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本と映画と時々音楽

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今月は10本。夏休み中にしてはよく見た方かな。

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by hasikkoami | 2009-08-31 23:30 | お茶の間鑑賞 | Comments(4)
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大倉崇裕/著
東京創元社 2005年01月

落語専門誌の編集部に配属された間宮緑に落語がらみの騒動が持ち込まれる。「名探偵」でもある牧大路編集長とのコンビで展開する、バラエティに富んだ作品5編を収録した、落語シリーズ第3弾。

ミステリとしては前作、前々作の方が上なのかもしれないけれど
私はシリーズ3作の中でこれが一番好き。
前の2作が芸に纏わるドロドロした部分を描いていたのに対して
今回は人に対する思いやりや温かみがあってほっとできる。
牧が言うように、落語はやっぱり「陽の芸」だと思うから、最後は笑って終わりたい。
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by hasikkoami | 2009-08-14 13:38 | 図書館 | Comments(0)
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大倉崇裕/著
東京創元社 2003年07月

落語誌編集生活2年目、春華亭古秋一門会を取材するため僻村に赴いた間宮緑。折からの豪雨に鎖され陸の孤島と化した村に見立て殺人が続発する。牧編集長が推理する真相とは?


冒頭の館の見取り図に、横溝正史かよっ!と突っ込んでいたら
内容も今時珍しい位古典的で横溝チックな本格ミステリ。
とても面白くて一気に読みきったんだけど
正直横溝正史があまり好きではないので
好き嫌いで言えばこれもあまり好きではないかな。
でもこの話に出てくる落語の「七度狐」は本当に面白そう。
大倉さんオリジナルの部分も含めて創作落語としてきいてみたい。
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by hasikkoami | 2009-08-13 20:29 | 図書館 | Comments(0)
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大倉崇裕/著
東京創元社 2001年05月

大手出版社に入社した間宮緑の配属先は「季刊落語」編集部。上司・牧編集長は並外れた洞察力の主。牧と緑が遭遇する事件はどんな結末を迎えるのか…。一味も二味も違う、展開の読めないミステリ連作集。

このところ大倉さんの落語物にちょっとハマっていて、図書館からまとめて借りてきた。
これがデビュー作だそうだけど、いや~上手いですね。
緑と牧さんのキャラクターがいまひとつインパクトに欠ける気もするけれど
福家警部補シリーズも回を追うごとにキャラが立ってきたので次が楽しみ♪
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by hasikkoami | 2009-08-13 20:26 | 図書館 | Comments(0)
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米沢穂信/著
新潮社 2008年11月
あらゆる予想は、最後の最後で覆される…。ミステリの醍醐味である、終盤のどんでん返しの更にその上をいく、「ラスト1行の衝撃」に徹底的にこだわり抜いた、暗黒連作ミステリ。表題作ほか全5編を収録。


謳い文句の「ラスト1行の衝撃」よりむしろ
果たしてどんな1行が待っているのか?とドキドキしながら読む過程が面白かった。
個人的には「身内に不幸がありまして」と「玉野五十鈴の誉れ」が好きだけれど
ラスト1行が一番衝撃的だったのは「山荘秘聞」(笑)
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by hasikkoami | 2009-08-10 17:04 | 図書館 | Comments(2)
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まなべゆきこ/著
角川書店 2009年04月
映画『おと・な・り』のプレ・ストーリー。「音」で繋がったお隣同士の小さな絆を描く映画『おと・な・り』。映画のストーリーの一年前から始まりまでを、ひと月ごとに描く、脚本・まなべゆきこによる書き下ろし。


映画『おと・な・り』を観た時、ちょっと気になること、と言うか疑問に思ったことがあって
これを読めばその疑問が解消されるのではないかと思って読んでみたのだが
結局映画以上のものは得られず、疑問は解消されないまま・・・
軽くて読みやすいけれど正直可もなく不可もなくって感じ。
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by hasikkoami | 2009-08-04 11:06 | 図書館 | Comments(0)
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カズオ・イシグロ/著 土屋政雄/訳
早川書房 2009年06月
ベネチアのサンマルコ広場を舞台に、流しのギタリストとアメリカのベテラン大物シンガーの奇妙な邂逅を描いた「老歌手」。芽の出ない天才中年サックス奏者が、図らずも一流ホテルの秘密階でセレブリティと共に過ごした数夜の顛末をユーモラスに回想する「夜想曲」を含む、書き下ろしの連作五篇を収録。人生の黄昏を、愛の終わりを、若き日の野心を、才能の神秘を、叶えられなかった夢を描く、著者初の短篇集。


副題には「音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」とある。
「音楽と夕暮れ」なんてロマンチックね~と思ったら
この「夕暮れ」は物悲しくて苦い「夫婦の夕暮れ」だったのね。
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by hasikkoami | 2009-08-04 11:04 | 図書館 | Comments(0)
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大倉崇裕/作
理論社 2009年05月
大学入学早々、廃部寸前の落研に入部させられた越智健一。部員が3人をきったら廃部という規則をなんとか死守しているオチケンだが、部員の岸がトラブルに巻き込まれ退部の危機に…。青春落語ミステリー第2弾。


あとがきを読んでびっくり!
大倉さん、続編書くつもり無かったの!?
前作のあのラストで続編が無かったら、私は暴動起こしてたよ(笑)
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by hasikkoami | 2009-08-04 11:03 | 図書館 | Comments(0)
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大倉崇裕/作
理論社 2007年09月
大学に入学して早々、廃部の危機に瀕した落研に入部するはめになった越智健一。勝手な先輩たちに振り回され、サークル間の陰謀にも巻き込まれる…。中篇2篇を収録した、連作落語ミステリー。


落語には決して詳しくはないけれど、NHKの連ドラ「ちりとてちん」を見ていたお陰で
知ってる話が結構出てきて嬉しかった。
とても読み易くてキャラクターも中々魅力的。
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by hasikkoami | 2009-08-04 11:02 | 図書館 | Comments(0)
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角田光代/著
新潮社 2006年01月

憎悪は愛の裏返しってこと? それとももっと気まぐれなもの? 新婚夫婦、高校生カップル、同棲中の恋人たち。あなたの気持ちをざわざわとさせる、衝撃的な7つのドラマ。


一見可愛らしそうな装丁・・・しかしよく見れば
空からは人が落ちてきてる、川には家や車が沈んでる、裏表紙には倒れている人
・・・と結構不気味・・・そして肝心の内容はもっと不気味、と言うかかなり怖い。
だって本書のテーマは「悪意」だから・・・
「こわい夢を見ないように」どころか、充分「悪夢」を見させてくれる。
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by hasikkoami | 2009-08-04 10:53 | 図書館 | Comments(0)

by hasikkoami