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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「アサッテの人」

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諏訪哲史/著
講談社 2007年07月

「ポンパ!」 突如失踪してしまった叔父が発する奇声!
アパートに残された、叔父の荷物を引き取りに行った主人公は、そこで叔父の残した日記を見つける・・・
第137回芥川賞受賞作品

読み始めは正直よく分からない、と言うかなんじゃこりゃ?って感じだったのだが、叔父やその妻の日記が出てくるあたりからなかなか面白くなってくる。そしてだんだんもの悲しくなってくる。この小説の登場人物とはタイプは異なるが、我が家にもアサッテの方角を向いている人間が若干一名いるので、彼もこれからこんな風に生きにくさを感じながら生きていくのかと思うと、人事ではなく切ない。そして自分のことを顧みても、叔父やチューリップ男の様な衝動がないか?と問われれば否定できない。
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by hasikkoami | 2008-04-22 11:08 | 図書館 | Comments(2)
Commented by reika at 2008-04-25 20:02 x
この作品、興味があったのですが、まだ文庫化されてませんよね?
ハードカバーは高いし、重いしちょっと敬遠中。(笑)
文庫化されてから読もうと思ってます。
Commented by hasikkoami at 2008-04-25 22:52
★reikaさん、
ええ、多分まだ文庫化はされていないと思います。
私も気にはなっていたのですがわざわざハードカバーを買ってまでは・・・だったのですが、偶然図書館で見つけたので。
文庫化されてからで十分ですよ。
だってこの本、高いのに軽い(薄い)んですよ~。なんかそれってちょっと損した気になりません?(笑)
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