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本と映画と時々音楽

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桐野 夏生【著】
新潮社 (2008/05/25 出版)

32人が流れ着いた太平洋の涯の島に、女は清子ひとりだけ。果たして、ここは地獄か、楽園か? 食欲と性欲と感情を剝き出しに、生にすがりつく人間たちの極限状態を容赦なく描く。


孤島を舞台にしたドロドロの人間模様と言うと以前読んだ「女神記」もそうだった。
「女神記」は神話をモチーフにしていてどこかファンタジーっぽかったが
こちらは現代が舞台なだけにもっと生々しいはずなんだけど、
あまりリアルさは感じず、個人的には「女神記」の方が面白かった。
でも木村多江さんの映画は観に行く予定。
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by hasikkoami | 2010-06-30 10:58 | 図書館 | Comments(0)
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杉本 章子【著】
文藝春秋 (2010/04/25 出版)

豆だぬきに似た愛嬌のある顔をした咲江は、夫と姑に暖かく迎えられ、けなげに家に仕えていた。ところが夫の秘密を知り…。1月から12月まで、江戸の占い本が巻き起こす12人の女の泣き笑い。

一遍一遍の話が短いのでサクサクと読めるがその分物足りない。
それにしても、こんな不吉なことばかりが書いてある占い本が
江戸で人気ってことが不思議だ。
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by hasikkoami | 2010-06-30 10:55 | 図書館 | Comments(0)
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公式サイト
2010年 アメリカ
上映時間
監督 アルバート・ヒューズ / アレン・ヒューズ


世界に残る

たった一冊の本を──。

運べ、西へ。




予告を見て思わず
「西へ向かうぞ~ニンニキニキニキニン♪」を連想してしまったのだが
この連想も満更間違いではなかったようで(笑)
近未来SFだけれど雰囲気はマカロニウエスタン&時代劇。
そう言えばドリフの「ゴー・ウエスト」もウエスタン調だしね(それは関係ない)
巷の評価はかなり低めだし、30年間かけて目指した場所が「あそこ」って
彼の出発点は一体どこだったんだ?とか突っ込み所も山ほどあるけれど
期待してなかった分案外楽しめた。
何よりかっこいいデンゼル・ワシントンが見られて満足♪
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by hasikkoami | 2010-06-28 11:25 | 映画館 | Comments(2)
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公式サイト
2010年 日本
上映時間 106分
監督 中島哲也



告白が、

あなたの命につきささる。




『下妻』も『松子』も『パコ』も見ていないので、なんと初!中島監督^^;
ちなみに原作も未読のまっさらさら~の状態で鑑賞。

この内容にこういう言い方をしていいのかと言う疑問はあるけれど・・・
すっごく面白かった!
コピーの”復讐エンターテイメント”に「なんじゃそりゃ^^;」
と思っていたけれどこれはまさしく”復讐エンターテイメント”だわ。
ただ中学生にこそ見せるべき作品だと思うのにR15+なのが勿体無い。
高一の息子には「これは観るべき!」と力説したが
「金ね~もん」と一蹴されてしまった(だからと言って私は金を出すほど甘くないぞ)
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by hasikkoami | 2010-06-28 11:19 | 映画館 | Comments(8)
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柴田 よしき【著】
祥伝社 (2010/02/20 出版)

東京・丸の内の片隅に、ぽつんと暖簾をかかげる小料理屋。少しさびしそうな美人女将の手料理をもとめて、今宵もこころに疵を負った客が訪れる−。


「ふたたびの虹」の続編。
前作もミステリはスパイス程度だったけれど、今回は更に薄くなった感じ。
前作は少しずつ明らかになっていく女将の過去が焦点だったけれど
今回は店に来るお客たちの人生にスポットが当てられる。
静かで情感溢れる雰囲気はそのままだけれど
ラブストーリーが苦手な私には女将と清水の中学生並みの純愛が
読んでいてどうにもこっぱずかしい^^;
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by hasikkoami | 2010-06-28 11:15 | 図書館 | Comments(0)
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柴田よしき
祥伝社 (2001/09 出版)

旬の素材を扱う小粋な小料理屋「ばんざい屋」。オフィス街という土地柄、独身のサラリーマンやOLに密かな人気があったが、女将の吉永には他人に明かせない過去が…。女将を取り巻く人々との心の触れ合いを描く。

店を訪れるお客さんたちをめぐる日常の謎と
少しずつ明らかになる女将の過去・・・
ということで一応ミステリーだがそれよりも
美味しそうな料理とちょっと古風な大人のラブストーリーを楽しむ物語。

ただ女将の年齢が自分より下だと知った時は軽くショック・・・
この落ち着きは絶対年上だと思ってたのよね^^;
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by hasikkoami | 2010-06-28 11:13 | 図書館 | Comments(0)
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辻村 深月【著】
講談社 (2009/09/14 出版)
“30歳”という岐路の年齢に立つ、かつて幼馴染だった二人の女性。都会でフリーライターとして活躍しながら幸せな結婚生活をも手に入れたみずほと、地元企業で契約社員として勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なることはもうないと思っていた。あの“殺人事件”が起こるまでは…。

女同士の何とも言えない粘着質な関係の描き方は角田光代さん風。
本当は気付いているけど気付かないふりしている陰湿な部分を
見せ付けられるようでグサグサくる。
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by hasikkoami | 2010-06-28 11:12 | 図書館 | Comments(0)
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坂木 司【著】
東京創元社 (2005/05/25 出版)

俺、新井和也。家は商店街によくある町のクリーニング屋。目下のところクリーニング品の集荷が俺の主な仕事。毎日、お得意さんの家を訪ねては、衣類を預かってくるというわけ。ところが、あるお得意さんから預かった衣類は…。

「和菓子のアン」に出てくる商店街の元ネタはこれ、と言うことで読むことに・・・
坂木さんの作品は、大体において優しくてあたたかいが
少々ウエット過ぎる点と説教臭い点が鼻につく。
「和菓子のアン」とこの「切れない糸」は
そのウエットさと説教臭さがそれほど重くないのがいい。
アイロン職人シゲさんの映画好きも映画ファンには嬉しい。
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by hasikkoami | 2010-06-21 09:24 | 図書館 | Comments(0)
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あさの あつこ【著】
PHP研究所 (2009/12/14 出版)

江戸深川で、医師である父の仕事を手伝うおいちは、この世に思いを残して死んでいった人の姿が見える。この力を誰かのために生かしたいと願うおいちの夢に、助けを求める女が現れ・・・


設定やキャラクターが宮部みゆきの霊験お初シリーズを思い起こさせるが
こちらの方が軽めなので普段時代小説になじみのない若い人にも読み易いかもしれない。
おいちと新吉のその後が気になるがそれはきっと続編で描かれるのでしょうね。
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by hasikkoami | 2010-06-21 09:22 | 図書館 | Comments(0)
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大倉 崇裕【著】
双葉社 (2010/04/11 出版)

人の頼みを断れないお人好し青年・白戸修。いつも事件に巻き込まれる彼は、「No!」と言えない草食系男子!? クスッと笑えて、ほろっと泣けるハートウォーミングなミステリー。


前作「ツール&ストール」がとても好みだったのでこれも楽しみにしていた。
主人公のお人よし度は更に磨きがかかったものの、
ミステリ度は少し控えめになった感があり
前作のストンとした着地の見事さが気にっていた私としては
残念ながらいまひとつだった。
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by hasikkoami | 2010-06-21 09:16 | 図書館 | Comments(0)

by hasikkoami