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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「停電の夜に」

d0098286_053564.jpgジュンパ・ラヒリ/著
小川高義/訳

ピューリツァー賞
O・ヘンリー賞
PEN/ヘミングウェイ賞 他を独占した
インド系作家ジュンパ・ラヒリのデビュー短編集。
停電の夜
一組の若い夫婦
蝋燭の灯りにすれ違った心が浮び上がる

年末wowowで観た映画「大停電の夜に」とほとんど同じ設定だがラストは正反対。
淡々とした語り口が蝋燭の灯りの様に、静かに二人の哀しみを映し出す。

最も長くても36ページの9つの物語。
しかしその短い中に、寂しさ、悲しみ、切なさ、温もりがある。
声高には叫ばない国籍、人種、異文化の問題がある。
一編読む毎に本を閉じて余韻を噛み締めたくなる。
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by hasikkoami | 2007-01-15 13:03 | 図書館 | Comments(2)
Commented by mario5846 at 2007-01-15 17:06
短編映画はあまり得意ではないのですが、短編小説は結構好きなんですよね。
>一編読む毎に本を閉じて余韻を噛み締めたくなる
私も噛み締めてみたくなりました。

映画「大停電の夜に」は一昨年の東京国際映画祭で舞台挨拶付きで観ました。じんわり&ほっこり&キュンとなるいい映画でした。このトヨエツは、いい味出してましたし(笑)

遅くなりましたが、私もリンクいただいてまいりますね。よろしくお願いいたします。
Commented by hasikkoami at 2007-01-16 09:51
★marioさん、
「大停電の夜に」はしみじみと温かい作品でしたよね。^^
それ観た後だったので、てっきりハートウォーミングな結末を想像していたのですが
こちらは切なくてちょっと苦い結末でした。
でも後味が悪いわけではなくこれまたよかったです。
全体的にちょと切ないお話が多いのですがとても満足感のある短編集だと思います。
もしどこかで見かけられたら、是非お手に取って見て下さい。

それからリンクありがとうございます。こちらこそ宜しくお願いいたします。
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