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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

<   2012年 05月 ( 14 )   > この月の画像一覧

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公式サイト
2011年 アメリカ
上映時間 120分
監督 ジェフ・ニコルズ

誰も気づかない、
誰も信じない――
この恐怖は
悪夢か、現実か





予備知識はポスターとコピーのみ。予告編も観た事がなかったので
何となくシャラマン監督の『ハプニング』っぽいのかな?位に思っていたら大間違い。
大災害に観まわれる妄想にとりつかれた男を描くサイコスリラーだった。


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美しくしっかり者の妻と可愛い娘と共に
慎ましくも幸せに暮らしていた平凡な男の心を蝕んで行く
不安と恐怖をただひたすらに映し出す。


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病んでたり、狂ってたり、な役が似合いすぎるぞマイケル・シャノン。
もはや明るく健全なマイケル・シャノンなんて想像出来ないよ。


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彼の不安が伝染するかのように観ているこちら側にまで侵食してくる。


観る人によって解釈が違うであろうラストも評価が別れるところだろう。
鑑賞後ネットの海を彷徨っていて、私の解釈はかなり少数派であることが分かったが
私がもしもう一つの解釈をとっていたならば★の数は一つ減っていただろうと思う。


<満足度> ★★★★
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by hasikkoami | 2012-05-31 09:31 | 映画館 | Comments(0)
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公式サイト
2012年 アメリカ
上映時間 113分
監督 ティム・バートン



200年ぶりに蘇ってしまいました。





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クロエちゃんの色っぽさにはどきどき♥だったけど


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ガリーくんの可愛さも殺人的♥
おまけに「シャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)の子供みた~い♥」と思っちゃったけど


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ジャッキー・アール・ヘイリー(ロールシャッハ好きだー!)出てたけど


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アリス・クーパーも出てたけど

「トップ・オブ・ザ・ワールド」はほんっっっっと名曲だ!
けど


それでもつまらないものはつまらない。


<満足度> ★★☆
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by hasikkoami | 2012-05-29 08:16 | 映画館 | Comments(4)

『トスカーナの贋作』    <WOWOW> ★★★★★
    2010年/フランス/イタリア    【監督】アッバス・キアロスタミ
イタリアのトスカーナ地方で出会った1組の男女が繰り広げる、虚々実々の恋愛劇。
とても不思議な作品だけど凄く面白かった。
作家役の俳優さんが見たこと無い人で、こんないい男見逃すはずないのになぁ・・・
と不思議に思っていたら、本職はオペラ歌手でこれが映画初出演だそう。納得。


『メカニック』    <WOWOW> ★★★★
    1972年/アメリカ    【監督】マイケル・ウィナー
“メカニック”の異名を持つ殺し屋の物語。
ジェイソン・ステイサムのリメイク版ではアーサーとスティーヴの師弟関係は結構良いコンビよね~
って感じだったけど、こちらの二人の関係の何とも言えない妖しさはどうしたこと!?
私にはジャン=マイケル・ヴィンセントがファム・ファタールに見えたわよ^^;


『ペルシャ猫を誰も知らない』    <WOWOW> ★★★★
    2009年/イラン    【監督】バフマン・ゴバディ
西洋文化の規制が厳しいイランで音楽活動を続ける若者たちを描く青春音楽映画。
劇中、様々なジャンルの音楽が演奏されるのだが、それがどれも凄くイイ!
特にペルシャ語のラップが最高にカッコいい!!


『孫文の義士団』    <WOWOW> ★★★★
    2009年/中国/香港    【監督】テディ・チャン
清朝末期の香港で革命家・孫文の命を狙う暗殺部隊と、その護衛を引き受けた義士たちの物語。
ジャッキーの『1911』もだけど、純粋な若い命が次々と散って行くのを見るのは辛い(T T)
思わず、孫文を船から降ろさず船の中で会談すればよかったじゃん!と思ってしまったよ(オイオイーー;)


『キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-』    <WOWOW> ★★★★
    2009年/フランス/フィリピン    【監督】ブリランテ・メンドーサ
マニラの闇社会の底知れぬ地獄の世界を垣間見ることになった青年の不安と恐怖。
私は映画の暴力描写には結構慣れてる方だと思うけど、これはあまりにも衝撃的。
カンヌで賛否両論だったのも肯ける。
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by hasikkoami | 2012-05-29 08:05 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)

