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本と映画と時々音楽

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『恋愛睡眠のすすめ』(2006年 フランス)
『デジャヴ』(2006年 アメリカ)
『叫』(2006年 日本)
『しゃべれども しゃべれども』(2007年 日本)
『フリーダムランド』2006年 アメリカ
『unknown/アンノウン』2006年アメリカ
『ナイト ミュージアム』2006年 アメリカ
『フライ・ダディ』2006年 韓国
『輝く夜明けに向かって』2006年 フランス/イギリス/南アフリカ/アメリカ
『西遊記』2007年 日本
『トランスアメリカ』2005年 アメリカ
『ラブソングができるまで』2007年 アメリカ
『ルワンダの涙』2005年 イギリス/ドイツ
『300<スリーハンドレッド>』2007年 アメリカ
『やわらかい生活』2005年 日本
『ボンボン』2004年 アルゼンチン/スペイン
『みなさん、さようなら 』 2003年・カナダ/フランス
『ゴーストライダー』2007年 アメリカ
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by hasikkoami | 2008-05-31 22:56 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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公式サイト
2008年 アメリカ
上映時間 90分
監督 シルヴェスター・スタローン

正直スタローンは好きじゃないので、『ロッキー』シリーズすらまともに観ていないのだが、『ランボー』だけは何故か全て観ている。1作目で子供の様に泣きじゃくりながら大佐にすがりつく姿に母性本能をくすぐられてしまい(笑)2、3と観たのだが、こちらは単なるヒーロー物になってしまっていて、ラジー賞も納得の出来だったけど・・・^^;
だから今回の決してヒーローではないランボーに個人的には満足。
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by hasikkoami | 2008-05-30 17:26 | 映画館 | Comments(0)
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クレイグ・クレヴェンジャー/著 三川基好/訳
ヴィレッジブックス 2008年04月

薬物の過剰摂取を繰り返す若者、フレッチャー。
人間観察力にすぐれ、人の目を欺くことに長けた彼は、強制入院させるか否かを鑑定する精神科医を相手に、虚々実々の駆け引きを繰り広げる。


精神科への強制入院を避ける為の医師をも欺く心理戦や、架空の人物になりすます数々のテクニックはお見事の一言。これ映画にしたら面白そうだなーと思ったらすでにその予定があるらしい。
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by hasikkoami | 2008-05-28 15:02 | 図書館 | Comments(0)
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関口尚/著
幻冬舎 2008年02月

地方都市の映画館でアルバイトを始めた恵介。そこで出会った映写技師の杉本ルカは、外へ一歩も出ることなく映写室で生活しているらしい。バイト採用の条件は、不可解な三つの約束を守ることだった。―切なく胸を打つ、感動の青春ミステリー。

本の紹介文には青春ミステリーとあるけど、正直ミステリーとしてはどうかなぁ・・・
3年間映画館から一歩も出たことのない映写技師ルカ。
支配人から出された三つの約束・・・
”ルカの過去について質問してはいけない”
”ルカは月曜日には神経質になるがそっとしておけ”
”恋愛はご法度”
など、要素としては面白いんだけど、その内容はミステリーとしては甘々。
しかし青春恋愛ものとして読めば、甘くて切なくて清々しい、いい作品だと思う。
そして何より映画好きにはたまらないシーンが多々出てくるので
私としてはそれだけでも十分満足な作品だった。
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by hasikkoami | 2008-05-18 15:24 | 図書館 | Comments(0)
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公式サイト
2007年 韓国
上映時間 121分
監督 キム・ジフン

民主化運動とは無縁だった平凡な市民が否応なく戦闘に巻き込まれ、やがて戦いの先頭に立っていく様子が丁寧に描かれ、私のような政治無知にも分かり易い作品だった。道庁前でのデモシーンは昨年のミャンマーや、3月のチベット自治区のニュース映像とだぶり、これが決して過去の出来事ではなく、今尚世界のあちこちで起こっている現実なのだと思い知らされる。だからこそ、そもそも民主化運動の主体であったはずの学生たちについてはほとんど描かれておらず、5月18日の出来事がいかにも唐突に起こったように感じてしまった(実際唐突だったのかもしれないが)のが残念だった。それに観客の涙を誘う後半の展開についても、個人的には実話をあそこまでドラマチックに演出されると逆に引いてしまう。ごく平凡な市民を描いていたはずが、いつのまにか悲劇のヒーローに・・・冒頭で事実の映画化であることは分かっているので、あのような過剰な演出がなくても、その悲劇性は十分伝わったと思うのだが・・・
しかし光州事件を初めて正面から取り上げた商業映画、ということだけでも十分価値のある作品であることには違いない。
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by hasikkoami | 2008-05-15 23:23 | 映画館 | Comments(6)
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デイヴィッド・マレル/著 定木大介/訳
柏艪舎 2005年09月

映画『ランボー』の原作「一人だけの軍隊」で知られるアメリカのベストセラー作家デイヴィッド・マレルが30年に渡り書き溜めてきたホラー中短編を集めた作品集。2編のエッセイを含む16編を収録。
各編の冒頭には、執筆の動機や着想の出所、あるいは実生活について赤裸々に記したイントロダクションが添えられている。

