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本と映画と時々音楽

<   2012年 03月 ( 17 )   > この月の画像一覧

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2011年 イギリス/アメリカ
上映時間 100分
監督 サイモン・カーティス

メイクを落として、

ヒールを脱いで、

それから――

秘密の恋におちた。



とてもいい作品だった。

邦題やコピーから連想するのはマリリン・モンローの秘められた恋の物語だけれど
実際は、苦悩する大人たちと一人の青年の成長を描く人間ドラマ。

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結婚の理想と現実。天性の才能への嫉妬。老いへの恐怖。
それぞれ悩みを抱え苦悩する大人たち


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その中でジュディ・デンチ演じるシビル・ソーンダイクだけは
全てを超越したかのような善い人だった。


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コリン役のエディ・レッドメインはもう少し若かったら(童顔だけど30歳)
是非ロン(『ハリポタ』)を演じて欲しかったと常々思っていたので
エマ・ワトソンとの絡みを、ロン&ハーマイオニーに脳内変換し一人盛り上がる私(笑)
ラストシーンの笑顔も良かった。

A・ミラー&M・モンロー、L・オリヴィエ&V・リーの結婚生活が
この後破綻していることからも本来は苦い物語なのだろうが
ラストシーンのコリンの笑顔がこの作品の後味をとても爽やかなものにしている。


<満足度> ★★★★
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by hasikkoami | 2012-03-30 20:25 | 映画館 | Comments(8)
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三浦 しをん【著】
光文社 (2011/09/20 出版)

辞書編集部に異動した馬締は「大渡海」の編纂を始める。
個性的すぎる仲間たち、問題山積みの編集部、ままならぬ恋…。
愛すべき変人たちが恋に仕事に右往左往。「大渡海」は編み上がるのか?

まさかこんなに笑える話だったとは。
「大都会」の所では思わず噴出すほど笑って、そして何度も泣かされた。
今時珍しいシックな装丁も、そうだったのかー!と感動(涙)
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by hasikkoami | 2012-03-29 18:53 | 図書館 | Comments(0)
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小池 昌代【著】
本阿弥書店 (2011/12/08 出版)


詩人、俳人、小説家、腹話術師、コピーライター、編集者、女優…。
言葉に関わる仕事を持つ人々を主人公とした連作短編集。

言葉の海をゆらゆらと漂うような、不思議な13篇の物語。
一番好きなのは「凍れる蝶」。季語集読んでみようかな。
「醜い父の歌う子守唄」「東京バルーン 」「音叉のように」も印象的だった。
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by hasikkoami | 2012-03-29 18:48 | 図書館 | Comments(0)

『プッチーニの愛人』  <WOWOW>  ★★★★☆
    2008年イタリア  【監督】パオロ・ベンヴェヌーティ
プッチーニをめぐる実在のスキャンダル「ドーリア・マンフレーディ事件」の謎。
真っ暗な部屋に光が差し込んで行く冒頭のシーンは
まるでフェルメールの画の様に美しく、たちまち惹き込まれた。
プッチーニを題材にしながらも、音楽はごく控えめ。
台詞もほとんど無く、手紙のモノローグと音の無い会話が想像力を掻き立てる。
とても美しくミステリアスな作品。


『ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路』  <WOWOW>  ★★★
    2010年フランス  【監督】ルネ・フェレ
豊かな音楽の才能に恵まれながら、生涯注目されることのなかったモーツァルトの姉。
悪くはないけれど、最近観たクラシック関連の作品の中では物足りない。


『アメイジング・グレイス』  <WOWOW>  ★★★★
    2006年イギリス  【監督】マイケル・アプテッド
奴隷貿易廃止に貢献したウィリアム・ウィルバーフォースの半生。
ラストのバグパイプの音色にしみじみと感動する。
ウィリアムを常に気にかけ寄り添う従兄弟役のニコラス・ファレルが地味だけれど素敵。
(ヨアン・グリフィズでもベネディクト・カンバーバッチでもなく結局そこ!?)
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by hasikkoami | 2012-03-20 08:49 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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公式サイト
2011年 イギリス
上映時間 105分
監督 フィリダ・ロイド

世界を変えたのは、

妻であり、母であり、

ひとりの女性だった。



メリル・ストリープはやっぱり凄い!