『アレクサンドリア』   <WOWOW> ★★★☆  
    2009年/スペイン   【監督】アレハンドロ・アメナーバル
紀元4世紀のエジプトに実在した伝説の女性天文学者ヒュパティアがたどる数奇な運命。
レイチェル・ワイズがとても魅力的。
『綴り字のシーズン』の眉毛くん(マックス・ミンゲラ)も最近よく見かけるなぁ。


『戦争より愛のカンケイ』   <WOWOW> ★★★★
    2010年/フランス   【監督】ミシェル・ルクレルク
過激で自由奔放な娘と平凡な中年男が織り成すエロティックロマンスコメディ。
フランスが抱える様々な社会問題をシニカルなユーモアたっぷりに描いていて中々深い。
何よりジャック・ガンブランがすっごく好みだった♥


『ヒア アフター』   <WOWOW> ★★★
    2010年/アメリカ   【監督】クリント・イーストウッド
死後の世界にとらわれた3人の人間の苦悩と解放を描くヒューマン・ドラマ。
冒頭の津波のシーンは、当事者ではない私が1年以上経った今見ても、やはり平静ではいられない。


『スプリング・フィーバー』   <WOWOW> ★★★☆
    2009年/中国/フランス   【監督】ロウ・イエ
中国の南京を舞台にした男女5人の愛憎劇。
夫の浮気相手が男で、それを調査をした探偵(♂)は恋人(♀)がいるにもかかわらず
その浮気相手とも関係を持つ・・・こうやって書くと何かとんでもなくドロドロだけど
とても静かで、そしてとても激しい愛の物語だった。


『ザ・ライト -エクソシストの真実-』   <WOWOW> ★★★
    2011年/アメリカ   【監督】ミカエル・ハフストローム
バチカンで実際に行なわれているというエクソシスト育成のプログラムを題材にしたオカルト・ホラー。
ルトガー・ハウアーが出てたのね。観に行けばよかったなぁ。
あのアイスブルーの瞳をスクリーンで観たかった。


『スーパーマンを待ちながら』   <WOWOW> ★★★☆
    2010年/アメリカ   【監督】デーヴィス・グッゲンハイム
全米の公立学校が抱える問題を見つめた社会派ドキュメンタリー。
アメリカの学校選びって日本のお受験なんかより遥かに切実なのね・・・


『彼とわたしの漂流日記』    <WOWOW> ★★★★☆
    2009年/韓国    【監督】イ・ヘジュン
漢江の無人島で暮らす男と対岸のマンションからそれを観察する女の物語。
ゲラゲラ笑って、でも切なくて、心が温かくなる、とても素敵な映画。
アヒルボートを指で押してあげるシーンに心を撃ち抜かれてしまった。


『タマラ・ドゥルー~恋のさや当て~』    <WOWOW> ★★★
    2010年/イギリス   【監督】スティーヴン・フリアーズ
自然豊かな英国の田舎町を舞台に繰り広げられる恋愛騒動を描く群像劇。
ジェマ・アータートン、ドミニク・クーパー、ルーク・エヴァンス
今注目されている若手俳優が出ているので単なるラブコメかと思ったら
まさかのブラックな展開に、流石イギリス!と妙に感心(笑)
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by hasikkoami | 2012-05-22 08:52 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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公式サイト
2011年 フランス/ドイツ/ポーランド
上映時間 79分
監督 ロマン・ポランスキー



顔で笑って、心に殺意。





あーー面白かった!


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ほぼ1部屋の中だけで繰り広げられる上質な会話劇。
それこそあっという間の79分だった。


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小物の一つ一つから窓の外の景色まで、全てが計算尽くの部屋のセットも美しい。


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でもペネロペ(ジョディ・フォスター)の
“私インテリなのよ”アピールの犠牲になった画集たちは災難よねぇ。
特にココシュカとフジタww


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実際はこんな夫耐えられないけれど
クリストフ・ヴァルツの声と嫌味っぽい話し方が大好きなので
ついうっとりと聴き入ってしまった(笑)


