「ランドルフ・メイスンと7つの罪」
メルヴィル・デイヴィスン・ポースト/著 高橋朱美/訳
長崎出版 2008年3月
法と戯れるミステリ史上初の悪徳弁護士登場。法の抜け道を探り、罪人を助ける弁護士―ランドルフ・メイスン。知識と知性を勝ち得た男に死角はないのか?出版当時、社会に大きな波紋を投げ掛けた問題短篇小説。
もともとはこう言う、法の目をかいくぐったり、法の裏をかくような話って好みなんだけど、これは何か後味が悪かった。作品としては面白いんだけど、助けてもらう罪人たちが皆、あまりに身勝手な理由で罪を犯していて、全く同情の余地なし!・・・なのに無罪放免てのはなぁ・・・
まぁ、そんな奴らを助けるから悪徳弁護士なんだけどさ^^;