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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

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公式サイト
2013年 フランス/アメリカ
上映時間 116分
監督 ルイ・ルテリエ



この罠(トリック)に騙されるな





オープニングはすっごくワクワクしたんだけどねぇ。。。

決して面白くないわけではないのだけれど
映画でどれほど凄いマジックを見せられても「所詮はCG」と思ってしまうのが辛い。
そしてだからこそ派手な映像の裏にある見えない部分が大事だと思うのに
その肝心な部分が大雑把と言うか力技と言うか・・・
おかげで種明かしされても「ヤラれた~~!」より
「おいおい、そりゃないよ・・・ーー;」って感じ。。。

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でもま、豪華な面子による煌びやかなショーとして楽しめたのでヨシとしましょう。

<満足度> ★★★

おまけ・・・

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早口な喋り方もちょっと猫背な歩き方もいつもと変わらないのに
何故かイケメンに見えてしまうジェシー・アイゼンバーグくんが本作一番のマジックかも(笑)

最高にクールだったオープニングのカードマジック
Extended ver.だとさらにイケメン度アップ!ホント髪型って大事なのねぇ(笑)


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by hasikkoami | 2013-10-29 20:27 | 映画館 | Comments(4)
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公式サイト
2013年 アメリカ 
上映時間 118分
監督 ニールス・アルデン・オプレヴ

死んだはずの男。

未来を奪われた女。

ふたりを繋ぐものは<復讐>だった




実は私はコリン・ファレルが苦手だ。
“好きな俳優”は数限りなくいるけれど
“苦手”と言うか“好きではない俳優”というのがあまりいない私にとって
コリン・ファレルは数少ない苦手俳優の一人。
『ウェイバック -脱出6500km-』や『モンスター上司』で多少苦手意識が薄れたとは言え
これまではあえて彼の主演作を観ようと思ったことはなかったのだが
本作は『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のニールス・アルデン・オプレヴ監督と言うことで
一か八か(?)で観に行ったらば・・・
これがサスペンスとしてもラブストーリーとしてもなかなか良く出来ていて思わぬ拾い物。

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抑えた色調と淡々とした演出はアメリカ映画と言うよりヨーロッパ映画の様
派手な描写や過度な説明が無い分、静かな緊張感が途切れることなく続く。

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孤独な男女が惹かれ合う過程も丁寧に描かれていて無理がない。

ただ一つ残念だったのは・・・
最後の最後になってハリウッド的アクションシーンを持ってきたこと
それまでの静かな雰囲気が一転・・・
思わず「『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』かよ!」と突っ込んでしまったよ^^;

<満足度> ★★★★

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by hasikkoami | 2013-10-28 22:53 | 映画館 | Comments(0)
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2010年 イギリス/スペイン
監督 バーナード・ローズ


先週末の“お家でのんびりDVD鑑賞 ”その2

1960年代後半から1980年代初頭にかけて
大規模な大麻の密輸を行い
現在は大麻運動家として活動する
イギリスの元大物麻薬ディーラー
ハワード・マークスの自伝の映画化



ウェールズの労働者階級出身ながら学業優秀で奨学金を得てオックスフォード大に進学したハワード
寮の自室がドラッグディーラーの部屋への通路になっていたことがきっかけでドラッグに手を出すが
ドラッグの過剰摂取で友人が死に、自らも逮捕されたことでドラッグから足を洗い教師となる。
しかしかつての仲間から頼まれ大麻の密輸を手伝ったことから自らも大麻の密売人となる・・・


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元来の頭の良さで次々に大麻ビジネスを拡張させて行くハワードは
物腰柔らか、人当たりも良く、愛妻家で子煩悩、と一見全く密売人ぽくない。

いくら自伝だからって自分のこと好く描きすぎなんじゃないの?と思ったけれど
実際のハワード・マークスの映像を見るとこれが確かになかなか魅力的な人物で
マリファナ以外は扱わず、暴力事件も起こさなかったこともあり
現在はコラムニストやTV番組のパネリストとしても活躍しているらしい。

映画としては凄く面白いという程ではないけれど、6、70年代の雰囲気は好きだし
何よりリス・エヴァンスがめっちゃセクシー♥ (私基準)

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リスってすらっとして(脱ぐと“たるたる ”だけど・笑)足が長いから
この時代のファッションがよく似合うのよね~♥

私のお気に入りのデヴィッド・シューリスやジェイミー・ハリスも出てるし
兎にも角にもセクシーなリス(あくまでも私基準)が堪能出来たので満足♪



<満足度> ★★★☆

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by hasikkoami | 2013-10-22 22:26 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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2012年 アメリカ  
監督 ベン・リューイン