現役時代のそっくり具合も完璧だけれど、老いてからの演技がまた凄い。
アカデミー賞の授賞式では、本人がジョークにしたように
私も「またぁ!?」と思った口だけれど、これはもう納得するしかない。

若き日の二人からメリル・ストリープ&ジム・ブロードベントへの移行も自然で
『J・エドガー』もこの方式で良かったんじゃないかなぁ・・・などと余計なことを考えてしまった・・・^^;

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途中、さらっとではあるがIRA(アイルランド共和軍)によるテロも描かれるが
少し前に観た『 Hunger 』と同じ時代背景を両端から見ることが出来たのもよかった。


<満足度> ★★★



<本日の気になる脇役>

北アイルランド担当相エアリー・ニーブ・・・ニコラス・ファレル

初登院のマーガレットに向ける、他の議員の冷笑とは違う
どこか楽しそうで悪戯っぽい笑顔が印象的だった。

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映画『炎のランナー』で初めて見てからから早30年。
(中央で左足を担いでいるのがニコラス・ファレル)
『ドラゴン・タトゥーの女』のジュリアン・サンズ同様
歳を重ねる毎に渋みが増して良い男になって行く。
落ち着いた物腰といかにも“ 英国紳士”な風貌が素敵。


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「ルックスは変えても、中身は決して変えるな。君はずっと今のままでいろ」(うろ覚え)
面と向かってこんなこと言われたら、確実に惚れます(笑)

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by hasikkoami | 2012-03-17 09:09 | 映画館 | Comments(4)
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公式サイト
2011年 アメリカ
上映時間 129分
監督 ガイ・リッチー



もう一人の天才、現わる。





薄いながらもミステリ風味が入っていた前作に比べ、今作は完全なるアクションエンターテインメント。
これはこれで見応えはあるし、グラナダ版、BBCの現代版、ガイ・リッチー版と
それぞれ作品毎の個性が違うから面白いのだとも思う。
しかし曲がりなりにもホームズ物なのだから、もう少しミステリの要素を入れて欲しかったなぁ。

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でも、マイクロフト兄さんは良い味出してたし
からくり(茶運び)人形の様な執事も可愛かった。


『鱒』と『ドン・ジョバンニ』の使い方も印象的で
伏線もちゃんとしてたし、ラストシーンはもう一度見たい(笑)けど


いくらなんでもブロマンス風味過多じゃない?^^;
(そんなに腐女子を喜ばせたいの?ガイ・リッチー!)
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そりゃ私だって“ワトソン大好き甘えん坊 ”なダウニーホームズは可愛くって好きだけど
さすがにお腹一杯よ(* ̄◇)=3 ゲプッ


しかし一番の不満は・・・ 

クラーキーの出番あれだけーーー!?ってことなのよ!

前作のラストで「クラーキー、捜査再開だ!(だっけ?)」って言ってたくらいだから
今回は出番が増えるかも?って楽しみにしてたのに・・・(T T)


次は絶対復活?してね、クラーキー! 
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<満足度> ★★★
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by hasikkoami | 2012-03-14 08:41 | 映画館 | Comments(2)
『天才画家ダリ 愛と激情の青春』  <WOWOW>  ★★★☆
    2008年イギリス/スペイン  【監督】ポール・モリソン
原題は『Little Ashes(小さな灰)』。なのにこの邦題?
そりゃ知名度では断然ダリだけど、これは完全にガルシア・ロルカの映画。
ロルカと言えば「血の婚礼」位しか知らなかったけれど
とても波乱に満ちた一生を送った人だったのね。


『ブルーバレンタイン』  <WOWOW>  ★★★★☆
    2010年アメリカ  【監督】デレク・シアンフランス
1組の夫婦の過去と現在を交差させながら描く、その始まりから終わりまで。
シンディがディーンに惹かれていく気持ちも、冷めていく気持ちも、どちらも解り過ぎて痛い。
エンドロール前の写真が美しすぎて切ないなあ。。。


