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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

<   2012年 06月 ( 19 )   > この月の画像一覧

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2008年 イギリス
上映時間 92分 
監督 ニコラス・ウィンディング・レフン


19歳の時から計34年間服役、
更にその内の30年間を独房で過ごし
今尚服役中のイギリスで最も凶暴な囚人
“チャールズ・ブロンソン ”こと マイケル・ピーターソンの半生。



“一人レフン祭り ”未だ地味に開催中。

あろうことか字幕はスペイン語のみ。
もともとヒアリングはからっきしの上、イギリス訛りと言う絶望的な状況にも係わらず
面白く観られたのは、台詞よりも映像と音楽でストーリーを語るレフン作品ならでは。

音楽がまたよくて、オープニングのザ・ウォーカー・ブラザーズから強烈。
グラス・キャンディやペット・ショップ・ボーイズのダサイようでカッコいい使い方も流石。
ヴェルディやワーグナーのオペラも印象的。

そして何よりトム・ハーディが凄い! 
彼のモノローグによって話が進行していくので、ほぼトム・ハーディの独り舞台。

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まるで狂犬のようなピーターソンだけどトムが演じるととっても愛嬌があって憎めない。

そしてオープニングからいきなり全裸!でもって終盤なんてずーーーっと全裸なのよ!
小さいことを気にしない(え?)その脱ぎっぷりに惚れ惚れする。


それにしてもこの人が『Black & White』のタックだとは
トム・ハーディを知らない人は気付かないんじゃなかろうか?
先日も『ダークナイト ライジング』の予告を観て友人に
「このマスク男(ベイン)は『Black & White』の小さい方(タック)なのよ」
と言っても信じて貰えなかった。



<満足度> ★★★☆


気になる脇役・・・マット・キング。
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マット・キングは『ロックンローラ』のクッキーも素敵だったけど声が凄くセクシーなのよね♥

こちらのトレーラーにはマットも出てますが
ちょっとばかり“ぷらぷら ”してますので(何が?)ご覧になる際はご注意を!
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by hasikkoami | 2012-06-27 09:23 | お茶の間鑑賞 | Comments(6)
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公式サイト
2011年 オーストラリア/アメリカ
上映時間 117分
監督 ゲイリー・マッケンドリー




彼らは、実在する。





タフでセクシーで女子供に弱い、(ちょっと地味めだけど)いつものステイサムでした(笑)

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実を言うとクライヴ・オーウェンを意識して見るのはこれが初めて。
役作りだと気付かずに「へぇ~この人左右の目の色が違うのねぇ」と思っていた。
(どれだけクライヴ・オーウェンを知らないんだよ^^;)


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私のお気に入りはこの二人。
いかにも80'Sなファッションがよく似合っていたデイヴィスと


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とても傭兵兼殺し屋には見えないマイアー。

やる気だけはある新人ジェイクも結構いい味出してたのに
まさかあんなことになろうとは・・・(T T)


『ネイビーシールズ』を観た後だったので、
「ネイビーシールズでさえ裸足で逃げ出す」はずの元SASメンバーたちの弱さに突っ込みつつ
基本的には特殊部隊好きなんで(笑)ついSAS側を応援したくなっちゃって
いつもの様に ガンバレ!ステイサム! とならなかったのがイマイチノレなかった要因かな。
観る順番が逆だったら☆くらいは増えたかも。


<満足度> ★★★
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by hasikkoami | 2012-06-25 08:41 | 映画館 | Comments(2)

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』  <WOWOW> ★★★
    2011年/アメリカ   【監督】マイケル・ベイ
『トランスフォーマー』シリーズ第3弾。
それにしてもこのシリーズ上映時間長過ぎじゃない?
後半なんてほとんど同じ様なシーンばかりで流石に飽きる。


『ヴィンセントは海へ行きたい』   <WOWOW> ★★★★
    2010年/ドイツ   【監督】ラルフ・ヒュートナー
トゥレット症候群、拒食症、強迫性障害の3人が療養施設を抜け出して海を目指すロードムービー。
いい作品だったなぁ。決して障害を克服したわけではないけれど
(そもそもトゥレット症候群は直るようなものじゃないし)
前に進んで行こうとするラストが清々しい。


