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本と映画と時々音楽

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2011年 日本
上映時間 67分
監督 今村彩子

紙の上をすべるエンピツの

筆跡から生まれる

穏やかで優しい

コミュニケーションがある。



映画館でポスターを見る度気になっていたものの中々機会が無く公開最終日に滑り込みでの鑑賞。

プロジェクターによるDVDでの上映と言う点や67分と言う尺からも
一般の劇場での公開は中々難しいだろうに2週間の期間限定とは言え
公開してくれたユナイテッド・シネマさんに感謝。 


若い頃、ろう者聴者取り混ぜたグループで遊んでいたこともあり
私は手話が全く出来ない割にはろう者とコミュニケーションを取ることに比較的抵抗が無い方だと思う。
知りたい、伝えたい、その気持ちさえあればコミュニケーションの方法はいくらでもあるし
案外何とかなっちゃうものなのだ、と教わったあの頃を思い出した。

それにしてもポスターの女の子(中高生だと思っていた^^;)が今村監督だったなんて、ビックリ!


<満足度> ★★★☆
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by hasikkoami | 2011-12-17 15:19 | 映画館 | Comments(0)
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蛇蔵 海野 凪子【著】
幻冬舎 (2011/08/25 出版)

清少納言は昼間イチャつくブサイクカップルにむかついていた!? 藤原道長は女性を味方につけて出世した!? 紫式部は頭のよさを隠すのに必死だった!? 名前だけ知ってるあの人が大好きになる教養コミック。


「日本人の知らない日本語」シリーズの著者コンビによる日本古典文学の作者紹介本。

今回も確かに面白かったのだけれど
残念ながら「日本人の知らない日本語」シリーズには及ばないかな。
正直日本語学校の生徒さんたち(やっぱり王さん、ジャックさん最高♪)が出てくる
各章の合間の四コマ漫画の方が面白かったりして・・・

と言う訳で(?)「日本人の知らない日本語 3 」が待ち遠しい。
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by hasikkoami | 2011-12-15 08:47 | 図書館 | Comments(0)
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オラフ・オラフソン【著】 岩本 正恵【訳】
白水社 (2011/04/20 出版)

「1月」から「12月」まで、夫婦や恋人たちの愛と絆にひびが入る瞬間を鋭くとらえた12篇を収録。研ぎ澄まされた感覚、洗練されたユーモアが端正な文章の行間に漂う短篇集。O.ヘンリー賞受賞作「4月」も収録。


凄く、凄く良かった。

ヴァレンタインズ(恋人たち)と言うタイトルから連想する甘さとは程遠い、苦い味わいの12の物語。

読み初めは素っ気無く感じる程簡潔な文体が
美しく鮮やかに登場人物たちの心の襞を映し出す。

優しさと切なさの「一月」が一番好きだけれど
ラスト1行に(女としては)打ちのめされる「二月」や
妻の心情があまりにリアルに感じられて恐怖すら感じる「四月」
ヒリヒリと焼けるような緊張感の「五月」
やり切れなさに呆然とする「十一月」も印象的だった。
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by hasikkoami | 2011-12-13 09:16 | 図書館 | Comments(0)
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北野 勇作【著】
河出書房新社 (2011/08/30 出版)

悪夢の事故が町を呑み込み、その直後、春子は生まれた。私は人の面を身につけながら、私と妻と娘、3人の家を守る。そう決めたのだ…。震災後の世界に贈る、切ない感動に満ちた物語。


「珍しく可愛らしいの読んでるね」

表紙を見て長男が言った。

「そう思う?でもほら・・・」

そう言って私が見せた裏表紙に彼は一瞬固まった。

そこには目玉と歯がふわふわと漂っていた・・・


こんな可愛らしい顔(表紙)して
これは紛れも無くホラーだった。
そしてとびきり優しく切ないファンタジーでもある。
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by hasikkoami | 2011-12-12 08:31 | 図書館 | Comments(0)
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公式サイト
2011年 アメリカ 
上映時間 127分
監督 ショーン・レヴィ

「リアル・スティール」――。

それは、親子の絆が生み出す、

“本当の強さ”。




王道の親子感動モノだけれど、涙々じゃなく(とは言え、隣席の男性はかなり鼻を摺ってましたが)
家族皆で楽しめるエンターテインメント作品になってることが私的には好印象。

