「こんちき -あくじゃれ瓢六 -」
諸田 玲子/著
連作捕り物帳「あくじゃれ瓢六」の続編。
瓢六はその功労を買われ無事自由の身になったものの
弥左衛門とはすっかり友情関係が出来
”だんなの為なら”とお上のご用を手伝い
果ては堅物・弥左衛門の恋の指南まですることに・・・
前作では事件解決の為に期限付きで牢から出されていた瓢六だが
今回は反対に牢内に潜入するエピソード「半夏」が印象的だった。
瓢六が牢内の抗争を鎮める為に囚人たちに見せた壺の中の無数の蟷螂。
共食いの果てに生き残ったわずかな蟷螂は果たして勝利者なのか・・・
相手を蹴落とし食い殺し、そうやって生き残った者はやがてどうなるのか・・・
壺の中の構図はまるで今私たちが生きている世界そのもの・・・
連作捕り物帳「あくじゃれ瓢六」の続編。
瓢六はその功労を買われ無事自由の身になったものの
弥左衛門とはすっかり友情関係が出来
”だんなの為なら”とお上のご用を手伝い
果ては堅物・弥左衛門の恋の指南まですることに・・・
前作では事件解決の為に期限付きで牢から出されていた瓢六だが
今回は反対に牢内に潜入するエピソード「半夏」が印象的だった。
瓢六が牢内の抗争を鎮める為に囚人たちに見せた壺の中の無数の蟷螂。
共食いの果てに生き残ったわずかな蟷螂は果たして勝利者なのか・・・
相手を蹴落とし食い殺し、そうやって生き残った者はやがてどうなるのか・・・
壺の中の構図はまるで今私たちが生きている世界そのもの・・・
by hasikkoami
| 2007-04-12 14:04
| 図書館