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本と映画と時々音楽

「玻璃の天」 

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北村 薫/著


昭和初期の東京を舞台に士族出身の令嬢と
専属の女性運転手ベッキーさんが活躍する「街の灯」の続編。




今回は栄子お嬢様の成長著しくベッキーさんの活躍は少し控えめ。
ベッキーさんファンとしては少々寂しいな~と思っていたところへ
最後の表題作「玻璃の天」でベッキーさんの衝撃の過去が明らかになる。
前作「街の灯」が少女探偵物風の明るい雰囲気だったのに比べ
本作は戦争に向かって徐々に暗雲垂れ込める時代の様に重くなって行く。
北村作品としては何時に無く強い政治的メッセージが深く心に残る。
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by hasikkoami | 2007-06-25 12:13 | 図書館 | Comments(0)
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