今週末公開の新作映画に食指を動かされる作品が無かったので
久しぶりに家でのんびりDVD鑑賞

2012年サンダンス映画祭で
観客賞と審査員特別賞の二冠を獲得しながらも
(ちなみにグランプリは『 ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~ 』)
日本公開がなかなか決まらず
半ば諦めて少し前に購入しておいたUS版DVD


ジャーナリストで詩人でもあるマーク・オブライエン氏のエッセイ
「On Seeing A Sex Surrogate」を原案にした作品。

6歳の時に患ったポリオにより首から下が麻痺
重度の呼吸器障害で“鉄の肺 ”と呼ばれる気密タンク型の人工呼吸器を使いながら大学を卒業し
ジャーナリスト兼詩人となったマークは“障碍者の性”と言うテーマを取材中に
セックス・サロゲート(セックス代行人)の存在を知り、自らも38歳にして童貞を捨てる決意をする


セックス・サロゲートとは性行為困難者に本番を含む性セラピーを行う人のことで
海外では医療行為の一環として認めらているところもあるみたい。
売春とどこが違うのか?という疑問も沸いてくるけれど
売春の目的が行為そのものだとするなら
セックス・サロゲートはその行為に辿り着けるようにすることが目的というところかな。

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重い障害を抱えながらも、何事にも前向きでユーモアに溢れたマーク
ジョン・ホークスが50歳を超えているとは思えない初々しい表情でチャーミングに演じている。
セックス・サロゲート役のヘレン・ハントも
マークの相談役である神父ウィリアム・H・メイシーもとてもよかった。

障碍者の性と言う一見重いテーマをユーモアたっぷり、かつ爽やかに描いた素敵な作品。

ところで、鑑賞後に検索したら只今開催中の東京国際映画祭で上映されるんだね。
おまけに12月の一般公開も決まったみたい。
リサーチ不足で全然知らなかったけれど、何はともあれめでたい!



<満足度> ★★★★

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by hasikkoami | 2013-10-20 23:22 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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公式サイト
2013年 アメリカ/イギリス
上映時間 101分
監督 ダニー・ボイル


ここは、誰も見たことのない

<記憶のその先>――。




ポップアートっぽいお洒落なポスターに負けてない
スタイリッシュでスピード感溢れる映像と
うかうかしてると置いて行かれちゃうストーリー展開。

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空間   構図   光    色  
使い方がいちいち腹が立つほどカッコいい(笑)

夢か現か、こちらまで迷宮に迷い込んだ様な気分。
もちろん音楽も最高♪
ダニー・ボイル&リック・スミスのロンドン五輪開会式コンビはやっぱ凄いよ。

ジェームズ・マカヴォイくん主演のスタイリッシュなクライムサスペンスってことで
ちょっと『 ビトレイヤー 』を彷彿させるけれど、あの時のような残念感はなく
オープニングからエンディングまで一貫して楽しめた。
ヴァンサン・カッセル好きとしてはあのラストシーンに萌えずしてどうするよemoticon-0152-heart.gifって感じだし
エンドロール後のノックにも思わずニヤリ( ̄ー ̄)

<満足度> ★★★★

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by hasikkoami | 2013-10-13 16:45 | 映画館 | Comments(6)
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公式サイト
2012年 アメリカ
上映時間 116分
監督 ジョン・ヒルコート


橋を渡れば、

そこに神はいない。




例によってこの昼メロみたいな邦題は何とかならなかったのかしら。

禁酒法時代  密造酒ビジネスVS取締官  実話ベース  豪華な俳優陣 
って『 L.A. ギャング ストーリー 』の田舎版?って感じだけど
私的にはこっちの方が断然面白かった。

ストーリーは原題『 LAWLESS (無法) 』のまんま
まさに無法地帯での無法者たちの攻防を描く
禁酒法時代ものとしてはありきたりのものだけれど
俳優陣が揃いも揃って皆良かった。

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中でもトム・ハーディのカッコよさが尋常じゃない。
腕っ節強く、沈着冷静、頼り甲斐があって寡黙、おまけに不死身(笑)

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そのくせ女に関しては超オクテってのがまたいいですなぁemoticon-0152-heart.gif

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ガイ・ピアースの変態ぶりも冴えてたし

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このところ出演作目白押しのデイン・デハーンくんも実に良かった。
メタリカファンでもないのに『 メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー 』見たくなっちゃったよ。

