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本と映画と時々音楽

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あさの あつこ【著】
光文社 (2009/10/25 出版)
あの男には力がある。人を惹き付け、呼び寄せ、使いこなす、それができる男だ。娘は、男から刀を受け取り、抱き込みながら何を思い定めたのだろう。もう後戻りはできない。月の下でおりんは「お覚悟を」と囁いた・・・「弥勒の月」「夜叉桜」に続くシリーズ第3弾。

前2作の重く暗い長編とは違い今回は少し軽めの連作短編。
ほのぼのするシーンもあって読み易い。
清之介はますます男っぷりを上げ
信次郎は角がほんの少しだけ取れてきたような・・・?
この捻くれ男のルーツが分かってくればもう少し共感出来るかも知れないなあ。
あれ?こんな風に思うってことは、私信次郎のこと気になり出してる?(笑)
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by hasikkoami | 2010-05-26 20:42 | 図書館 | Comments(0)
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あさの あつこ【著】
光文社 (2007/09/25 出版)
江戸の町で女が次々と殺された。北定町廻り同心の木暮信次郎は、被害者が挿していた簪が小間物問屋主人・清之介の「遠野屋」で売られていたことを知る。因縁ある二人が再び交差したとき、事件の真相とともに女たちの哀しすぎる過去が浮かび上がった・・・「弥勒の月」に続くシリーズ第2弾。

前作「弥勒の月」は面白いことは面白いが事件のあまりの陰鬱さと
信次郎の人間性に共感できなくて正直読むのが辛かったし後味も悪かった。
今回は信次郎が嫌なヤツなのはそのままだけれど
メインが清之介に移ったお陰で前作ほど苛々せずに読めた(笑)
話の方も切なくて辛いけれど読後感は悪くないのでまだ救われる。
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by hasikkoami | 2010-05-25 20:12 | 図書館 | Comments(0)
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あさの あつこ【著】
光文社 (2006/02/25 出版)
小間物問屋遠野屋の若おかみ・おりんの水死体が発見された。同心・木暮信次郎は、妻の検分に立ち会った遠野屋主人・清之介の眼差しに違和感を覚える。ただの飛び込み、と思われた事件だったが、清之介に関心を覚えた信次郎は岡っ引・伊佐治とともに、事件を追い始める…。

以前読んだあさのさんの時代小説(「橘屋草子」)がとても優しい雰囲気だったので
これもてっきりそんな感じだと思っていたらまさかこんな陰鬱な話だったとはねえ。
おまけに主人公の信次郎がとんでもなく嫌な男!
普通この手の主人公は一見嫌なヤツでも「実は好いヤツじゃん」ってパターンなのに
こいつは知れば知るほど嫌なヤツ^^;
人間味溢れる伊佐治が傍にいてくれるから何とか我慢できたようなもの。
ラストは凄く気になる終わり方でそりゃないでしょ!と思ったら
なるほど、続きものだったのね。
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by hasikkoami | 2010-05-25 20:10 | 図書館 | Comments(0)
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公式サイト
2010年 日本
上映時間 107分
監督 中西健二



最後の恋 

最初の愛




う~ん・・・
映像は綺麗だし、北川景子ちゃんの女剣士姿は凛々しいし、
國村さんは渋いし、亀治郎さんも上手いし、
何より甲本雅裕さん最高♡だし、
それなのに・・・なんだかなあ・・・なんだよね^^;

特に、若い二人の聞いてるこちらが恥ずかしくなるような棒読みと

腕を打たれる

よろめく

抱きとめる

ハッとして見上げる以登

孫四郎のどアップ


のリフレインは勘弁して欲しいわ^^;
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by hasikkoami | 2010-05-21 20:35 | 映画館 | Comments(4)
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公式サイト
2009年 アメリカ
上映時間 109分
監督 ジェイソン・ライトマン



あなたの“人生のスーツケース”

詰め込みすぎていませんか?





『サンキュー・スモーキング』『JUNO/ジュノ』
そしてこの『マイレージ、マイライフ』のまだ3本だけだけれど
ジェイソン・ライトマン監督、

好きだー!

