ブログトップ

図書館の隣の映画館

hasikko.exblog.jp

本と映画と時々音楽

<   2009年 11月 ( 14 )   > この月の画像一覧

d0098286_1582974.jpg
公式サイト
2009年 アメリカ
上映時間 152分
監督 クエンティン・タランティーノ




今頃書いてますが
実は初日朝一番で観て来ました^^;




面白さタランかったら全額返金しバスターズ!!ってことで
公開から4日間の期限付きで60分以内に退席したら全額返金だったらしい。
私が観ている時にも男性が1人席を立ったようだったが
返金?はたまた、ただお手洗いに立っただけ?なのかは未確認。

(タランティーノなので当然)好みのわかれるところだろうが
個人的にはとても面白かった。
まず何より、「ドイツ人はドイツ語、フランス人はフランス語を話す」
そんな当たり前のことが嬉しい。
ダイアン・クルーガーがブラピに言う
「あなたたちアメリカ人は英語しか話せない」みたいな台詞も受けたww
そしてそんなブラピとは対照的に
4ヶ国語を操るクリストフ・ヴァルツのいやらしさが最高にいい!
主役はブラピじゃなく間違いなく彼!(現にカンヌではこれで主演男優賞獲ってるし)
でも『バーン・アフター・リーディング』と言い、これと言い
何かを吹っ切ったようなブラピの役選びは好きだわ(笑)
とは言え、ブラピ目当てで観に行ったお嬢さんたちには
ただただ辛い映画だったに違いない(笑)
[PR]
by hasikkoami | 2009-11-30 15:10 | 映画館 | Comments(2)
d0098286_1554271.jpg
アティーク・ラヒーミー/著 関口涼子/訳
白水社 2009年10月

戦場から植物状態となって戻った夫に、初めて愛おしさを覚えた妻は自分の哀しみ、疼き、喜びを語って聞かせる。男はただ黙ってそれを聞き…。密室で繰り広げられる、ある夫婦の愛憎劇。


ほぼ妻の語りだけで進む密室劇。
まるで舞台を見ているような緊張感に最後まで惹きつけられる。
[PR]
by hasikkoami | 2009-11-30 15:06 | 図書館 | Comments(0)
d0098286_14591178.jpg
乾くるみ/著
原書房 2004年04月

目次から仕掛けられた大胆な罠、全編にわたる絶妙な伏線、そして最後に明かされる真相…。80’sのほろ苦くてくすぐったい恋愛ドラマはそこですべてがくつがえり、2度目にはまったく違った物語が見えてくる…。


B面を読みながらずっと「何か変・・・絶対おかしい・・・」と思っていたので
ラストのどんでん返しは刺さった棘が抜けた様で、すっきり。
[PR]
by hasikkoami | 2009-11-30 14:59 | 図書館 | Comments(2)
d0098286_14563749.jpg
ジョージ・R.R.マーティン/著 中村融/編訳
河出書房新社 2009年09月

ぶよぶよの肉と濡れた唇、腐ったにおい、蛆の這う肌に小さな青い目。地下に潜む悪夢のような「洋梨形の男」に、女は徐々に追いつめられていき…。都会に潜む恐怖を描いた傑作ホラーの表題作ほか全6篇を収録。


すっごく面白かった!
このところホラーづいてて、それがまた尽くアタリで嬉しい限りなんだけど
その中でも群を抜く面白さ!
でも「チートス」は当分買わないぞ・・・(次男の好物だけど)
[PR]
by hasikkoami | 2009-11-30 14:57 | 図書館 | Comments(0)
d0098286_14542593.jpg
西川美和/著
ポプラ社 2009年04月

日常に潜む人間の本性を渾身の筆致で炙りだした短編集。
2009年公開映画「ディア・ドクター」に寄り添うアナザー・ストーリーズ。


ちなみに映画『ディア・ドクター』は未見^^;
実はこの手のアナザー・ストーリーものなんて
所詮ノベライズみたいなものだろうと甘く見てました・・・ごめんなさいm(_ _)m
淡々としてるけれど、しみじみと心に残る作品ばかりだった。
考えてみれば、「ゆれる」は三島由紀夫賞候補
本作は直木賞候補にあがる位だもの、小説として完成度が高いのも当然か^^;
天はニ物どころか三物も与えたんだねぇ・・・
[PR]
by hasikkoami | 2009-11-30 14:55 | 図書館 | Comments(3)
今月は12本。