序盤は比較的短めの作品で後半に行くほど長くなり、また作品としても素晴らしくなっていく。特に表題作の「苦悩のオレンジ、狂気のブルー」はここ数年で読んだホラーの中ではベストで、まさしく鳥肌もの。
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by hasikkoami | 2008-05-15 23:15 | 図書館 | Comments(0)
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諸田玲子/著
講談社 2008年02月


江戸末期、城を築く余裕もない貧しい小藩、
小島藩に生きる様々な人々を描く短編集。




昔やり残したことに決着をつけようとする隠居を目前に控えた老藩士
たった一度抱かれただけの男を10年間待ち続ける女
嘘八百で女を騙し、金を巻き上げては逃げる美貌の男
別れた元許婚が国許に帰ってくると聞き、心揺れる人妻
自分の母親と逃げた男を討とうとする息子
百姓でありながら武士に憧れ、武士になりたいと願う男
時代の変化について行けず、それを認めようとしない両親とそれを冷静に見つめる娘

年齢も性別も身分も生き方も全く違う人たちが
同じ時代の渦に飲み込まれながら皆それぞれの人生を生きている。
ああ、好きだなぁ、こういうの。
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by hasikkoami | 2008-05-11 00:30 | 図書館 | Comments(0)
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乙一/著
集英社 2000年07月

ある夏休みに私は、友人とあの山に登ることにした。私が幼い頃、あの山に一人入って消息を絶った母親の遺体を探すためだ。山には古い言い伝えがあった。曰く「石ノ目様にあったら、目を見てはいけない。見ると石になってしまう」と。そして、私たちは遭難した…。
書き下ろしを含む4編収録のホラー短編集。

装丁はいかにもホラーだけど、表題作「石ノ目」以外はホラーと言うよりむしろファンタジー。
『トイ・ストーリー』が大好きな私には「BLUE」が特に切なくてよかった。

しかし乙一さんってまだ30歳なのね(若!)おまけにこれを書いた時は20歳前後とは!
若い作家さんの作品って、それなりに面白くはあるんだけど、私の様なオバさんには今時の文体がしっくりこなくていま一つ、と言うことが多いんだけど、今回はそういう違和感は感じなかったので後で年齢を知ってびっくり。
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by hasikkoami | 2008-05-06 21:36 | 図書館 | Comments(2)
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篠田節子/著
文芸春秋 2008年04月
不倫の関係を続ける亜紀と聡史は、逃避行のようにしてエーゲ海の小島にやってきた。その島の廃墟の教会で、亜紀は聖母マリアのような幻を見た上、掌から血が流れ出すという体験をする。だが島の人々は、廃墟は「ホーラ」と呼ばれる不吉な場所で、そこに教会など存在しないという。さらにたび重なる、不可思議な出来事。それらは神の起する奇蹟なのか、それともホーラが持つ妖しい力によるものなのか…。
私は宗教や神をテーマにした作品は本来苦手なのだが、篠田さんの作品はそのエンタメ性につられついつい手にとってしまう。今回も神だの奇跡だの、私の苦手てんこ盛りのわりにはスラスラ読めたが内容的にはイマイチ。
でも40代半ばの亜紀が自分について語る部分は心にズキンときた。
心はともかく身体の方は、次の世代に役割を譲り、恋の舞台から静かに撤退し、死に向かって歩いていく準備を始める。 -省略ー 青春の光も、陽炎立つような朱夏の熱気も遠いものになった。にもかかわらず冷えさびた老いの境地までには、まだ間がありすぎる。
もう分かりすぎるくらい分かる(苦笑)
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by hasikkoami | 2008-05-05 14:18 | 図書館 | Comments(2)
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公式サイト
2007年 イギリス
上映時間 123分
監督 ジョー・ライト

少女のついた嘘によって引き裂かれ翻弄される身分違いの男女の物語、と言う一見陳腐な古典的メロを安っぽくならずに描いていてよかったと思う。尤もタイトルからも分かるように本当の主人公は引き裂かれた二人ではなく、引き裂いてしまった少女なので甘いメロになりようがないが。しかし前半のスリリングで緊張感溢れる面白さに比べ、後半の失速が気になった。何より13才のブライオニー役のシアーシャ・ローナンのあの年齢特有のガラス細工のような透明感や脆さ、危うさが素晴らしかっただけに、ロモーラ・ガライ演じる18歳のブライオニーは正直ショックだった・・・
いや、決してロモーラ・ガライが悪い訳じゃなくて、あまりに違いすぎるでしょ!?この二人!
いくら5年後と言ってもあんなにデカくなるなんて・・・(ジェイムズ・マカヴォイよりデカいなんてありえないでしょ!)髪型とほくろが同じ分、かえって違和感を感じてしまった。晩年役のヴァネッサ・レッドグレイヴ のイメージが13歳のブライオニーに近かった(こちらも背は高かったけど)だけに余計残念だった。
あ、それからタイトルは同じ意味でも『贖罪(原作の邦題)』にして欲しかったぁ。
『つぐない』だとどうしてもテレサ・テンになっちゃうんだよねぇ・・・
せめて漢字で『償い』とか・・・でもそれじゃさだまさしになっちゃうか・・・(^^;)
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by hasikkoami | 2008-05-02 11:53 | 映画館 | Comments(6)

by hasikkoami