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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「 すべての見えない光 」

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アンソニー・ドーア∥著
藤井 光∥訳
新潮社 2016.8

目の見えない少女と、ナチスドイツの若い兵士。2人の運命が、フランスの海辺の町で交差する-。時代に翻弄される人々の苦闘を、彼らを包む自然の荘厳さとともに、温かな筆致で繊細に描き出した感動巨篇。


深く、深く、心を揺さぶられた。

やがて交差するその時に向かって、
時間と場所を行きつ戻りつしながら語られる物語は
あまりにも残酷で、あまりにも美しくて。
読んでいる途中何度も息が詰まりそうになって、
目を閉じ、呼吸が落ち着くのを待っては再び読み始める...の繰り返し。
500頁を超える長編だけれど、その頁数以上の重みと充足感を与えてくれた。
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by hasikkoami | 2016-11-16 07:51 | 図書館 | Comments(2)
Commented by bacuminnote at 2016-11-17 09:21
amiさーん。(←なぜかいつもゼッキョウからはじまるw)
次々と気になる(なっている)本のレビューをあげてくれはって、おおきにです。
いろいろ言いたいことあって(笑)どこにコメントしよかと思ったけど、とりいそぎ(いつもせわしない)昨日読んだ『8歳から80歳までの世界文学入門』(沼野充義編著)の中に、すばらしい訳者としてお名前が出てきた藤井光さん訳のこの本~のとこにします。

が、わたしはまだ読んでないの。予約いれてるけど、まだ15番待ちです。
順番がくるのを「がまんできずに購入」のコースが、ここんとこ多くて。
本がいっぱい貯まる(←あ、変換まちがい。でもこっちやと助かるのですがw)一方なので、ここは堪えて待つ(つもり)。
が、↓『煙が・・』も↑『プリズン・・』も、早く読みたいです。(こちらは共に2番待ち)
Commented by hasikkoami at 2016-11-18 07:52
★bakuさん★

単なる忘備録をそんな風に言っていただいて、
何とも恥ずかしい限りです^^;

いや、そんな事より・・・15番待ちですとーーー!!
私のところなんて、私の前にも後にも予約無し。
今確認してもやはり"貸出可能"とありました。
こんなに素晴らしい作品なのに~と悲しくなります;;
bakuさんがお住まいの地域は文化水準が高いのですね。

この本、3000円弱とお高いので、ここはぐっと我慢ですよ!(笑)
代わりと言っては何ですが、「煙が~」も「プリズン~」も
ノンフィクションがお好きなbakuさんなら
きっとお気に召すのではないかと思います^^
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