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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

カテゴリ:図書館( 497 )

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アン・ウォームズリー∥著
向井 和美∥訳
紀伊國屋書店 2016.9

カナダで雑誌記者をしている著者が刑務所の読書会に一年間、ボランティアとして参加した記録。みずからの経験を背負いつつ、さまざまな意見を率直にぶつけていく受刑者たちの、熱気あふれるやりとりを生き生きと描き出す。


ドキュメンタリー映画は好きだけど、本はフィクション専門の私。
最近ようやくチャレンジし始めたノンフィクションだけれど、
先に読んだ「 煙が目にしみる 火葬場が教えてくれたこと 」に続いてこれまた大当たり!!

最高に面白かったー!

この読書会で取り上げられている本を全て読みたくなる。
頁を捲る手が止まらなくて、でも読み終えてしまうのが惜しくて。
この読書会が永遠に続いてくれたらいいのに、と思った。
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by hasikkoami | 2016-11-17 08:12 | 図書館 | Comments(4)
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ウンベルト・エーコ∥著
中山 エツコ∥訳
河出書房新社 2016.9

私たちはすぐ忘れる。そして無関心になる。悪しきジャーナリズムが狙うのはそこだ! ミラノの新聞社を舞台に、陰謀と歪んだ報道にまみれた情報社会をミステリータッチでアイロニカルに描く警鐘の書。

ウンベルト・エーコと言えば「薔薇の名前」(映画は観たけど未読)くらいしか知らないし、
イタリア現代史には疎いし、でどうなることかと思いきや、
200頁ちょっとと短かった所為もあり、意外にサクサク読めた。
それにしても情報操作って簡単なのね。
私なんて絶対踊らされてるよ。怖いわ~008.gif
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by hasikkoami | 2016-11-17 08:09 | 図書館 | Comments(0)
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アンソニー・ドーア∥著
藤井 光∥訳
新潮社 2016.8

目の見えない少女と、ナチスドイツの若い兵士。2人の運命が、フランスの海辺の町で交差する-。時代に翻弄される人々の苦闘を、彼らを包む自然の荘厳さとともに、温かな筆致で繊細に描き出した感動巨篇。


深く、深く、心を揺さぶられた。

やがて交差するその時に向かって、
時間と場所を行きつ戻りつしながら語られる物語は
あまりにも残酷で、あまりにも美しくて。
読んでいる途中何度も息が詰まりそうになって、
目を閉じ、呼吸が落ち着くのを待っては再び読み始める...の繰り返し。
500頁を超える長編だけれど、その頁数以上の重みと充足感を与えてくれた。
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by hasikkoami | 2016-11-16 07:51 | 図書館 | Comments(2)
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J.K.ローリング∥作
松岡 佑子∥訳
静山社 2014.5

「ハリー・ポッター」の物語に登場する魔法動物が大集合! ホグワーツ魔法魔術学校の教科書を、ハリーたちの落書きまで再現して複製。88の魔法動物の生態を収録する。

まもなく公開する『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の予習として。
(と言いつつ観に行くかどうかは不明←おい)
手のひらサイズの可愛らしい装丁で、ハリーの教科書と言う設定なので、
ダンブルドア校長の前書きや、ところどころにあるハリーとロン
(ロンは自分の教科書を無くしてハリーのを借りてる)
の落書きなんかもファンにとっては楽しい。
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by hasikkoami | 2016-11-16 07:48 | 図書館 | Comments(0)
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ケイトリン・ドーティ∥著
池田 真紀子∥訳
国書刊行会 2016.8

初めてひげ剃りをした死体のことを、女は死ぬまで忘れない。ファーストキスや初体験以上に…。火葬技師見習いとして就職した初日から一人前の葬儀屋になるまでの日々と、そこから得た哲学を本音で熱く語る回想録。


