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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

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公式サイト
2012年 日本 
上映時間 119分
監督 赤堀雅秋


「お前を殺して、俺は死ぬ。」
愚かに、無様に、
それでも生きていく。





これは後からジワジワくる作品かもしれない。

不愉快に肌に張り付く湿度の高さと不条理な笑い、
心の闇と孤独を容赦なく抉り出す感じがいかにも戯曲っぽいなぁ、と言うのが第一印象。

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主役の二人をはじめ脇役隅々に至るまで俳優さんたちは演技派揃い。


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お気に入りは久保ちゃん。彼の不器用な優しさに泣いた。
青木先生も川村先生も、健一の周りの人達は皆あまりにも優しい。


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対して木島の周りに集まるのは寂しい人たち。
それはまるで、溶接の炎に吸い寄せられるコガネムシの様。

人間の残酷さや愚かさをとことん見せつけられるのに、エンドロールの「星影の小道」を聴いていると、
不思議と全ての登場人物たちに(木島にさえ)幸せになってもらいたい、と思えてきた。
(警備員は星さんと一緒に黄色いソファを買いに行けばいい。)

<満足度> ★★★☆
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by hasikkoami | 2012-11-29 22:15 | 映画館 | Comments(2)
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公式サイト
2011年 インドネシア
上映時間 102分
監督 ギャレス・エヴァンス

強すぎ!
殺りすぎ!
敵多すぎ!


いや~これは近年稀にみる的確なコピーだわ(笑)



ストーリーはいたってシンプル。
麻薬組織のアジトと化した古い高層ビルに強制捜査に入った特殊部隊20人と敵との死闘。
ただそれだけ。
まあ、一応「愛」「裏切り」「葛藤」なんていうスパイスも入るけれど
正直そんなのはどうでもいいです。

弾使いすぎじゃない?と心配になるほどの銃撃戦を皮切りに
インドネシアの伝統武術シラットをメインとしたアクションを嫌というほど堪能出来ます。

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主役のラマ(イコ・ウワイス)は小柄で童顔、ナイーブそうな好青年なんだけど

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銃だろうがナタだろうが素手だろうが何でも来い!の達人。


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そして今作一番のお気に入り、マッドドッグ(ヤヤン・ルヒアン)
主人公に輪をかけて小柄で、一見薄汚いただのおっさん(ヒドイ)なんだけど
カッコいいのよーーーー!!!


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ジャカ(ジョー・タスリム)がまたイイ男で
この二人の一騎打ちは最高に興奮した!
ラストも一対一なら絶対勝ってたよね(ってどっちの味方だよ)


イコ・ウワイスはプロのシラット家
ヤヤン・ルヒアンはマーシャルアーツのインストラクター
ジョー・タスリムはプロの柔道家、と俳優たちは皆プロの格闘家ばかり。
彼らの肉体を駆使した本物のアクションに酔い痴れた。

<満足度> ★★★★
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by hasikkoami | 2012-11-25 16:28 | 映画館 | Comments(0)

『永遠のハバナ』     <WOWOW> ★★★★★ 
    2003年/キューバ/スペイン  【監督】フェルナンド・ペレス
ハバナで暮らす市井の人々の1日を捉えたドキュメンタリー。
やられた。これほど美しいドキュメンタリーは初めて観た。
インタビューやナレーションも一切なしのこれぞ映像詩。


『苺とチョコレート』     <WOWOW> ★★★☆
 1993年/キューバ/メキシコ/スペイン 【監督】トマス・グティエレス・アレア
自由と芸術を愛する同性愛者の青年と愛国主義者の大学生の友情。
対照的な二人の友情を描きながら、当時のキューバの社会情勢も描いていて興味深い。
ラスト、アイスを交換して食べる二人がいい。


『テトロ 過去を殺した男』     <WOWOW> ★★★★
    2009年/アメリカ/イタリア/スペイン/アルゼンチン  【監督】フランシス・フォード・コッポラ
過去を捨て、別人として生きる兄と彼を探して会いに来た弟の物語。
元々モノクロ映画が大好きなのもあるけれど、映像がうっとりするほど美しい。


