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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『歩いても 歩いても』

d0098286_1913566.jpg公式サイト
2008年 日本
上映時間 114分
監督 是枝裕和

真っ暗なスクリーンから聞こえてくる
何かを削るような音
明るくなった画面に映し出される
人参の皮をリズミカルに削る母と、大根の皮を剥く娘
グツグツと煮える豚の角煮
ミョウガを刻む涼やかな音
湯気を上げ青々と光る枝豆


もうこれだけでも十分満足できるほど美しいオープニングシーンだった。

そしてそんなオープニングに負けない、素敵な作品だった。

家族だからこそ、気恥ずかしかったり
家族だからこそ、見栄を張ってしまったり
家族だからこそ、つい後回しにしてしまったり・・・

まあ、いいか・・・また、そのうち・・・いつか・・・

そうやって気がつけば 「いつも、ちょっとだけ間に合わない」

そんな心残りや後悔で、家族の思い出は出来ているのかもしれない
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by hasikkoami | 2008-08-15 19:48 | 映画館 | Comments(0)
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