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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

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『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年 アメリカ/日本 )
『ブラックブック』(2006年 オランダ/ドイツ/イギリス/ベルギー)
『プラダを着た悪魔』(2006年 アメリカ)
『王の男』(2005年 韓国)
『恋の潜伏捜査』(2005年 韓国)
『世界最速のインディアン』(2005年 アメリカ)
『エレクション』(2005年 香港)
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by hasikkoami | 2008-01-31 22:56 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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公式サイト
2007年 アメリカ
上映時間 117分
監督 ティム・バートン


オープニングからティム・バートンカラー炸裂。おどろおどろしくて美しく、コミカルで切なくて哀しい。全編通してジョニー・デップをはじめ出演者のほとんどが、歌いっぱなしなのにもかかわらずなぜかあまりミュージカルぽく感じなかったのも面白い。朗々と歌い上げるのではなく、あくまでも台詞を歌うように話している、と言う感じ。今回初挑戦と言うジョニー・デップの歌もなかなか味があってよかった。
ただ・・・もう一生ミートパイは食べたくない・・・(もっともこれまでもほとんど食べたことないけど^^;)
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by hasikkoami | 2008-01-25 21:42 | 映画館 | Comments(8)
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ジョン・ストレルキー/著 
イシイシノブ/訳
竹書房 2006年05月


ただこなすだけの毎日から逃げ出したくて、旅に出た。
人生にも道にも迷って辿り着いたのは、1軒の奇妙なカフェ。
ウェートレスが持って来てくれたメニューに書かれた3つの質問。


なぜ、あなたはここにいるの?
あなたは死を恐れている?
あなたは満たされている?

普段は自己啓発本やハウツー本の類は読まないのだが、この作品は物語の対話の中で自分の存在の意味を問い掛けられるので、自己啓発本にありがちな押し付けがましさがなくて読みやすかった。
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by hasikkoami | 2008-01-25 21:39 | 図書館 | Comments(0)
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公式サイト
2006年 アメリカ/インド
上映時間 122分
監督 ミーラー・ナーイル


原作との違いに違和感を感じるところも幾つかあったけれど、全体的にはとてもいい作品だったと思う。コルカタ(カルカッタ)の風景やバックに流れる音楽もとても美しく、原作の持つ雰囲気同様に静かに心に染み渡る。配役もそれぞれ合っていたと思うし、特にアシマ役の女優さんが大変魅力的だった。


遅まきながら本年劇場鑑賞1本目。なかなか幸先のいいスタート♪
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by hasikkoami | 2008-01-20 23:49 | 映画館 | Comments(4)
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島本理生/著
新潮社 2007年08月

舞踏家の父と暮らす12歳の少女、野宮朔。夢は、作家になること。一歩一歩、大人に近づいていく彼女を襲った、突然の暴力。そして、少女が選んだたった一つの復讐のかたち。



私の小学6年生の時ってどんなだったかなー・・・私もあまりクラスメートとは話の合わない子供だったけれど、さすがにここまで大人びてはいなかった(と思う)それにしても島本理生って若いのね(1983年生まれ)なんか最近の私ってば、やたらと若者向けの本を読んでる気がする(苦笑)
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by hasikkoami | 2008-01-19 00:21 | 図書館 | Comments(0)
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伊坂幸太郎/著
新潮社 2007年01月


2001年のデビュー短編から書き下ろしまで、
4編収録の短編集。



確かに面白いです、伊坂幸太郎。中でも表題作の「フィッシュストーリー」には上手い!やられたー!と読みながらニヤニヤしてしまった。ただ、過去の伊坂作品の脇役たちが色々登場しているらしく、もう少し他の作品を読んでからの方が一層楽しめたであろうことを後で知って、ちょっと悔しい。
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by hasikkoami | 2008-01-18 23:48 | 図書館 | Comments(0)

d0098286_2352643.jpgクリフォード・ナイト/著 
森英俊/訳・解説
原書房 2007年11月

著名女流作家の邸宅に「ミステリ講座」と称して集められた人々。ある夜、「天の声」と呼ばれる鐘の音に、人々はたたき起こされた。そこで秘書の老女が殺されていた。なぜ犯人は殺害後にあえて鐘など鳴らしたのか。そして老女が死ぬ前に語っていた謎めいた言葉の意味は……。
原書房ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ最新刊。