最近いい人役が多いゲイリー・オールドマンの久々のキレ演技も見られたし
ヒロインの2人はどちらもお気に入りのジェシカ・チャステインとミア・ワシコウスカちゃんemoticon-0152-heart.gif
たっぷりと目の保養もさせてもらって(笑)満足、満足^^

<満足度> ★★★☆

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by hasikkoami | 2013-10-12 23:54 | 映画館 | Comments(2)
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公式サイト
2012年 フランス
上映時間 95分
監督 クリスチャン・ヴァンサン


その一皿が

フランスを変えた。





1988年から2年間、フランスのミッテラン大統領のプライベート・シェフとして仕えた
フランス官邸史上ただ1人の女性料理人の実話を基にしたお話。

お昼食べてからでよかった~!空腹で観たらそれこそ拷問。
私は完全な和食党なので、はっきり言ってフランス料理は好きではないのだけれど
これは出てくる料理がどれもこれも本当に美味しそうで
初めて フランス料理食べたーーい!! と思ったわ。

美味しそうなお料理とウィットに富んだユーモアもたっぷり。
でもストーリーは単純なサクセスストーリーではなくちょっぴりビターな大人の物語。

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知的ながらも“好々爺”風の大統領。
私の中では ミッテラン大統領=たぬき親父 だったので
実物より断然素敵~♥って思っちゃった(失礼)

<満足度> ★★★

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by hasikkoami | 2013-10-10 23:12 | 映画館 | Comments(2)
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公式サイト
2012年 アメリカ 
上映時間 122分 
監督 ロバート・レッドフォード

偽りの名前。

手に入れた別の人生。

30年間、守り抜いた“嘘”。




邦題は安っぽいサスペンスみたいだけど
原題の 『 The Company You Keep 』 は 「いつも一緒にいる人、仲間」 と言う意味らしい。

30年前ベトナム戦争反対を掲げる過激派組織“ウェザーマン”に属しながら
今は別人として生きるニック(ロバート・レッドフォード)
弁護士として地道に活動しながら男手一つで娘を育てていたが
ある日かつての仲間がFBIに逮捕されたことにより自らにも捜査の手が迫る。

ここから追いつ追われつのサスペンス劇が展開されるのだが
何せレッドフォード作品なので“地味”
“巧い”けど“地味”
“渋い”けど“地味”(しつこい)
でもいいの。生真面目で面白みのないのがレッドフォード作品の良さだもの。

それに原題からも分かるように、
これは人と人との繋がりを描く人間ドラマであり
アメリカの影の部分を描く社会派ドラマなんだから。

罪を罪として認めること

“ウェザーマン”が犯した罪

アメリカが犯したベトナム戦争という罪

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そして美術館のシーンで展示されていたのが
広島の原爆犠牲者の遺品を撮り続ける写真家
石内都さんの作品だったことで示唆される

原爆投下の罪

イマドキの派手なエンターテインメントではないけれど、見応えのある作品だった。

<満足度> ★★★★

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by hasikkoami | 2013-10-09 19:27 | 映画館 | Comments(2)
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公式サイト
2013年 日本 
上映時間 129分
監督 園子温



世界が笑った





流血量で言ったら私がこれまでに観た作品の中でもトップクラスかも。

大げさじゃなく「映画の為なら死ねる!」究極の映画バカたちの映画。
本作の平田と『 CUT 』(アミール・ナデリ監督)の秀二とで映画バカ対談して欲しいわ。

でも園監督もここまで好き放題やったら人生思い残すことないだろうなぁ。

オープニングがいきなりこれだもん。何かの間違いかと思ったわよ。

でもこのこの歌が耳から離れないのよねぇ。


首が飛んだり手足がもげたりするのは全然平気だけど
別れのキスは痛かった~~~><
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頬からビール瓶の欠片がにょき~っと出てくるところなんて ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

<満足度> ★★★☆

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by hasikkoami | 2013-10-08 20:34 | 映画館 | Comments(0)
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公式サイト
2013年 日本 
上映時間 120分
監督 是枝裕和


6年間育てた息子は、

他人の子でした






全体的に過剰な演出が無く抑えた感じなのがよかった。
変に盛り上げようとか感動させようとしていない自然な演技や
人工的な照明の明かりではなく自然光で撮られたような映像は
淡々としていて若干物足りなさを感じるかもしれないがリアルだった。

最も印象的だったのは電車内の母と子のシーン

真っ暗な中から薄っすらと浮かび上がるシルエット

「このまま二人でどこか行っちゃおうか」

あまりにも切なく、胸を締め付けられた。

<満足度> ★★★☆

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by hasikkoami | 2013-10-07 19:51 | 映画館 | Comments(2)