『ロード・オブ・クエスト ドラゴンとユニコーンの剣』     <WOWOW> ★★
    2011年/アメリカ  【監督】デヴィッド・ゴードン・グリーン
美男で高潔な兄王子と不細工で卑屈な弟王子が魔術師にさらわれた姫を救うファンタジーコメディ。
ジェームズ・フランコもナタリー・ポートマンももう少し仕事選びなさいよ^^;


『君のいないサマーデイズ』     <WOWOW> ★★★
    2010年/フランス  【監督】ギョーム・カネ
交通事故で重傷を負った友人を残し毎年恒例のバカンスに出発した男女の人間模様。
ギョーム・カネ監督作は前作の『唇を閉ざせ』が面白かったので期待したけれど
これは役者が豪華過ぎてもうそれだけでお腹いっぱいって感じ。


『最高の人生をあなたと』     <WOWOW> ★★★
    2011年/フランス/ベルギー/イギリス  【監督】ジュリー・ガヴラス
老いを意識し始めた夫婦のすれ違いと再出発。
自分の老いを認め、諦めるのではなく受け入れることで新たな人生が始まる。
アラ還の女性たちが元気なのは、そこの切り替え方が男性より上手だからなんだろうね。
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by hasikkoami | 2012-11-25 16:20 | お茶の間鑑賞 | Comments(2)
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公式サイト
2012年 アメリカ
上映時間 95分
監督 サイモン・ウェスト


盗られたものは、

奪い返す(ゲットバック)。





相変わらずのB級ぶり。もちろん突っ込みどころも満載。ラストのオチまで見え見えだけど、
ニックの作品としては面白かった。
『ハングリー・ラビット』の時もそう言ったよね。どんだけニックに甘いんだ)

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>金塊の強奪方
ウィル(ニック)ってば「刑務所で考えた」なんて嘘吐いちゃダメじゃない。
素直に「スパイ大作戦」からパクったって言わなきゃ。


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いつもの甘い二枚目ぶりが見る影もないジョシュ・ルーカス。
「俺は美少年だったんだ!今はこんな化け物だけど。」の台詞が沁みる(笑)


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ホーランド(ダニー・ヒューストン)とフレッチャー(マーク・ヴァレイ)のおマヌケFBIコンビも結構好き。
“ウィル大好き”なホーランドが銭形警部に見える。


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ニックのアクションらしいアクションはこのエレベーターのシーン位?
こんなんで『エクスペンダブルズ3』本当に大丈夫なんだろうか・・・とちょっと心配^^;


前作『ハングリー・ラビット』も今回も舞台はニュー・オリンズ。
そういえば『バッド・ルーテナント』もそうだった。
ついでにニックがDVで逮捕されたのもニュー・オリンズ。縁があるのね(違)

<満足度> ★★★
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by hasikkoami | 2012-11-20 09:50 | 映画館 | Comments(2)

『処刑教室』     <WOWOW> ★★☆
    2008年/アメリカ   【監督】ブレット・サイモン
冴えない高校生が学園の暗部につながる陰謀に巻き込まれていく学園サスペンス。
原題の『ASSASSINATION OF A HIGH SCHOOL PRESIDENT』もどうかと思うけどこの邦題はないわ。


『家族の庭』     <WOWOW> ★★☆
    2010年/イギリス   【監督】マイク・リー
幸福な初老の夫婦と彼らの家に集う孤独な友人たちを描く群像劇。
マイク・リー監督の前作『ハッピー・ゴー・ラッキー 』は結構好きだったんだけど
これはキツくてイタくてイライラする。


『カメリア』     <WOWOW> ★★★
    2010年/タイ/日本/韓国 【監督】ウィシット・サーサナティアン/行定勲/チャン・ジュナン
タイ、日本、韓国の3人の監督が釜山と愛をテーマに競作したオムニバス・ムービー。
行定監督の『Kamome』が良かった。(吉高ちゃんとソル・ギョング、どちらも好きだし)
ウィシット・サーサナティアン監督のは強烈だったわ(笑)