シニカルだけどユーモアたっぷりで、兎に角その配分が絶妙。
安直なハッピーエンドにしないところもいい。
そうそう、人生はほろ苦いから味わい深いのよ。
ライトマン監督、若いのに分かってるな~。
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by hasikkoami | 2010-05-21 20:30 | 映画館 | Comments(0)
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吉田 修一【著】
幻冬舎 (2002/02/10 出版)

いつの時代も現実は厳しい!でも相応しい自分を演じれば、そこは誰もが入れる天国になる。先の見えない五人の微妙な2LDK共同生活。


映画では一見普通の青春群像劇に見せておきながらも
そこはかとなく不穏な空気が漂っていたので
(ポスターやコピーはいかにも怪しい感じだし)
ラストにそれほどの驚きは無かった。
でもこれは・・・
本当にどこからどう見てもイマドキの青春群像劇だったのが
最後の最後に足元から崩れていくような怖さがある。
映画は映画でとても面白かったけれど
これを読むと映画のラストショットは蛇足に思える。
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by hasikkoami | 2010-05-21 20:21 | 図書館 | Comments(0)
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蛇蔵 海野 凪子【著】
メディアファクトリー (2010/02/19 出版)

「失礼極まる」と「失礼極まりない」はどちらが失礼? 「スッパ抜く」の「スッパ」って何? 日本語学校の先生と外国人学生がくりひろげる、笑える日本語バトル第2弾。


今回も面白かったー!
それに勉強になることもいっぱい!
是非是非第3弾をお願いしますm(_)m
 ココ で少しだけ立ち読み出来ます。
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by hasikkoami | 2010-05-10 19:51 | 図書館 | Comments(2)
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真梨 幸子【著】
幻冬舎 (2010/03/10 出版)
レストランに集まった、往年の人気少女漫画「青い瞳のジャンヌ」をこよなく愛する「青い六人会」。無様に飾り立てた中年女性たちが、少女漫画話と噂話をするだけの定例会のはずが…。ヒロインになりたい女たちの暴走ミステリ。


表紙もイタいけど裏表紙はもっとイタい、でもって中身は更にイタい。
そして面白い!すっごく面白い!
小学生でベルバラブームを迎えた私はちょうど彼女たちと同世代。
リンクする部分がありすぎて正直他人事じゃない。
それにこれは対象が少女マンガってだけで
韓○スターや○ャニーズ相手にこれに近い感じになってる人たちなんて
巷にうようよしてるもんねぇ^^;
若い女の子たちや男性にはただ気持ち悪いだけの話かもしれないけれど
「人の振り見て我が振り直せ」ってことで
私のようなオバサンには必読かもしれないなあ・・・と思っていたら
昨夜偶然TVのバラエティー番組にAKB48の熱烈なファンの方たちが出ていた。
やっぱりこれはオジサンたちにも必読の書かもしれない^^;
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by hasikkoami | 2010-05-08 09:02 | 図書館 | Comments(2)
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中村 文則【著】
河出書房新社 (2009/10/30 出版)

東京を仕事場にする天才スリ師は、闇社会に生きる「最悪」の男・木崎と再会し、仕事を依頼される。「これから3つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前を殺す」 その瞬間、木崎は彼にとって絶対的な運命の支配者となった−。

面白かったー!
まさか中村文則の作品を読んでこんな感想を持つことになろうとはねぇ(笑)
まずはこれまでの純文学な中村作品とはかなり趣の違う
スピード感のあるエンタメ風な展開にビックリ。
全体を覆う仄暗さは相変わらずだけれど
これまでがアングラ映画なら今回はフィルムノワールって感じ。
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by hasikkoami | 2010-05-06 12:54 | 図書館 | Comments(0)
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秋月 涼介 北山 猛邦 越谷 オサム 
桜坂 洋 村崎 友 米澤 穂信【著】
東京創元社 (2010/02/25 出版)
海と山に囲まれた、風光明媚な街、蝦蟇倉。この街ではなぜか年間平均十五件もの不可能犯罪が起こるという。マンション、レストラン、港に神社、美術館。卒業間近の大学生、春休みを迎えた高校生、会食中の社会人、休日を過ごす教師。舞台も人も選ばずに、事件はいつでも起こっている―。架空の街<蝦蟇倉>を舞台に描く、競作アンソロジー第2弾。

〈1〉は期待が大きすぎて結局尻すぼみって感じだったけれど
今回は面白さではラストの米澤穂信が一番。
ただ好き嫌いで言うと1話目の「さくら炎上」の
この年頃の子たちにしかありえない動機の切なさが実は一番好きかもしれない。
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by hasikkoami | 2010-05-06 12:52 | 図書館 | Comments(0)

by hasikkoami