『ストーン』   <WOWOW> ★★
    2010年/アメリカ   【監督】ジョン・カラン
受刑者とその美しい妻、そして仮釈放管理官。3者の思惑が交錯するサスペンス。
う~ん・・・私は信仰が絡んでくるとどうもダメだわ。


『ファンタスティック Mr.FOX』  <WOWOW> ★★★★
    2009年/アメリカ   【監督】ウェス・アンダーソン
人間のようなキツネと仲間たちが繰り広げる冒険を描いたコマ撮りアニメ。
とても面白かった。ユーモアもスパイスが効いていて洒落てる。
ジョージ・クルーニー、メリル・ ストリープ、ビル・マーレー、ウィレム・デフォーと声優陣も超豪華。
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by hasikkoami | 2012-06-25 08:32 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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公式サイト
2012年 アメリカ
上映時間 109分
監督 スコット・ウォー/マウス・マッコイ



最前線を、追体験。





米海軍特殊部隊「NAVY SEALs」全面協力のもと現役隊員が出演し、兵器、戦術など
“ストーリー以外は全て本物”が売りのミリタリー・アクション。

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劇場内の観客の男女比が「10:1」「20:1」は私の場合普通のことだ。
しかし、ほぼ満員の場内で自分以外全て男性だったのは流石にはじめて(笑)

7月3日追記 :  昨日2度目の鑑賞。今回もやはり女は私一人だった(笑)

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これまでドキュメンタリーを中心に手がけてきた監督らしいリアルな映像は臨場感たっぷり。
派手な爆発や銃撃戦のシーンもあるにはあるが、
そんな中でも「NAVY SEALs」現役隊員たちの動きには無駄がなくとても静か。
余計なパフォーマンスは一切無し。無駄口たたかず、意志の疎通は視線と手の動き。
要するに映像的にはとても地味。でもそこがまたリアルでゾクゾクする。
少なくとも私のアドレナリンは『バトルシップ』の10倍位は出ていたと思う。
俳優さんじゃないから演技や台詞はぎこちないけれど、私にはそれすら素朴に映って好印象。

エンドロールの「 For You 」(キース・アーバン)がまたカッコよくて
(最近のカントリー好きも手伝って)思わずサントラ買っちゃった。

ヘタすると本編より派手なんじゃないかと思うキース・アーバンのMV。(予告編並みにはネタバレ注意)



<満足度> ★★★★☆
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by hasikkoami | 2012-06-24 08:33 | 映画館 | Comments(4)
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「スクールボーイ閣下〈上〉」
ジョン・ル・カレ【著】 村上 博基【訳】
早川書房 (1987/01/31 出版)
ソ連諜報部の工作指揮官カーラの策謀により、
英国諜報部〈サーカス〉は壊滅的打撃を受けた。
だが、その長に就任したスマイリーは、即座に反撃を開始する。


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「スクールボーイ閣下〈下〉」
ジョン・ル・カレ【著】 村上 博基【訳】
早川書房 (1987/01/31 出版)
カーラの資金を受けとる香港の大物実業家ドレイク・コウ。彼の弟ネルソンは中国情報機関の中枢に送り込まれたカーラの二重スパイだった。
スマイリーはネルソンを捕えるべく秘密作戦を開始する。

「ティンカ-、テイラ-、ソルジャ-、スパイ 」に続くスマイリー3部作の2作目。
翻訳が菊池氏から村上氏に代わり、びっくりするほど読み易い。
ひたすら地味な頭脳戦だった「ティンカ-」に比べ展開も派手で
エンターテインメント的要素が強くなっていて面白かった。

