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本と映画と時々音楽

「あくじゃれ瓢六」

d0098286_104147.jpg諸田 玲子/著


つまらぬことで小伝馬町の牢屋敷に入れられている瓢六は
元は長崎で唐絵目利きや阿蘭陀語通訳を務め
蘭学などにも通じている切れ者。その上粋で役者のような色男。
少し斜に構えているところがあるがどこか愛嬌もあり憎めない。
そんな何をやらせても人並み以上の瓢六と
堅物で風采の上がらない男やもめの同心・弥左衛門の
正反対コンビによる連作捕り物帳。

コンビと言うのはデコボコの方が面白い。
それも入牢中の囚人と同心と言うかなり異色の組み合わせ。
始めは反目しあいながらも徐々に友情が芽生えていく展開はありきたりだが
主役以外のキャラもそれぞれたっているので面白く読める。
個人的には弥左衛門の上司・菅野一之助がお気に入り。
風流を好み、おっとりと何も考えていないような風貌をしていながら
実は切れ者の瓢六でさえ手のひらで転がすことの出来る策士。
是非、NHK金曜時代劇枠(限定)でのドラマ化希望。
瓢六や弥左衛門を差し置き、菅野様の配役を考えて楽しんでいる(笑)
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by hasikkoami | 2007-04-11 10:10 | 図書館 | Comments(0)
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