物語のなかで殺人者は少なくとも二十九回、臭跡を残している。本書の巻末にはこれらの手がかりが索引にしてあるので、読者は手がかりをメモしておき、最後に自分のリストを作者のそれと見比べてみることをお勧めする。

本格ミステリを読み漁っていた中学生の頃なら、間違いなくメモを取りに行っていたであろう、
何ともそそられる書き出しなのだが・・・
ジョセフィン・テイの作品で犯人探しや謎解きだけではない面白さを堪能した後では退屈の一言。まず登場人物に魅力が感じられない。それでもラストの謎解きが(゚□゚;)ェェエエ工工! ならば多少は納得出来るがそうとも言えず・・・(-″-;)何より巻末の「犯人の手がかり索引」のほとんどが「これって手がかり???」と首を傾げたくなるようなものだった。
作品が発表されたのは1937年なのでまさしく年代物だけれど、
ヴィンテージものだからって美味しいものばかりじゃないってことね。
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by hasikkoami | 2008-01-16 22:45 | 図書館 | Comments(2)
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アリス・カイパース/著 
八木明子/訳
文芸春秋 2007年12月

すべては

冷蔵庫のうえのメモが

知っている・・・

仕事を持つ忙しい母と15歳の娘が交わす
冷蔵庫のドアのメモだけで構成された一風変った小説。

1ページがそれぞれ1枚のメモになっている。
買い物のリスト、ボーイフレンドのこと、学校の成績のこと、
そして突然襲った母の病気のこと・・・
その短い文はメモの余白と相まってまるで絵の様でむしろ絵本と言う感じ。
その余白にこそ文字だけでは語りきれない思いがある。
行間を読むように、余白を読む作品。
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by hasikkoami | 2008-01-09 23:36 | 図書館 | Comments(0)
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小川内初枝/著
筑摩書房 002年10月

「私を縛って」・・・
心も体も縛られることを強く欲しながら、二人の男との曖昧な情事を淡々と続ける美緒、32歳。彼女の心が向かう先には…。
第18回太宰治賞受賞。


この帯の紹介文に期待?して読むと完全に肩透かしを食らいます(笑)
主人公の美緒と私・・・共通する部分はほとんどないのに彼女の抱える孤独や寂しさにはとても共感する部分が多かった。一人だろうと家族がいようと結局は人は皆孤独なんだ。
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by hasikkoami | 2008-01-08 11:45 | 図書館 | Comments(4)
d0098286_22593063.jpgジョセフィン・テイ/著 
塩野佐和子/訳
論創社 2005年06月

しゃべる獣たち/立ち止まる水の流れ/
歩く石ころども/歌う砂/・・・

神経症を患い療養休暇をとったグラント警部は、故郷に向かう列車の中で若い男の死体を目撃する。偶然手にしたその男の新聞の余白には奇妙な詩が書き込まれていた・・・

グラント警部ってば、「時の娘」では入院中の病室で推理、本書では病気療養中にもかかわらず、あちこち出かけて行っては捜査・・・こんなワーカホリックだから神経症になっちゃうんだよ(^^;)

このところテイの作品を続けて読んでいるけれど、どれもとても50年以上前の作品だとは思えない。昔のミステリの良さはあっても古さは全く感じられない。キャラクターは脇役に到るまでイキイキと魅力的だし、ページをめくるのももどかしくラストまで一気に読ませる。犯人探しや謎解きが好きな人には物足りないかも知れないが、このエンターテイメントさはむしろとても現代的だと思う。
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by hasikkoami | 2008-01-08 11:43 | 図書館 | Comments(0)