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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

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≪劇場鑑賞≫
『インビジブル・ウェーブ』
『あるスキャンダルの覚え書き 』
『マジシャンズ』
『それでも生きる子供たちへ』


≪その他≫
『犯人に告ぐ』( 2007年 日本 )
『ポセイドン』 ( 2006年 アメリカ )
『ロゼッタ』 ( 1999年 ベルギー/フランス )
『イゴールの約束』( 1996年 ベルギー/フランス/ルクセンブルク/チュニジア )
『クライング・フィスト』 ( 2005年 韓国 )

劇場鑑賞4本は私にしては上出来。
しかしそうやって映画館で観ることが出来るようになると
家では観る気がしなくなるんだよね~(^^;)
だってやっぱり映画は映画館!だもん。
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by hasikkoami | 2007-06-30 22:40 | お茶の間鑑賞 | Comments(0)
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公式サイト
2005年 韓国 
上映時間 95分
監督 ソン・イルゴン

今年の初めに公開された時は
恒例の”名古屋飛ばし”で
スクリーンで観ることは半ば諦めていた。
ああ、シネマテークさん、ありがとう!

どこがどうって上手く言えないけれど
映像も音楽もとても心地よくて
夢のような95分間だった。
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by hasikkoami | 2007-06-25 12:17 | 映画館 | Comments(2)
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北村 薫/著


昭和初期の東京を舞台に士族出身の令嬢と
専属の女性運転手ベッキーさんが活躍する「街の灯」の続編。




今回は栄子お嬢様の成長著しくベッキーさんの活躍は少し控えめ。
ベッキーさんファンとしては少々寂しいな~と思っていたところへ
最後の表題作「玻璃の天」でベッキーさんの衝撃の過去が明らかになる。
前作「街の灯」が少女探偵物風の明るい雰囲気だったのに比べ
本作は戦争に向かって徐々に暗雲垂れ込める時代の様に重くなって行く。
北村作品としては何時に無く強い政治的メッセージが深く心に残る。
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by hasikkoami | 2007-06-25 12:13 | 図書館 | Comments(0)
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岩井志麻子/著


近親相姦、不倫、ストーカー・・・
事件の当事者たちが語る”ここだけの話”
それぞれの言い分は食い違い
事件の実相はその都度まったく違った顔を出す・・・
人の心の闇を描く怪異短編集。

岩井志麻子の作品を読むとつくづく人間ほど恐ろしいものはないと思う。
悪意に満ちて残酷で後味も悪いのにやめられない。
まさしく帯の紹介文にあった通り”恐怖の底なし沼”
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by hasikkoami | 2007-06-25 12:11 | 図書館 | Comments(0)
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公式サイト
2006年 アメリカ
上映時間 92分
監督 リチャード・エアー




ジュディ・デンチ 、ケイト・ブランシェット
2大名女優の競演!ってことで話題の作品。
確かにこの二人の演技だけでも観る価値あり。
内容も1時間半と言う時間を考えれば
よくまとめられていたと思う。

ただ15歳の教え子と関係を持ってしまうケイト・ブランシェット演じる美術教師シーバには
どうしても共感出来なかった(そりゃ共感したらマズイけど)
幸せな家庭の中にあっても埋めようのない心の隙間は理解出来るし
その隙間に若い男の子から猛烈なアプローチを受ければ
ついフラフラ~っとなってしまう気も分からないでもない・・・( ̄ ̄;)おいおい
しかしその後のシーバの対応はただの愚かな尻軽女にしか見えなかった。
全て自分で招いたことなのに被害者意識バリバリ。
ジュディ・デンチ に向かって「あなたの所為で私は全てを失ったのよ!」と
言い切った時には開いた口が塞がらなかった。
しかし全体的には見応え充分な作品だった。
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by hasikkoami | 2007-06-21 11:36 | 映画館 | Comments(0)
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池沢 夏樹/著

ヘルシンキ、ミュンヘン、メキシコ・・・
世界各国の様々な場所を舞台に出会いと別れを描く8つの物語。

美しい装丁に惹かれ内容も知らずに思わず手に取ったのだが
その中身も装丁に負けず劣らず美しかった。
中でも表題作「きみのためのバラ」はガラにも無く胸がキュンとなった。
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by hasikkoami | 2007-06-21 11:34 | 図書館 | Comments(0)
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花村 萬月/著


衝動的に殺人を犯した青年・朧。
子供の頃育った修道院に逃げ込んだ朧は
神の存在を試すかのように暴力とセックスの限りを尽くす・・・



以前、大森立嗣監督の映画『ゲルマニウムの夜』を観て
余りにも訳が分からなかったので原作はどんなもんかと思い読んでみた。
エロくてグロくて変態じみた人間ばかり出てきて
お世辞にも読んでいて気持ちのいい作品ではない。
しかし映画を観た時は消化不良感と言うか
「だから何なのよ!」って感じだったのが
この原作に至っては読後妙にすっきりした気分になるのはどうしてだろう。
しかしいくら芥川賞受賞作品だと言っても人にお薦めは出来ないなぁ・・・
(人間性疑われること間違いなし^^;)
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by hasikkoami | 2007-06-21 11:33 | 図書館 | Comments(0)
d0098286_17131040.jpg公式サイト
2006年 タイ/オランダ/香港/韓国
上映時間 115分

監督: ペンエーグ・ラッタナルアーン
脚本: プラープダー・ユン
撮影: クリストファー・ドイル
出演: 浅野忠信
    カン・ヘジョン
    エリック・ツァン
    光石研




国際色豊かなスタッフと出演者。
舞台はマカオ、香港、プーケット。
台詞は日本語、英語、タイ語、広東語。
ここまでくると国際色豊かと言うより無国籍。

冒頭、マカオの湿った空気の匂いが漂ってきそうな
キョウジ(浅野忠信)の部屋のシーンから
いかにもクリストファー・ドイルな色彩とカメラワークで
私としてはすでにここでかなり満足。
船の中でのゆるいユーモア感覚は結構ツボだったし
南国のリゾート地と言う表の顔とは違う
濃厚で湿度感たっぷりのプーケットも
海の底をユラユラと漂っているような浮遊感も心地良かった。
ただストーリーとしては腑に落ちない所が多々あるものの
監督自身が「ストーリーは重要じゃない」って言っちゃってるので(^^;)
それじゃ突っ込みようもないじゃないねぇ。。。
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by hasikkoami | 2007-06-11 17:16 | 映画館 | Comments(2)
d0098286_0192754.jpg太田 治子/著

春夏秋冬・・・うつろう季節の中で語られる36編の愛の物語。
お茶をいただきながらつまむのに丁度いい
可愛らしいプチフールのような掌編小説集。






ただその余りにも上品な語り口が少々古めかしいのと
いい歳した主人公たちのほとんどが夢見る乙女なのも私にはかなり違和感。
おばさんたちが皆、白馬の王子様好きってわけじゃないと思うんだけどね~(苦笑)
ロマンチックな恋愛小説がお好きな方にはいいかも知れないけど
”紅茶とプチフール”より”日本茶と羊羹”の方が好きな私には少々照れくさいかな・・^^;

しかし月刊誌「りぶる」に”Photo Story”として連載されていただけあって
添えられている針穴写真家の田所美恵子さんのモノクロ写真はどれも素敵♪
肝心の小説よりもこちらの方に興味が行ってしまった。
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by hasikkoami | 2007-06-05 00:25 | 図書館 | Comments(0)