ただ、スマイリー3部作なのに実質的な主役がスマイリーじゃないことや
キャラクターのイメージが「ティンカー」と微妙に違うことなど、不満もある。

タイトルが「スクールボーイ閣下」なのだから
そのあだ名を持つジェリーが主役なのはある意味当然だし
ジェリーもとても面白いキャラクターではあるけれどね。

キャラクターのイメージが「ティンカー」と微妙に違うことに関しては
ル・カレの話そのものの所為なのか、翻訳者の違いによるものなのかは分からないが
(ここはやはり村上訳の「ティンカー」を読んでみるべきか。)
特に違いを感じたのはスマイリーの側近、ピーター・ギラム。
若い娘好きで仕事中に女のことばっか考えているのは今回も同じだけれど(笑)
「ティンカー」のギラムってもっとクールじゃなかったっけ?
今回のギラムは、暇さえあればエッチな妄想してるし
(「だめ、ピーター、やめて、ピーター、いけないわ」なんてまるでコントだよ^^;)
私のお気に入りフォーンをやたらと毛嫌いして苛めて楽しんでるし・・・
まあそんなギラムも人間味があっていいですが(笑)

個人的には苦労して読んだ分だけ「ティンカー」の方に思い入れが強いので
こちらは読み易かったけれど、少し軽めに感じてしまった。
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by hasikkoami | 2012-06-23 09:04 | 図書館 | Comments(0)
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ジョン・ル・カレ【著】 菊池 光【訳】
早川書房 (絶版の為、出版年月日不明)

英国諜報部〈サーカス〉の中枢に潜むソ連の二重スパイを探せ―引退生活から呼び戻された元諜報部員スマイリーは暗黒の領域に分け入る困難な任務を託された。


只今全国順次公開中『裏切りのサーカス』原作。
こちらのシネコンでの公開がまだ先(七夕公開)なのと、原作を読んでないとキツイらしい、
との評判(それって映画としてどうなの?)を聞き、読んでみることに。

図書館には新訳版が無かったので、閑架書庫で埃を被っていたであろう旧訳版を出してきてもらった。

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装丁はすっかり変色していて裏表紙を開くとそこには
昭和54年9月30日 3版発行 とあり
貸し出しカードを入れる紙ポケットまで付いている!・・・時代を感じるわぁ。
思わずゴレンジャー?と思ってしまうけれど
ちゃんとティンカー、テイラー、ソルジャー、プアマン、ベガマンになっているんだね。


ページ数は340とそれほどでもないけれど、上下2段で、何より字が小さい!
最近の本は字が大きくなったよなぁ・・とは思っていたけれど昔はこんなに小さかったんだねぇ。
当時は若かったから気にならなかったけれど、今の老眼の身にはつらい(笑)。
それに菊池氏の翻訳がまた、硬いと言うか古臭い古風と言うか・・・で兎に角読み難くて四苦八苦。
しかし苦労しながらも何とか読み進むと、終盤の緊迫感とその後に残る余韻が素晴らしい。
後半あまりにも夢中になってしまったので、その勢いのままもう一度初めから読み直してしまった。
そしてこれは様々な形の愛を描いた物語でもあったんだなぁ。。。としみじみ思う。
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by hasikkoami | 2012-06-22 08:23 | 図書館 | Comments(2)
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田中 慎弥【著】
集英社 (2012/01/30 出版)

欲望は、すべて水に還る。少年たちの愛の行方と血のいとなみ。川辺の町で起こる、逃げ場のない血と性の濃密な物語を描いた表題作と、死にゆく者と育ってゆく者が織りなす太古からの日々の営みを丁寧に描いた「第三紀層の魚」を収録。


いや~まさか田中さんの作品を読んで泣くとは思わなかった。
どこがどうって言うのじゃなく、読み終わって本を閉じたらじわっと目の奥が熱くなった。
しかし巷では後味が悪いと評判らしいと知ってびっくり。
確かに読んでる時は決していい気分とは言えないけれど
読後感はそんなに悪くないと思うんだけどなぁ・・・と思う私が変なのか。