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小さな大人マックスと大きな子供チャーリー
ダメ父チャーリーを上手に操縦しながら
父親としても男としても成長させて行く
出来過ぎ息子マックスが兎に角可愛い♥


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小首を傾げる姿がキュートなATOM
大体名前からして卑怯よね。好きにならない訳ないじゃん(笑)


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悪役だけどどこか憎めない(と思っているのは私だけ?)
リッキー(ケヴィン・デュランド)があの後どうなったのかだけが心配・・・^^;



<満足度> ★★★☆
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by hasikkoami | 2011-12-09 17:09 | 映画館 | Comments(8)
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皆川 博子【作】 宇野 亜喜良【絵】 東 雅夫【編】
岩崎書店 (2011/10/31 出版)

マイマイは、小さい小さい弟ナイナイをみつけた。マイマイは、ナイナイをこわれた自分の右目にいれた。マイマイが眠っているときに、ナイナイが外をみると、部屋の中には夜の夢が広がっていて…。

「怪談えほん」シリーズ 第2弾。

ああ、これは好きだ。
第1弾の「悪い本」より断然好み。

皆川さんの文章と宇野さんの画
どちらも妖しく幻想的で
恐ろしいのに何度も読み返したくなる。

とても美しくて残酷な、これぞお伽噺。

来年1月刊行予定の第3弾と第4弾が今から楽しみ。
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by hasikkoami | 2011-12-07 08:43 | 図書館 | Comments(0)
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宮部 みゆき【作】 吉田 尚令【絵】 東 雅夫【編】
岩崎書店 (2011/10/31 出版)

この世の中のどこかに存在する悪い本。そんな本いらない? でもきっとほしくなる。いつかどこかで、誰かを嫌いになり、誰かがいなくなればいいと思う。そのときに…。

「怪談えほん」シリーズ 第1弾。

子供の頃、怖い話が大好きだった。
でも自分が親になり子供たちに与えた本を思い出してみると
怖い話はほとんど選んでこなかったように思う。
トラウマになるほどでは困るが
恐怖から学ぶことも沢山あったろうと思うとちょっぴり後悔。

しかし、だからと言って、もし今私に幼い子供がいたら
この本を与えるか?と言えばちょっと微妙・・・だって怖すぎるもの。
ページを捲る度に増して行く怖さの本当の意味は
大人にしか分からないかもしれないけれど
子供に与えるにはちょっと勇気がいる本かもしれない。
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by hasikkoami | 2011-12-05 08:53 | 図書館 | Comments(0)
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公式サイト
2011年 日本
上映時間 108分
監督 グ・スーヨン

「暴力」という選択しか

知らない男達の

気が狂うほどマトモな日常



暴力、セックス、ドラッグ、レイプ、殺人、放火・・・

何でも有り、だけど何にも無い彼らの世界

不良映画にありがちな友情や仲間なんていうのも一切無し

少しでも感傷的になろうものなら手酷く裏切られる

居場所は無いのに出て行くことすら出来ないでいる




若手俳優てんこ盛りの中、淡路恵子や渡部篤郎の存在感は流石で見ていて落ち着く。

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一番のお気に入りは獅童ちゃん。
最高に笑わせて貰った。
でも一番怖いのは案外こう言うヤツだよね。



<満足度> ★★★☆
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by hasikkoami | 2011-12-03 09:28 | 映画館 | Comments(0)
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井上荒野 【著】
角川春樹事務所 (2011/09 出版)

幸福な記憶も、切ない想いも、料理とともにあった−。
小さくて美味しい惣菜屋「ここ家」で働く3人の女性たちの、
たまらなく愛しい人生を描く小説。


出てくるお惣菜がどれも美味しそうで(「モモソーメン」除く)
料理嫌いの私ですら思わず作りたくなるものばかり。
読んだ次の日には“茸の混ぜご飯 ”と“鮭の南蛮漬け ”
そのまた次の日には“ 茄子の揚げ煮”を(煮るのが面倒で)煮浸しに変更し
そして今日は“ひろうず ”の為に只今豆腐の水切り中。

お話の方もとても読み易くて面白かった。
ただアラカン3人組の元気の良さはともかく
あまりの乙女度に正直ちょっと付いて行けないかな~(^^;)と思う
“見た目はオバサン、でも中身はオジサン ”の私なのだった。
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by hasikkoami | 2011-12-01 08:55 | 図書館 | Comments(0)

by hasikkoami