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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『ぐるりのこと。』 

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公式サイト
2008年 日本
上映時間 140分
監督 橋口亮輔

本編上映前の予告編の途中で映写機のトラブルがあり、20分程待たされた。そう言えば最近は映写機の性能が進歩したのかあまりなくなったけど、昔は画面がずれたり、映像と音声が合ってない、なんてことちょくちょくあったな~なんてちょっと懐かしく思ってしまった。



さて、20分待たされた肝心の本編はと言うと・・・
待たされ甲斐(?)十分の素敵な作品だった。
元々木村多江さん目当てで観た作品なので彼女の素晴らしさは当然として、
リリー・フランキー氏の本職の俳優には出せない何とも不思議な空気がとてもよかった。
昔「月とキャベツ」の山崎まさよしを観た時の感じをちょっと思い出したりして・・・
まさか「おでんくん」にドキドキさせられることになろうとは自分でもびっくり(笑)

それに前半の翔子の行動パターンが自分とあまりにも似ていて、これはもう笑うしかなかった。冒頭、翔子がカナオとの結婚を不安視する周りの人に言った言葉・・・

「いいのよ、私がしっかりすればいいんだから」

この台詞、私も夫と結婚する時言いました(笑)
そしてその後の翔子とカナオの家でのやりとり・・・

「あなたがちゃんと守ってくれないから、いろいろ決めなくちゃいけないんじゃない」

これまで何十回、何百回言ったことか・・・
(でも内容はセックスのことではないです。念の為・笑)
そして夫はカナオ以上に馬の耳に念仏・暖簾に腕押し・糠に釘・豆腐に鎹・・・etc.
それでも何とか夫婦としてやっていけてるんだから、ほんと人と人の繋がりって不思議。
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by hasikkoami | 2008-07-05 22:49 | 映画館 | Comments(8)
Commented by mario5846 at 2008-07-06 01:43
カナオ堕ちの仲間に入ってくださって、ありがとうございます^^

>昔「月とキャベツ」の山崎まさよしを観た時の感じをちょっと思い出したりして・・・
分かります。実は私も思い出しておりました^^あれは狙って出せるものじゃないですよね。山崎にもリリーさんにも天性の才能があるタイプだと思います。一見不器用で飄々としているんだけど、実は器用で多才な感じも似ているんじゃないかなぁ^^

で、あみさんも翔子に似ているところがあるんですねw 私もそうなんですが(笑)。言葉のひとつひとつや行動のひとつひとつに嘘がなくて、スクリーンの中の出来事なのに、とてもリアルに共感できる作品でした。
Commented by nanako_konana at 2008-07-06 05:37
カナオ堕ちされたんですね!もしかしたら、カナオに耐えられないという女性もいるんじゃないかと思いつつ、気がつけばすっかりやられてしまっていた私も、,marioさんと同じく仲間が増えたみたいでうれしいです!

私は翔子とはちがうタイプかなと思います。でも若かった頃は何事も予定を決めないと気が済まなくて、その通りに事が運ばないとストレスを強く感じて、夫婦げんかのきっかけはいつもそのパターンだったなぁと思い出したりしました。(あっ、私もセックスのことではないです。・・・汗)
微妙に自分のことも振り返りながら、主人公達と泣いたり笑ったり、そしてちょっと大げさですが「生きてるって大変だけど、ステキだな」と思えた140分間+余韻・・・でした。
Commented by TAMA at 2008-07-06 12:49 x
>カナオ以上に馬の耳に念仏・暖簾に腕押し・糠に釘・豆腐に鎹・・・etc.
ドキッ!糸の切れた凧としては、後学のために一人でこっそり観に行こうかな?
>昔「月とキャベツ」の山崎まさよしを観た時
自分は「8月のクリスマス」で彼の演技を初めて観ましたが、オリジナルのハン・ソッキュさんとは違ったキャラクター像を表現する彼の演技力に驚かされました。
Commented by hasikkoami at 2008-07-06 21:39
★marioさん、
おお!やはりmarioさんも思い出してくださいましたか!
>あれは狙って出せるものじゃないですよね。
あの演技してるんだかしてないんだか・・・って感じが思い出させるんですよね。

そしてこれまたやはり、marioさんも翔子に似ているところがあるんですね。そうじゃないかと思ってました(笑)そしてこの手のタイプの女は得てしてカナオのようなタイプに弱い、と言うこともとてもリアルに共感できてしまうんですよね~(笑)
Commented by hasikkoami at 2008-07-06 21:39
★nanakoさん、
>カナオに耐えられないという女性もいるんじゃないかと思いつつ
ほほ~そうですか!私は「女にだらしない」と言うことは女にもモテなきゃ出来ないことなので、素直に「この手のタイプに女は弱いのよね~でもって後で後悔することになるんだけどさ~^^;」なんて思ってました(笑)やはりnanakoさんは翔子とは違うタイプなのですね。

>「生きてるって大変だけど、ステキだな」
全然大げさなんかじゃないですよ。私も人と人の繋がりって鬱陶しくてめんどくさいけど、だからこそ愛しいだなって思いました。
Commented by hasikkoami at 2008-07-06 21:40
★TAMAさん、
お会いしたこともないのにこんなことを言うのもなんですが・・・
私のなかではTAMAさんとカナオ、(女にだらしない、と言う部分を除いて)ちょっとイメージ被ってるかも・・・です(笑)
つまりそれだけ魅力的なイメージ、ということです。(この映画をご覧になってくださればわかりますので、是非!)

「月とキャベツ」は山崎まさよしの俳優デビュー作なので、その点でも今回のリリー氏と似ていたのかもしれません。
Commented by orangechocola_103 at 2008-09-08 21:07
やっと観てきました~。じわじわ沁みるいい映画でしたね~(^^)
>そしてこの手のタイプの女は得てしてカナオのようなタイプに弱い
ふふ~ん、そうなのですね。残念ながらワタシは翔子とは正反対のタイプ(^^;)だからなのか、カナオのようなオット・・羨ましいな~と思う反面、こういうタイプのオトコには決して堕ちないんだろうな~と自覚した帰り道でした(笑)
Commented by hasikkoami at 2008-09-09 09:56
★オレンジさん、
>じわじわ沁みるいい映画でしたね~(^^)
ほんとですね~。静かに心の中に入り込んでくる映画でしたね。^^

>カナオのようなオット・・羨ましいな~
そうですか~?この手のタイプは魅力的ではあるけれど、夫にすると苦労するタイプだと思いますよ(笑)でも私はそれが分かっていながら堕ちてしまう自信はあります(笑)
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