『メタルヘッド』     <WOWOW> ★★
    2010年/アメリカ   【監督】スペンサー・サッサー
愛する人を失った悲しみから立ち直れないでいる親子の再生の物語。
おばあちゃん以外誰一人好きになれなかった。


『蜘蛛女』     <WOWOW> ★★★★
    1993年/アメリカ   【監督】ピーター・メダック
美しく冷酷な悪女と、彼女に魅入られて破滅していく悪徳警官の姿を描いたフィルムノワール。
原題は『ROMEO IS BLEEDING』(「血まみれの色男」って感じ?)だけど
この『蜘蛛女』という邦題は案外いいかも。
レナ・オリン演じるモナの悪女っぷりが兎に角凄まじい。
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by hasikkoami | 2012-11-20 09:42 | お茶の間鑑賞 | Comments(2)
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2011年 アメリカ
上映時間 102分
監督 ショーン・ダーキン



カルト集団から脱走した20歳の女性が
マインドコントロールから抜け出そうともがく
2週間を描くサイコスリラー。




2011年サンダンス映画祭監督賞を受賞したことや
ジョン・ホークスやヒュー・ダンシーが出ていることで気になっていた作品。
来年2月に日本公開も決定しているのでそれまで待ってもよかったのだけれど
先日観た『ウインターズ・ボーン』のジョン・ホークスがあまりに素晴らしく
結局待ち切れずに UK版Blu-rayを購入しての観賞。

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物語は一人の若い女性マーサがカルト集団から脱走するところから始まる。
町のダイナーで食事をしているところを追ってきた若い男に見つかるが
男は彼女を無理やり連れ戻そうとはせず静かに去って行く。


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2年間音信不通だった姉夫婦の許に身を寄せるが
カルト集団で過ごした記憶が彼女を苛み
徐々に過去と現在、妄想と現実の区別がつかなくなっていく・・・
マーサ役のエリザベス・オルセンはこれが映画デビューとはまさに衝撃的。


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穏やかな包容力とカリスマ性で純粋な若者たちを支配していく
カルト集団のリーダー、パトリックを演じたジョン・ホークスの存在感もさすが。


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そして何より恐ろしいのは、マーサの記憶として描かれるコミューンでの清貧な生活は
初めとても穏やかでむしろ理想的にすら思え、こういう生活もありだよなぁ・・・と思ってしまうこと。
静かな狂気にじわじわと蝕まれていく恐ろしさ。
あまりにも見事な切れ味に言葉を失うラストシーンも秀逸。

Blu-rayの特典映像には本編の前日譚もしくは後日譚の様なショートフィルム
『Mary Last Seen』が入っているのだが、これがまたとんでもなく怖い。

『マーサ、あるいはマーシー・メイ』  公式サイト

<満足度> ★★★★

おまけ情報・・・

私は(単純に金銭的な問題で)Blu-rayは滅多に買わない。
しかしこの作品のUK版Blu-rayには日本語字幕が付いているとの情報があったので試しに購入してみた。
以前日本語字幕付きの韓国版DVDを購入したら、確かに意味は通じるけれど
文法的に違和感を感じるなんちゃって日本語字幕だったことがあり(ちなみに海賊版ではありません)
今回もそんな感じなのかな~と思っていたらとんでもない!
完璧な日本語(当然か)がなんと特典映像のショートフィルムやインタビューにまで付いている!
おまけに本編には日本語吹き替まで付いている!
そもそもプレーヤーにセットした瞬間から注意書きまで日本語で
(デッキの言語選択が日本語の場合自動的にそうなるらしい)日本版となんら変わりない。
これがBlu-rayの大容量のなせる技ってやつなのかしら。
個人的にはこれまであまり感じたことのなかったBlu-rayの恩恵を今回初めて感じた。
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by hasikkoami | 2012-11-15 08:42 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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1979年 アメリカ
上映時間 123分
監督 ボブ・フォッシー



