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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「黒百合」

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多島斗志之/著
東京創元社 2008年10月
「六甲山に小さな別荘があるんだ。下の街とは気温が八度も違うから涼しく過ごせるよ。きみと同い年のひとり息子がいるので、きっといい遊び相手になる。一彦という名前だ」父の古い友人である浅木さんに招かれた私は、別荘に到着した翌日、一彦とともに向かったヒョウタン池で「この池の精」と名乗る少女に出会う。

いや~やられた!
残りわずか数ページ、このまま結論は読み手の判断に任せて・・・
と言うことになるのかしら?と思っていたところへの
あまりにもさら~っとした謎解きに一瞬訳が分からず呆然としてしまった。
そう言えば確かに、伏線らしきものがあちらこちらに・・・(遅っ^^;)
と言うのも実は私、青春物語の方にばかり気をとられ
これがミステリーであることをほとんど忘れていたのだった^^;
それ程鮮やかで瑞々しい青春物だったということでもあるけれど
やっぱりちょっと損した気も・・・
もう一度今度はミステリ部分に重点を置いてもう読み返してみようかな^^;
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by hasikkoami | 2009-06-12 13:39 | 図書館 | Comments(2)
Commented by p_giacomo at 2009-06-17 22:20
戦前・戦中の描写に重要な伏線が張ってあったことに気付き、巧妙に思い込みさせられていたことを爽快に感じました。
「宝塚的」美青年が登場するのも阪急グループと小林一三翁に関連させているのでしょうね。
Commented by hasikkoami at 2009-06-18 09:38
★p_giacomoさん、
実はこの後読み返しまして(笑)とても巧妙に伏線が張られていたことに改めて気付かされました。

>阪急グループと小林一三翁に関連させている
そうなんですよね~!と言ってもこれまた後で気付いたんですけど・・・^^;
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