ブログトップ

図書館の隣の映画館

hasikko.exblog.jp

本と映画と時々音楽

「手袋を買いに」

d0098286_044383.jpg次男が宿題で毎夜音読する新美南吉の「手袋を買いに」
新美南吉の童話は素朴だけどとても温もりがある。
この作品もこぎつねの無邪気さが実に可愛らしく
母と子の情愛や日本語表現の美しさも感じられる。
黒井健の美しい挿絵の絵本も大のお気に入り。
しかしどうしても一つだけ納得出来ないことがある。
はたしてあれほど細やかな愛情を注ぐ母さんぎつねが
自分の足がすくんでしまうほど恐れている人間のところへ
可愛い坊やを一人で行かせるだろうか?


餌を獲ったり敵と戦う、と言う生きていく上でどうしても必要なことを
坊やに教える為ならいざ知らず
”手袋を買う”それだけの為に
「掴まえて檻の中へ入れちゃうんだよ、人間ってほんとに恐いものなんだよ」
な人間のところへ・・・
しもやけと命、どっちが大事なんだ!?絶対納得出来ない。

でも子供の頃読んだ時はこんなこと考えなかったような気がする。
やはり私も親になったんだな・・・
[PR]
by hasikkoami | 2007-01-12 11:41 | 図書館 | Comments(8)
Commented by TAMA at 2007-01-12 20:17 x
>でも子供の頃読んだ時はこんなこと考えなかったような気がする。
確かにご指摘の通りだと思います。
冷静になって考えると「しもやけと命どっちが大事なの?」とか
自分が怖くて行けない所に子供を行かせる行為って疑問符が付きます。
子供の頃はコトの重大さが理解できていなかったから、何も疑問に思わなかったのかな?
Commented by yukiko at 2007-01-12 22:26 x
あみさん
こんばんは!お元気そうで何よりです(^^)
こんなお部屋があってもくつろげそうでいいですね!
この童話は私もなんだか納得できなくて(笑)
「かわいい子には旅をさせよ」っていうのとも
ちょっと違いますよね・・
もし本当に必要なもので危険な場所だったら
母なら子どもを残しておいて自分で行きますよね(^^)
それは人間でも動物でも母性本能のある生き物なら
当たり前の行動だと思うのですが・・
最近はそうでもないのかしら(TT)

あ!そういえばご存知でしょうか?
KNのポータルサイトで育児日記字幕つきで
2話まで(実際は何話分なんでしょう?)配信されています!
無料で会員になれば見れると思いますので
もしお時間があればご覧くださいね!
Commented by hasikkoami at 2007-01-13 01:12
★TAMAさん!もうお加減はよろしいのですか?
どうか無理なさらずご自愛くださいね。

>自分が怖くて行けない所に子供を行かせる行為って疑問符が付きます。
ですよね!絶対おかしいですよね!
でも今までこの作品の感想でこのことに触れてるものって読んだことがないんですけど
ひょっとしてタブーなんでしょうか?(笑)
Commented by hasikkoami at 2007-01-13 01:13
★yukikoさん、ご無沙汰して申し訳ありません。
それにこんなところにまでいらしてくださってありがとうございます!

>この童話は私もなんだか納得できなくて
よかった~!やっぱりそうですよね!「かわいい子には旅をさせよ」的ではなく
自分が怖いから子供に行かせるって絶対おかしいです!
作品中に出てくる人間の親子のシーンにも愛情が溢れているだけに余計納得出来ないんですよね。

それから>KNのポータルサイト
まったく知りませんでした。ありがとうございますm(_ _)m
このところ全く情報収集してないもので・・・
今の彼等の動向も全くわからない状態です。
ほんと、ファン失格です・・・なんとかしなくちゃ(汗)
Commented by kazumi at 2007-01-17 17:04 x
お久し振りです!
私も昨年の始めに、この作品を朗読していました^^。
雪の音とか表現するのに大変な思いをした作品でもあります。
難しい疑問ですね。
人と自然と動物との共存がテーマ?ですかね。相手がたとえ動物だとしても悪い事をし無ければ平等に対応すると言う事なんでしょうが、キツネの母親的感覚か、、、。
単純に、子キツネに寒い思いをさせたくないと言う事だけだと思いますが。答えになっていませんね^^:。
Commented by mikan-lime at 2007-01-18 09:27
ご近所めぐりを怠っていて、やっと気付きました!(すいません)
のんびりと、のんびりと・・・。それが一番ですね。私もあの部屋はいくつか試行錯して落ち着いた気ままな場所です(気まますぎるとの噂もあるが・・・爆)。

この絵本、息子にはいまひとつだったのですが、自分が好きで大切にしています。息子に受けたのは「3枚のお札」で私は毎晩、山姥になってました。素でOKかも・・・・・。
Commented by hasikkoami at 2007-01-18 13:06
★kazumi さん、
ようこそお越しくださいました。^^

朗読ですか!いいですね~。
こう言う美しい日本語はやはり声に出して読むべきものですね。
でも確かに表現するのは難しいでしょうが・・・

>人と自然と動物との共存がテーマ?
このお話が書かれた頃は、今よりずっと自然と動物と人間がいい距離を保ちながら共存出来ていたのでしょうね。だから現代人の私が単純にあーだこーだ言えることではないのかも知れません(^^;)でもやっぱり納得出来ないんですよね~。
坊やが帰って来た時、泣きたいほど喜ぶ位なら自分で行くだろ~!と・・・(笑)
Commented by hasikkoami at 2007-01-18 13:18
★limeさん、
ようこそお越しくださいました。^^
ひっそりと目立たぬように始めたので気付かなくて当然ですよ。
こちらは私のネクラな部分全開になりそうなので
大々的にはアピールしないようにしてます(笑)

この絵本は本当に美しくて「ごんぎつね」と同様私もお気に入りです。
でも子供たちには「3枚のお札」の方が面白いでしょうね(笑)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。