“夫婦VS夫婦 ”→“夫VS妻 ”→“男VS女 ”とバトルの対象が次々と変わって行くのも面白い。

皮肉たっぷりだけど妙にほのぼのするラストも好きだなぁ。



<満足度> ★★★★☆
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by hasikkoami | 2012-05-21 09:01 | 映画館 | Comments(0)
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公式サイト
2011年 アメリカ
上映時間 115分
監督 アレクサンダー・ペイン


ハワイに暮らしていても

人生は楽じゃない




「私、ジョージ・クルーニーってダメなのよねぇ。」と友人に言ったら

「その割にはよく観てるよね。」と突っ込まれた。

確かに・・・(笑)

最近では『ヤギと男と男と壁と』『マイレージ、マイライフ』
『ラスト・ターゲット』『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』

うん、皆よかった。

だからジョージ・クルーニーのことは俳優としても製作者としても認めてはいるのよ(何様だ)。

ただ『ER緊急救命室』のダグがどうにもダメだった私としては未だにそれを引きずってたわけだけど
今回はその長年の苦手意識を払拭出来たかも・・・って位、ジョージ・クルーニーが良かった。
カッコよくないジョージ・クルーニーは素敵(笑)

そしてそれ以上に作品が良かった。
淡々としているけれどウィットに富んでいて、深い。

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二人の娘たちもとても良かった。


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初めはどうしようもないチャラ男だと思ったシドも
どんどんいいヤツに見えてきて、最後は大好きになった。
アレックス、見る目あるわ♪



<満足度> ★★★★
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by hasikkoami | 2012-05-20 15:29 | 映画館 | Comments(0)
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公式サイト
2010年 インド
上映時間 137分
監督 シャンカール



ワケわからんが面白い





もうインド映画パワー有り過ぎ!

まず配給会社のタイトルロゴからして派手!

さらにそれを上回る 

SUPER STAR RAJNI 

の超ド派手なロゴマーク!

そしてデヴィッド・フィンチャーばりのスタイリッシュなオープニング!

なのに、本編のCGは日曜朝の戦隊もの並みにチープ・・・

お金のかけ方間違ってません?(爆)


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『ターミネーター』のシュワちゃんがいかにカッコよかったかを再認識。
正直『ムトゥ踊るマハラジャ』の時と同様、ラジニの魅力が私にはいま一つわからないが


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ヒロイン、アイシュワリヤー・ラーイはとっても魅力的♥
美しくて可愛くてセクシー♥ でちょっと我儘。
ロボットですら恋心を抱いてしまうのも納得。


歌、ダンス、アクション、ロマンス、おまけにまさかの“ほろり ”まで
ありとあらゆるものが詰め込まれたカオスの世界。

面白いけれど疲れます(笑)

オリジナルバージョンは3時間超えらしいですが
私はこの137分のインターナショナルバージョンで十分です(笑)


<満足度> ★★★☆
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by hasikkoami | 2012-05-18 08:32 | 映画館 | Comments(2)
『ドライヴ』を観てからというもの、ニコラス・ウィンディング・レフン監督が気になる。

『ヴァルハラ・ライジング』は今のところ東京と大阪の2館のみ公開。
これまでの作品で唯一日本版DVDが出ているデビュー作『Pusher』は
近所のレンタル店にはなく、amazonではプレミア価格、と入手困難。

しかしそうなるとますます観たくなるもので
結局『Pusher』3部作の輸入版『Pusher Torilogy』を購入しての鑑賞。


で、これが3作とも面白かった。


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『Pusher』(1996)


「Pusher」とは麻薬密売人を指す隠語。

一つのミスからズルズルと借金地獄に
はまって行く麻薬密売人の物語。



手持ちカメラで撮ったような粗い映像と、月曜から日曜までの1週間を追う構成がドキュメンタリータッチで、
追い詰められてにっちもさっちも行かなくなる主人公フランクの心情がリアルに伝わってくる。
悲惨すぎて滑稽ですらあるラストのフランクの表情が忘れられない。

レフン監督若干25歳のデビュー作、と言うことで全体的にインディーズっぽいけれど
静から動への切り替えや音楽の使い方などは『ドライヴ』と通じるところが多い。
ヒロインがお色気タップリの大人の女ではなく
少女っぽい可憐さを感じさせるのもこれまた『ドライヴ』と同じ。
まあ、(監督の)女性の好みってそうそう変わるものじゃないからね。