More
[PR]
by hasikkoami | 2009-11-30 14:51 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
d0098286_13175755.jpg
公式サイト
2009年 日本
上映時間 123分
監督 チェリン・グラック


この男たち

抱きしめたくなるほど

情けない




2004年のアメリカ映画『サイドウェイ』のリメイク。
オリジナルはお気に入りの作品なので期待と不安が半分半分。

観る前は、監督もキャストもアメリカ人でオールアメリカロケなんて
それって日本映画なの?って思ったりもしたけど
ストーリーはオリジナルとほぼ同じながら
所々の和風アレンジのお陰か何処から見ても日本映画だった。
ただあまりに日本ぽすぎて
これならナパバレーじゃなくて山梨あたりでもよかったんじゃない?なんて思ったりもして(笑)

人生の折り返し点を過ぎた彼らの台詞は、同年代の私にぐっとくるものも多くて
軽く笑ってしみじみとできる、なかなか面白い作品だった。
ワインに例えるなら(もっとも全然詳しくないのであくまでもイメージ)
リメイク版はさらりと軽い口当たりのフルーティーなワインで
オリジナル版は、濃密で複雑で個性的なワイン、と言う感じ。
私は、ハチャメチャだけど深い味わいの残るオリジナルの方が好きだな。
[PR]
by hasikkoami | 2009-11-15 13:56 | 映画館 | Comments(0)
d0098286_16265255.jpg
恒川光太郎/著
角川書店 2007年10月

女子大生の藍は、秋のその一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。彼女は何のためにこの日を繰り返しているのか。この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうか−。表題作ほか全3編収録。


これは11月7日の水曜日の物語だ。

と言う書き出しで始まる表題作のページを開いたのは
偶然にも11月7日(水曜日ではないけれど)だった。
そんな不思議な縁を感じたこともあってか、凄く、凄くよかった。
しっとりと美しい文体と幻想的な物語は今の季節にぴったりで
ホラーなのに読んでいてとても心地良い。
[PR]
by hasikkoami | 2009-11-14 16:28 | 図書館 | Comments(0)
d0098286_1625959.jpg
朝倉かすみ/著
集英社 2009年09月

子犬救出劇を自作自演する美少女、カード破産してもロハス生活を続けるカップル…。「わたし」という容れ物の限界に翻弄される人たちの哀しくも可笑しい自意識を描いた短篇集。


あまりにイタ過ぎる自意識過剰な女たち
でも女だったら多かれ少なかれ彼女たちの気持ちが分かるはず。
(私なんて分かりすぎて怖い・笑)
先に北村薫氏の作品を読んだから思うのかもしれないけれど
男が考える女の怖さなんて甘い甘い(笑)
やっぱり女の本当の怖さは女じゃなきゃわからないのかもね。
[PR]
by hasikkoami | 2009-11-14 16:26 | 図書館 | Comments(2)
d0098286_16231651.jpg
北村薫/著
集英社 2009年08月

取り返しのつかない、色んなこと。今までもいっぱいあったし、これからもいっぱいあるんだろう…。忘れられない苦い記憶や、知ってしまった笑顔の裏側を描く。表題作を含む全8編を収録。


北村氏、今回はお得意の日常の謎ものならぬ日常の恐怖ものってことらしい。

この本、前書きがずるい。
≪妊娠中の女の方は、『腹中の恐怖』を読まないで下さい≫
そんなこと言われたら妊娠中じゃなくても読みたくなるわよ(笑)
しかし実際はどれも怖いというほどではなくホラーとしては物足りない。
[PR]
by hasikkoami | 2009-11-14 16:24 | 図書館 | Comments(0)

by hasikkoami