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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『12人の怒れる男』

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公式サイト2007年 ロシア
上映時間 160分
監督 ニキータ・ミハルコフ


シドニー・ルメット監督の『十二人の怒れる男』(1957年アメリカ)を、舞台を現代のロシアに置き換えたリメイク。

プロット自体はほぼルメット版のままだが、そこに現代ロシアが抱える民族問題や社会問題を織り込んでいるので、見終わった後に受ける印象はまるで違う。
ルメット版ラストの心地よい解放感とは逆に、絶望的な現実を突きつけられるかのようなミハルコフ版。
人が人を裁くと言うことーそしてその責任ー法の正義にも勝るものー
沢山のことを考えさせられた。かと言って重苦しいだけの作品ではない。12人の陪審員たちのやり取りは緊張感の中にもユーモアが散りばめられ、劇場全体が大きな笑いに包まれることすらあった。2時間40分は確かに長いが、その分見応えがあると思える作品だった。
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by hasikkoami | 2008-09-11 15:11 | 映画館 | Comments(0)
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