ブロードウェイの振付師で演出家
B・フォッシーの自伝的異色ミュージカル。




先週は新作に今ひとつ食指を動かされる作品が無かったのでイオンシネマのリバイバル上映へ。
TVでは観たことがあるけれどスクリーンではこれが初めて。

大好きなオープニングのオーディションシーン。
思わず「何故受けようと思ったの?」と聞きたくなるお兄さんが楽しいww


かなりセクシャルなダンスながら、
ダンサーの肉体があまりにも芸術的でいやらしさを感じない「AirRotica」
これをスクリーンで観られただけでも足を運んだ甲斐があると言うもの。


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酒と煙草と薬でボロボロの体にシャワー、目薬、アスピリンで活を入れ
鏡に向かって「It's showtime, folks.!」


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浮気を知った恋人から「あなたのコックを(他の人に)使いすぎないで!」と
涙ながらに訴えられても「(今の台詞)今度使おう。」と言い
自分の死すらパフォーマンスにしてしまう。
死体袋のジッパーが閉まり「ショウほど素敵な商売はない」が流れるラストシーンまで
彼の人生の全てが「It's showtime!」


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ショービジネスの世界に取り憑かれ、酒と女にだらしなく
シャワーを浴びる時でさえ煙草を手放さない。
そんな退廃的でたまらなくセクシーな男を演じるロイ・シャイダーが素晴らしい。


<満足度> ★★★★
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by hasikkoami | 2012-11-14 09:05 | 映画館 | Comments(0)
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スーザン・コリンズ【著】 河井 直子【訳】
メディアファクトリー (2012/11/02 出版)


第75回「ハンガー・ゲーム」で闘技場から反乱軍に救い出されたカットニスは、全滅したと思われていた第十三地区に迎えられる。
だが、ピータはキャピトルに捕らえられてしまった。各地区が反乱ののろしを上げるきっかけをつくったカットニスは、「反乱の象徴=マネシカケス」となることを求められる。
独裁国家パネムは、大きく変わろうとしていた―。


タイトルは「ハンガー・ゲーム」ながら、最終章には“ハンガー・ゲーム”は出てこない。
そもそもこの物語において“ハンガー・ゲーム”とは
カットニスというジャンヌ・ダルクを作り上げる為のきっかけにすぎずその役目は既に終わっている。
これまでに描かれてきたような甘いロマンスもほとんどなく
ゲーム以上に過酷で壮絶な綺麗ごとではない“戦争 ”が描かれる。
人間とはなんて愚かで残酷で弱い生き物であるのか。
しかし同時に、どれほど踏みつけられ、耐えられない程の喪失感を味わっても尚生き続け、
新たな幸せを見つけることが出来るだけの強さも持っている。
終盤やや駆け足だったことに不満もあるけれど、
単なる「メデタシメデタシ」では終わらないラストにも
ヤングアダルト小説だからとどこか甘く見ていた自分を反省させられた。

映画の方は来年には2作目の公開が控えており最終章は2部作での制作も決定している。
残念ながら日本での評価は散々だけれど、個人的にはとても楽しみにしている。
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by hasikkoami | 2012-11-12 07:55 | 図書館 | Comments(0)

『アナザー・プラネット』<WOWOW> ★★★★
    2011年/アメリカ   【監督】マイク・ケイヒル
上空に突如出現したもうひとつの地球がある世界を舞台にした人間ドラマ。
『ラビットホール』を加害者側の視点から描いてSF的要素をプラスした感じ。
低予算ながらも美しい映像が切なさを際立たせている。


『プロジェクト・ニム』    <WOWOW> ★★★☆
    2011年/イギリス/アメリカ   【監督】ジェームズ・マーシュ
『猿の惑星:創世記』の下敷きになったと言われるドキュメンタリー。
ニモが施設に入れられる件なんてまんま『ジェネシス』のシーザーで
人間ってなんて傲慢な生き物なんだろうとあらためて思い知らされる。