『仮面の男』  <WOWOW>  ★★★★
    1998年アメリカ  【監督】ランドール・ウォレス
アレクサンドル・デュマの「鉄仮面」の映画化。
ディカプリオだから別にいいか・・・とこれまで観なかったことを激しく後悔。
おじさん三銃士とダルタニアンが素敵過ぎる♥
特にジョン・マルコヴィッチにこれほどときめいたのは初めてよ(笑)


『ドン・ジョバンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い』  <WOWOW>  ★★★★
    2009年イタリア/スペイン 【監督】カルロス・サウラ
劇作家ダ・ポンテに焦点を当て、オペラ『ドン・ジョバンニ』が出来上がるまでを描く。
音楽も素晴らしかったけれど、
カルロス・サウラ×ビットリオ・ストラーロの映像が更に素晴らしかった。


『マーラー 君に捧げるアダージョ』 <WOWOW>  ★★★☆
    2010年ドイツ/オーストリア  【監督】パーシー・アドロン/フェリックス・アドロン
マーラーと19歳年下の妻アルマの物語。
妻の不倫を知ったマーラーがフロイトのカウンセリングを受ける、と言う構成が面白い。
エサ=ペッカ・サロネンとスウェーデン放送交響楽団による音楽も素晴らしい。
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by hasikkoami | 2012-03-12 08:13 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
先日の2CELLOSでもそうなのだが、私は弦楽器の弓毛が切れて、ひらひらと舞うのを見ると興奮する(爆)
特にクラシック好きと言うわけではないので、弓毛が切れることの演奏技術的な問題とか
弊害については分からないが、1、2本だと鬱陶しく感じる切れ毛も、ここまで切れると快感(笑)


私のお気に入り歌手の一人に、ノルウェーのAlexander Rybak くんと言う子がいるのだが
今年のユーロビジョン・ノルウェー予選で 彼がパフォーマンスした際も
後半の“Hard Rock Hallelujah ”の所為で、いつもより多めに切れてて大興奮(爆)

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by hasikkoami | 2012-03-10 16:31 | 音楽 | Comments(0)
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公式サイト
2011年 アメリカ
上映時間 126分
監督 マーティン・スコセッシ

ヒューゴの<夢の発明>に

あなたは驚き、涙する



でもヒューゴが設計したのって最後のアレだけよね?^^;


う~ん・・・やっぱり2Dで観たのがいけなかったのかなぁ・・・
2Dでもオープニングの段階で、すでに乗り物酔い状態になるほど映像的な技術は凄いと思う。
しかし逆に、3Dの技術を見せたいが為?と思ってしまう様なシーンが
目に付いてしまい、素直に感動出来なかった。

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でも、この二人は文句無く可愛かったし


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公安犬のマクシミリアンくんも良かった。
お風呂に入ってる時の表情は最高!


それにリュミエール兄弟やメリエスの作品をスクリーンで観られたのも嬉しかった。


<満足度> ★★★
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by hasikkoami | 2012-03-09 20:40 | 映画館 | Comments(2)
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恩田 陸【著】
角川書店 角川グループパブリッシング〔発売〕 (2011/11/15 出版)

ある日、夢を解析する「夢判断」を職業とする浩章のもとに、奇妙な依頼が舞い込む。各地の小学校で頻発する集団白昼夢。
狂乱に陥った子供たちの「夢札」を視た浩章は、そこにある符号を見出す。


設定は面白そうだったし、実際読んでいる時も面白かったことに違いないのだけれど
何故か全く好みじゃなかった。

どこがどう気に入らないのか、自分でもよく分からずに首を傾げていると
通りがかった長男が一言

「おっ、恩田陸!面白いよね。俺も好きだよ。」

 ・・・!!

実は、我が子ながら彼と私は、映画・音楽・本などの趣味が尽く合わない。

なるほど~それでか~・・・と一人納得する母を見て
何のことやら分からず、今度は彼が首を傾げる番。

息子よ、ありがとう。お蔭ですっきりしたよ(笑)
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by hasikkoami | 2012-03-08 09:08 | 図書館 | Comments(2)

by hasikkoami