もテーマはとことん重く、しかし映像はどこまでも美しい
やはりスクリーンで観るとその映像的な美しさが一層際立つ

d0098286_21213511.jpg

本来なら決して美しいとは思えない場面ですら
どのシーンを切り取ってもまるで一枚の絵画の様

d0098286_21215764.jpg

最も印象的だったのは、ソロモンが吊るされるシーン

その後ろで何事もないかの様に過ごす奴隷たちと
蝉時雨の中で無邪気に遊ぶ子供たち
おそらくこの作品中、最も静かで穏やかな時間が
ソロモンが吊るされているその後ろで流れている

あまりにも衝撃的で残酷なシーンなのに、その風景はあまりにも美しく
悲しいかな思わず見とれてしまった


奴隷制度については、決して「夜は明け」たとは言えないラストと
エンドロールのソロモンの晩年についての記述が重く圧し掛かり言葉もない

代わりに、この作品のプロデューサーの一人であるブラピが
アカデミー賞受賞式後のインタビューで語った印象的な言葉を引用させてもらう
自分たちの歴史を理解するのは罪悪感を感じるためではなく
過去と、そこから繋がる今をより理解するために重要であり
現在ある問題や成功を理解し、今後どう変わるのかを知るために大切だから

★★★★

[PR]
by hasikkoami | 2014-04-29 21:27 | 映画館 | Comments(4)
d0098286_21125789.jpg
公式サイト
2013年 アメリカ
上映時間 115分
監督 アレクサンダー・ペイン


回り道がもたらした

人生最高の当たりくじ






今の時代にあえてモノクロで撮られた映画って
懐古的と言うよりむしろ前衛的だったり
光と影のコントラストを活かしたシャープでアーティスティックな作品が多い

しかしこの作品はそんなスタイリッシュさとは全く無縁

淡々とユルく、ユーモラスでちょっぴりシニカル
そしてとっても優しくて、あたたかい

d0098286_21151919.jpg

アレクサンダー・ペイン監督の作品て、
いつも初めはそれほどでもないのに、尻上がりにどんどん良くなって
結局最後は、あ~素敵な作品だったなぁ。。。と思わされちゃうのよねぇ(笑)

★★★★☆

[PR]
by hasikkoami | 2014-04-29 21:17 | 映画館 | Comments(2)
d0098286_1947817.jpg
公式サイト
2013年 韓国/アメリカ/フランス
上映時間 125分
監督 ポン・ジュノ


前へ進め。

世界を変えろ。




原作はフランスのコミックだと言うことだけど
地球温暖化対策の失敗で氷河期突入!ってのは『グエムル』っぽいし
シリアスな場面であえて脱力系のユーモアを被せてくるところもいかにもポン・ジュノ監督。
アクションシーンの泥臭さ(お得意の“跳び蹴り”が出た時は思わず吹いたww)と言い
俳優がどれだけグローバルだろうと、さすがはポン・ジュノ!とことん韓国テイストな作品だった。
あれだけの豪華俳優陣を次々と切り捨てて行く思い切りのよさにもビックリよ(笑)

★★★

[PR]
by hasikkoami | 2014-04-28 19:55 | 映画館 | Comments(2)
d0098286_19395180.jpg
公式サイト
2013年 イギリス
上映時間 109分
監督 エドガー・ライト

自由のために

飲んで戦え!!





今年の初めにUK版Blu-rayで鑑賞済で基本的な感想は同じなので
前の記事にリンク貼って終わりにしようかと思ったのだけれど
それじゃさすがに手抜き過ぎるだろ!ってことでせめてもの寸評レビュー(変わってない)

d0098286_19385525.jpg

今回キャストが私的に最強の萌えキャストだった為、
正直内容はどうでもよくて(おい)
この5人の絡みをスクリーンで観られただけで満足♪

ラストは「(世界)救ってないんじゃ?^^;」と思わないでもないけれど
アンディ(ニック・フロスト)と同じく
ゲイリー(サイモン・ペグ)が幸せならそれでいいのよ(笑)

★★★☆

[PR]
by hasikkoami | 2014-04-28 19:44 | 映画館 | Comments(2)
d0098286_1929321.jpg
公式サイト
2013年 アメリカ
上映時間 98分
監督 デヴィッド・ロウリー