『未来を生きる君たちへ』   <WOWOW> ★★★★
    2010年/デンマーク/スウェーデン  【監督】スザンネ・ビア
デンマークとアフリカ、遠く離れた二つの地を舞台にした社会派ヒューマンドラマ。
アカデミーの作品賞に選ばれる作品は正直??なことも多いけれど
外国語映画賞は本当に裏切らない。


『アクシデント』     <WOWOW> ★★★☆ 
  2009年/香港 【監督】ソイ・チェン
偶然の事故に見せかけた手口を使う殺し屋チームを描くサスペンス。
惜しいなぁ・・・途中までは凄く面白かったんだけど、ラストがどうにも不満。


『ラブ&ドラッグ』     <WOWOW> ★★★☆ 
     2010年/アメリカ 【監督】エドワード・ズウィック
バイアグラの販売でトップセールスマンとなった男の手記を基に描くラブストーリー。
製薬会社の内幕を描くコメディタッチの前半と難病もののラブストーリーの後半のバランスは
よく取れていたと思うけれど、個人的には「軽薄なプレイボーイが真実の愛に目覚めて云々~」
ってパターンはあまり好きじゃないんだよね。(チャラ男には死ぬまでチャラ男でいて欲しい・笑)


『ウッドストックがやってくる!』     <WOWOW> ★★★★☆
     2009年/アメリカ 【監督】アン・リー
1969年の野外音楽イベント、ウッドストック・フェスティバルの誘致に
奇跡的に成功した青年の回顧録の映画化。

60年代後半から70年代にかけてのアメリカの雰囲気が凄く好きなのでとても楽しめた。
主演のディミトリ・マーティンの30半ばとは思えない初々しさが良い。
それにリーヴ・シュレイバーが(女装してるのに!)カッコいいったらないの♥


『千年の祈り』     <WOWOW> ★★★★
2007年/アメリカ/日本  【監督】ウェイン・ワン
アメリカで一人暮らしをする娘と北京から会いに来た父の12年ぶりの再会を描く人間ドラマ。
原作は20ページ、映画も83分とどちらもとても短く、
何か事件が起こるわけでもなく淡々とした日常を描いているだけだが
長編に負けない深い余韻が残り、時間が経つにつれ心に沁みる。
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by hasikkoami | 2012-11-11 20:25 | お茶の間鑑賞 | Comments(4)
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公式サイト
2012年 アメリカ 
上映時間 120分
監督 ベン・アフレック


この《実話》は、

フィクションよりも大胆





『ザ・タウン』の時は勝手に社会派ドラマだと勘違いして観た為
そのエンタメ性にイマイチ乗り切れなかったのだけれど
今回はしっかりエンタメモードで挑んだので大変面白かった。
結末が分かっていても最後までハラハラドキドキさせられるのはお見事。

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ヒット作にもそれなりに出ているにも関わらず
俳優としてはイマイチぱっとしない感のあるベン・アフレック。
しかし監督としてはデビューから3作続けての高評価でそっちの才能は確かな様だから
いっそ『ゴーン・ベイビー・ゴーン』の時の様に監督業に専念した方が・・・と思ったりして。


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和み担当のジョン・グッドマンとアラン・アーキン。
終始緊迫したシーンが続く中、この2人の掛け合いはまさにオアシス。

カナダ大使役のヴィクター・ガーバー、最近やたらと見かけるブライアン・クラストン、など
脇を固めるオヤジたちも皆それぞれイイ味出してた。


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脱出する6人の外交官をはじめ、登場人物が皆実在の人物とそっくりなところも徹底していた。


カナダに手柄を譲ったと見せて、実は敵の怒りの矛先をカナダに向けただけなんじゃ?とか
ほとぼりが冷めた今になって、実は私たち(アメリカ)も頑張ったんですよ~みたいなセコさには
映画としての面白さに免じてこの際目を瞑ることにします(笑)

<満足度> ★★★☆
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by hasikkoami | 2012-11-07 09:29 | 映画館 | Comments(2)

by hasikkoami