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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「巣立ち」

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諸田玲子/著
新潮社 2008年11月
珠世は女房から姑へ。肩の荷を下ろせるはずが、これまでにない試練と苦労が生まれる。 矢島家の長男、久太郎がついに嫁を取る。しかし、相手は珠世の主に苛酷な影働きを命じ、いまや失脚した老中水野忠邦に連なる家の娘だった。佳き日を迎えるまでの心労、そして婚礼でも思わぬ波乱が。家族がひとり増えれば、苦労も増え、また去り行く人もいる。ものみな変わり行くなか、変わらぬ機微と情愛で珠世は家族を包み込めるか。

諸田玲子さんの作品の中で一番好きな「お鳥見女房」シリーズの5作目。
よき娘であり、よき妻であり、よき母であり、よき姑でもある珠世は、まさしく理想の女性。
今回は一人の女として揺れる珠世もあってちょっとドキドキ・・・。
出会いと別れ、喜びと寂しさが交差するラストは今の季節に読むのにぴったり。
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by hasikkoami | 2009-04-16 23:00 | 図書館 | Comments(0)
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