再び出逢うとき、

罪は下されるのか

しかしこのコピー、
「罰」ならともかく「罪を下す」って、日本語としておかしいよね。


まるで一編の詩を読んでいるようだった

登場人物たちは多くを語らず、説明的な描写もほとんどない

d0098286_19301049.jpg

二人の人生の一瞬一瞬を切り取ったような断片的なシーンから
行間を読む様に、彼らの想いと哀しい愛の行方に思いを巡らす

d0098286_19302273.jpg

淡い光に包まれた、少しざらついた質感の美しい映像と
ケイシー・アフレックの、か細く囁くような声が
テキサスの乾いた空気によく合っていた

切なく哀しいラストの後に流れる
キース・キャラダインの歌声が静かに心に沁みる



★★★☆

[PR]
by hasikkoami | 2014-04-20 19:36 | 映画館 | Comments(0)
ユーロビジョン・ソング・コンテストとは欧州放送連合(EBU)加盟放送局によって
毎年5月に開催されるヨーロッパ国別対抗歌合戦のこと。(詳しくは Wiki で)

ヨーロッパと言うとオシャレなイメージがあるけれど、
少なくともこのコンテストに関してはイマイチ垢抜けてないと言うか、
全体的にどこか懐かしさを感じさせる(一昔前のポップス風な)ところが気に入っている。

例年3月の末には各国の代表も出揃い、MVやらライブ映像が次々とネットに上がってきているので
このところ暇さえあればそれらを観たり聴いたりして楽しんでいる。




以下、今年の私のお気に入り。


スイス・・・今年の私のイチオシ!
ただ例年私のイチオシって予選落ちなのよねぇ^^;



ギリシャ・・・バルカン風のブラスのイントロとリフがカッコいい♪



フィンランド・・・フィンランドと言えばロックよね。



マルタ・・・若い頃は「カントリーなんて・・・」と思っていたのに、
最近は「やっぱカントリーは落ち着くわ~」なんて思うようになって・・・歳とったなぁ(苦笑)

それにしても見事にバラード無視の選曲だなぁ(笑)

[PR]
by hasikkoami | 2014-04-13 00:27 | 音楽 | Comments(2)
d0098286_21223360.jpg
公式サイト
2013年 アメリカ
上映時間 117分
監督 ジャン=マルク・ヴァレ

「くたばれ!」と社会は言った。

「くたばるか!」と

男はたった一人で戦いを挑んだ。




マシュー・マコノヒーとジャレッド・レトの役作りの素晴らしさはもちろんのこと
話自体がとても面白かった。

d0098286_9524958.jpg

ヾ(ホンマ゚Д゚)ノカィナ!と思うようなエピソードの連続だが、
これが実話ベースだと言うのだから、まさに事実は小説より奇なりだ。

d0098286_953140.jpg

ただ流されるままに快楽に身を任せ、
死んだように生きていた男が死を意識して初めて見せる、
生への執念と行動力に圧倒される。

★★★★☆

[PR]
by hasikkoami | 2014-04-10 21:29 | 映画館 | Comments(2)
d0098286_21172337.jpg
公式サイト
2013年 スペイン/アメリカ
上映時間 91分
監督 エウヘニオ・ミラ


一音でも間違えると殺される…

天才ピアニストの運命は――





もはやどこから突っ込んでいいのか分からない位、突っ込み所満載!
ていうか突っ込み所しかない作品。

「ひょっとしてこれはコメディなのか・・・?」と思うような展開とオチ。
(ラストの「チャリン」が私には「チャンチャン!」に聞こえたよ^^;)

しかし90分とコンパクトだったことと、
突っ込むことに忙しくて、退屈はしなかったかな(笑)

★★

[PR]
by hasikkoami | 2014-04-10 21:21 | 映画館 | Comments(2)
d0098286_21105957.jpg
公式サイト
2013年 アメリカ
上映時間 126分
監督 ジョン・リー・ハンコック


夢と魔法だけでは

作れない映画がある――。






初めはトラヴァース のあまりの偏屈さに
いくらなんでもこの人に共感するのは難しいなぁ...
と思っていたのに、最後は一緒に大泣き。。。(TT)
まさしく製作サイドの思うツボ(笑)

ポール・ジアマッティやジェイソン・シュワルツマンと言った
アクの強い面子をサラリと使っているのも新鮮。



そのジェイソン・シュワルツマンが弟役を演じた
シャーマン兄弟の曲が私は大好きで「チム・チム・チェリー」は着メロ(未だガラケー)にしている。
底抜けに陽気な曲もいいけれど、「チム・チム・チェリー」や
この「2ペンスを鳩に」 の様に哀愁を帯びた美しいメロディは更にいい。

★★★★

[PR]
by hasikkoami | 2014-04-10 21:16 | 映画館 | Comments(2)
d0098286_21454441.jpg
公式サイト
2014年 日本
上映時間 126分
監督 中村義洋



私は、私がわからない。





さすがは中村監督、見せ方が上手いなぁ、とは思うものの
私自身はツイッターもやったことないし、ワイドショーも見ないので
この作品の怖さがいまひとつリアルに感じられず残念。

★★★

[PR]
by hasikkoami | 2014-04-09 21:47 | 映画館 | Comments(4)

by hasikkoami