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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「森に眠る魚」

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角田光代/著
双葉社 2008年12月

東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通してしだいに心を許しあうが、いつしかその関係性は変容していた。―あの人たちと離れればいい。なぜ私を置いてゆくの。そうだ、終わらせなきゃ。心の声は幾重にもせめぎあい、壊れた日々の亀裂へと追いつめられてゆく・・・


この本には私が子供の頃からずっと恐れていて
今も避け続けているものが詰まっている

私は子供の頃から女同士のベタベタとした付き合いが苦手だった。
友達と過ごす時間はとても楽しいけれど
必要以上に相手に何かを求めたり、求められたりするのは嫌だったし
正直、それを望む女の子たちの気持ちが理解出来なかった。
大人になり母親になった今もそれは変らない。
一人で子育てをしていると時折孤独感や閉塞感に苛まれることがある。
そんな時、同じような境遇の人と交流することは不安な気持ちを和らげてくれるけれど
過度な付き合いはかえって新たなストレスを生む。
そしてそのストレスは一人の時に感じていたものより遥かにやっかいだ。
何事も適度な距離感が大切、と言うことだ。
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by hasikkoami | 2009-01-30 00:36 | 図書館 | Comments(2)
Commented by sala at 2009-01-30 01:05 x
あみさん、今回は感想なのか小説の一部なのかわからなかったわ。
私はトイレも1人で行きますし、1人で何でもして群れませんけど、友達は大切にしたいと思うかな。
男より、友達が好きよ(笑)男は面倒。

子どもの付き合いは、やはり子どもを通してだから、子ども以外の問題が出てきて私も面倒かな。
適度って言うのは寂しいけれど、やっぱりそれが円満なのかもと思います。
Commented by hasikkoami at 2009-01-30 15:13
★salaさん、
>感想なのか小説の一部なのかわからなかったわ。
そんなこと言ったら角田さんに怒られますよ(笑)

私ももちろん友達は大切ですが
幸い私の友達も我が道を行くタイプばかりなので(類は友を呼ぶ)
長続きしてるのかな(笑)

>適度な距離感
これは友人関係だけじゃなく夫婦の関係もそうじゃないですか?(笑)
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