テーマがテーマだけに、こんな感想は不謹慎かもしれないけれど

いや~面白かった~041.gif

まさしく、涙と笑いの葬儀屋奮闘記。

ただ面白いだけじゃなく、とても哲学的で深い内容でもあり、
今やすっかり火葬文化が根付いている日本人には
驚く様なことや不思議に思えることも多かった。
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by hasikkoami | 2016-11-14 08:05 | 図書館 | Comments(0)
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R.J.パラシオ∥作
中井 はるの∥訳
ほるぷ出版 2015.7

生まれつき顔に障害があるオーガストは、10歳で学校に通うことになったが、生徒たちは彼の顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて避けるようになる。一方で、オーガストの話を面白がる同級生は少しずつ増えていき…


今年の初めに読もうと思いつつぐずぐずしていて、
ようやく夏前に地元図書館で検索をかけたら引っかからず、
あれ?前は確かにあったはず...と不思議に思っていたら
今年の小学校高学年用課題図書だった為、
夏場の3ヶ月間は利用制限がかかっていた模様。
てことで秋になるのを待って借りてきた。

"泣ける感動もの"と聞くとついつい敬遠してしまう私だけれど、
『遠い空の向こうに』同様、そんな天邪鬼な自分を反省させられる、心洗われる作品だった。
すでに映画化が決定していて、オーガスト役は
『ルーム ROOM』で観客の涙を搾り取ったジェイコブ・トレンブレイくん。
(大泣きしそうで怖いけど、観たい!)
それに本国ではスピンオフ作品も出ているようで、そちらの邦訳も待ち遠しい。
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by hasikkoami | 2016-11-14 08:01 | 図書館 | Comments(5)
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ペーター・シュタム∥著
松永 美穂∥訳
新潮社 2016.7

森の中のホテルで出会った不思議な女性。ロック・フェスティバルを見物に来た近所の若い農夫-。「ふつうの人たち」の人生にある日訪れる、驚き、悲嘆、喜びを、研ぎ澄まされた文章で繊細に映し出す10篇を収録。

淡々と静かで、不思議な余韻の残る短編集。
登場人物たちは皆どこにでもいる「ふつうの人たち」だけれど、
皆どこか寂しげで物悲しく、その孤独感に共感する。
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by hasikkoami | 2016-11-13 12:24 | 図書館 | Comments(0)
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アントニオ・G.イトゥルベ∥著
小原 京子∥訳
集英社 2016.7

アウシュヴィッツ強制収容所に、囚人たちによってひっそりと作られた秘密の図書館。本の所持が禁じられているなか、図書係をつとめる14歳の少女ディタは、命がけで本を隠し持ち…。実話に基づく物語。

可愛らしい表紙からは想像も出来ないほどの壮絶な物語。
本の持つ意味と力について深く考えさせられ、
絶望の果てに射す希望の光が実話だと言うことに救われる。
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by hasikkoami | 2016-11-13 12:22 | 図書館 | Comments(0)
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辻村 深月∥著 
毎日新聞出版 2016.8


昭和46年、新館への建て替えを経た東京會舘。緊張で肩を震わす舞台女優、東日本大震災の日、直木賞授賞を知らされた父子…。東京會舘の歴史を下敷きとした、優しさと慈しみに満ちた物語。『サンデー毎日』連載を単行本化。

感想としては上巻とほぼ同じ。
上下巻通して個人的には、客視点より職員視点の話の方が面白かった。
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by hasikkoami | 2016-11-10 07:47 | 図書館 | Comments(0)
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辻村 深月∥著
毎日新聞出版 2016.8


大正11年、丸の内に落成した国際社交場・東京會舘。海外ヴァイオリニストのコンサート、灯火管制下の結婚式、未知のカクテルを編み出すバーテンダー…。“會舘の人々”が織り成すドラマ。『サンデー毎日』連載を単行本化。

東京會舘に行ったこともなく、何の思い入れもない私。
良い話だとは思うけれど、登場人物たちが皆上流のお上品な人たちでばかりで、
根っから庶民の私には、残念ながら今ひとつ入り込めず...^^;
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by hasikkoami | 2016-11-10 07:45 | 図書館 | Comments(0)