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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「青年のための読書クラブ」

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桜庭一樹/著
新潮社 2007年6月
東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の“クラブ誌”があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちによって脈々と記録され続けていた―。

まるで宝塚かと思うような台詞回しが何とも鼻につくものの(自分のことを僕と言うのはまだしも「君、孤独を知っているかい?」と言う女子高生なんてありえない・笑)面白かった。特に第一章の、家柄も教養も申し分ないが、その醜い容姿ゆえ周りから決して認められることのないアザミが、美しいが庶民の出の紅子を王子に仕立て上げていく過程はゾクゾクするほど面白かった。
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by hasikkoami | 2008-07-05 22:39 | 図書館 | Comments(0)
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