併録の「第三紀層の魚」は普通にいい話で、
これとか「田中慎弥の掌劇場」の「読まれない本」や「オムレツ」なんかを読むと
田中さんって案外いい人なんじゃないかと思う。
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by hasikkoami | 2012-06-21 08:26 | 図書館 | Comments(0)
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公式サイト
2011年 アメリカ
上映時間 106分
監督 ロジャー・ドナルドソン


“代理殺人”の契約から始まる、

危険な罠――





これ、ニコラス・ケイジの作品にしてはアタリなんじゃない?(笑)
(25年来のニックファンです)

冒頭からテンポも良いし、伏線も(それなりに)きちんとしてたし
106分と言う尺も、誰が敵で誰が味方なのか判らない緊張感を持続するには丁度よかった。

ただニックのアクションシーンはさすがにちょっとキツイかなぁ。。。
「これ以上ニックに走らせないで~!」と見ている方が心配になるよ^^;



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ニックってば、こんなしょぼくれた中年なのに(しつこいようですがファンです)
毎度毎度若くて美しい妻もらうよね。


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でもいくら若くて美しい妻もらって嬉しいからってハシャギ過ぎです。


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このところ“印象的だけど出番少なめ”の役が多かったので
久しぶりにじっくり見られて満足♪のガイ・ピアーズ。
頭の形が綺麗だからボウズが似合うわぁ♥


もちろん突っ込み所は多々あるけれど(だってニックの映画だし)

そこはほら、 ニューオリンズ  ですから
  

Everything is OK.  なのよ(爆)


<満足度> ★★★☆
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by hasikkoami | 2012-06-19 08:58 | 映画館 | Comments(2)

『唇を閉ざせ』   <WOWOW> ★★★★
    2006年/フランス   【監督】ギョーム・カネ
8年前に殺されたはずの妻から謎のメールが届いたことから始まるサスペンス。
平凡な中年男が愛する妻の為に奔走する、って
『すべて彼女のために』みたいだなぁ、と思ったけれど、こっちの方が先だったのね。


『ハートブレイカー』    <WOWOW> ★★★☆
    2010年/フランス・モナコ  【監督】パスカル・ショメイユ
プロの“別れさせ屋”とターゲットの女性が繰り広げるロマンチック・コメディ。
初めの10分が凄く面白かったので期待したけれど、その後はそれほどでもなかった。
でもまあ、ロマン・デュリスは結構好きなのでそれなりに満足。


『四つのいのち』    <WOWOW> ★★★★☆
    2010年/イタリア/ドイツ/スイス    【監督】ミケランジェロ・フランマルティーノ
大自然の営みの中で、形を変えながら受け継がれていく生命の物語。
台詞無し、音楽無し、ストーリーもまあ無いようなもの。
ヘッドホンで観ていた私に息子が「何で一時停止押したままなの?」と聞くくらい動きのない画面。
それなのに目が釘付けになる。


『赤ずきん』    <WOWOW> ★★★
    2011年/アメリカ/カナダ   【監督】キャサリン・ハードウィック
グリム童話「赤ずきん」に着想を得たファンタスティック・ホラー。
人狼は誰か?と言うミステリー風は面白いと思う。
おどおどしてるルーカス・ハース(ナッシュ@『インセプション』)が可愛い(笑)


『SUPER 8/スーパーエイト』    <WOWOW> ★★☆
    2011年/アメリカ   【監督】J・J・エイブラムス
エンドロールのゾンビ映画が面白かった。・・・以上!
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by hasikkoami | 2012-06-19 08:44 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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皆川 博子【著】
東京創元社 (2012/04/25 出版)

双子として生まれながら、ある秘密のため、別々の道を歩むゲオルクとユリアン。動乱の1920年代、ハリウッドと上海の2大魔都を舞台に繰り広げられる、壮麗なるグランドオペラ風ミステリ。

前作「開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU」
も440ページがあっと言う間の面白さだったけれど、
今回は上下2段540ページとそれを上回る長編ながら面白さもそれ以上。
美しい装丁とずっしりと手に馴染む重さと共に、読書の醍醐味を堪能した。
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by hasikkoami | 2012-06-17 16:41 | 図書館 | Comments(0)

by hasikkoami