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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「孤宿の人」

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d0098286_16353629.jpg宮部 みゆき/著










不幸な生い立ちを背負い、阿呆の「ほう」と名づけられた少女が
生まれた地を追われ、讃岐国にたどり着く。
時を同じくして讃岐国、丸海藩に幕府の罪人・加賀殿が流されて来る。
それを機に藩内で毒死や原因不明の病がおこり始める・・・

誰からも望まれることなく生まれ落ち、阿呆の「ほう」と名づけられ
まるで疫病神のように故郷を追われた「ほう」と
人々から鬼や魔物と恐れられる罪人「加賀様」の心の触れ合いが胸を打つ。
「ぼんくら」シリーズのような軽やかさや楽しさはなく、ずっしりと重い。
読後感は決して悪くはないけれどあまりに切ない
ちょっと山本周五郎の「樅の木は残った」の読後感と似てる気がした。
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by hasikkoami | 2007-05-19 16:38 | 図書館 | Comments(0)
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