<満足度> ★★★★


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『PusherⅡ』(2004)



2作目は前作で主人公フランクの弟分だったトニーが主人公。
設定はおそらく1作目から数年後。




てか、トニー生きてたんだね!
あれだけボコボコにされて、頭から血も流して動かなかったからてっきり・・・^^;
頭の傷が痛々しいけれど、後遺症もなさそうでよかった。

それに前作にも出てきた麻薬組織のボス、ミロと

ミロ: 「そう言や、フランクのヤツはどうしてる?」
トニー:「デンマークにはいないみたいっすよ。俺も暫く会ってないんすけどね。」(超意訳)

みたいな会話もあって、ってことはフランクも生きてるってこと?
これまたてっきり(ミロに)バルト海に沈められたとばかり思ってたよ(笑)

この3部作の主人公たちって、どうしようもない奴らばかりだけど何か憎めなくて
特にトニーは、お馬鹿で下品でヘタレだけど、実はとても無垢で可愛いヤツなんだよね。
父親に認められたくて、愛されたくて・・・
なのに結局は自らの手で壊してしまうトニーが痛々しい;;

「1」から8年経っている所為か、前作に比べ映像が格段にスタイリッシュ。
赤、青、緑、のレフン監督独特の色使いも既に完成されている感あり。


<満足度> ★★★★


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『PusherⅢ』(2005)




3作目の主人公はミロ。設定はさらに数年後か。





ドラッグを扱っているのは相変わらずだけれど、娘の25歳の誕生日を機に
薬物依存から抜け出したいと依存症の集会に通ったりして、かつての勢いは無い。
トラブってかつての右腕で今は堅気になっているラドバンに助けを求めるんだけど
このラドバン、1作目の時も強面なのに妙にフレンドリーで
でも実はコイツが一番怖いんじゃないかと思っていたんだけど
やっぱりものすごーーーく恐ろしいヤツだった。
ラドバンに比べたらフランクもトニーもミロも可愛いもんだ。
R-18、(日本なら)ボカシ必至の過激さとは対照的な、静かで穏やかなラストが印象的。


<満足度> ★★★☆



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by hasikkoami | 2012-05-16 08:15 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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公式サイト
2011年 日本
上映時間 118分
監督 原田眞人


たとえ忘れてしまっても、

きっと愛だけが残る。





今時珍しい位の、古き良き日本映画の香り。
「ごきげんよう」なんて挨拶、久しぶりに聞いた。

昭和30年代から40年代にかけての日本の風景。
私が幼い頃、まだかろうじて残っていた家庭の雰囲気。
もちろん我が家はこんなハイソな家庭ではなかったけれど、
それでも色々と重なる部分も多かった。

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『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のメリル・ストリープの老け演技は完璧だったけれど
この樹木希林はもはや演技なのか素なのか判らないほど。


ラスト、亡くなった祖母を思い出してしんみりしていたのに
エンドロールの“クールなダンプ男 ”に吹いたww


<満足度> ★★★☆
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by hasikkoami | 2012-05-15 09:17 | 映画館 | Comments(0)
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公式サイト
2011年 アメリカ
上映時間 98分
監督 トム・ハンクス



そこは、明日が好きになれる場所。





笑いも、感動も、ロマンスも、全部そこそこ。
正直可も無く不可も無く、良くも悪くも全体的にユル~い感じ。
ユルいのは嫌いじゃないけど、これはちょっと中途半端。


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折角個性的な面子が揃っているのに、彼らとの絡みがほとんど無かったのが残念。
これで“ 幸せの教室”と言うのは無理がある。
(ま、原題は『 Larry Crowne (主人公の名前) 』だけど)
むしろラリーの生き方を変えたのは、マツタニ教授の経済学クラスだよね。


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バイク仲間のこの子は結構良い味出してたけどね。


で、個人的に一番盛り上がったのは

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経済学のマツタニ教授
ミスター・カトウ! じゃなくて ジョージ・タケイ!
スタトレオタクの生徒がコスプレしながら知識を披露するシーンもあって
『スター・トレック』ファンには嬉しい♪



<満足度> ★★☆
 
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by hasikkoami | 2012-05-13 09:41 | 映画館 | Comments(2)

by hasikkoami