「 アウシュヴィッツの図書係 」
アントニオ・G.イトゥルベ∥著
小原 京子∥訳
集英社 2016.7
アウシュヴィッツ強制収容所に、囚人たちによってひっそりと作られた秘密の図書館。本の所持が禁じられているなか、図書係をつとめる14歳の少女ディタは、命がけで本を隠し持ち…。実話に基づく物語。
可愛らしい表紙からは想像も出来ないほどの壮絶な物語。
本の持つ意味と力について深く考えさせられ、
絶望の果てに射す希望の光が実話だと言うことに救われる。
by hasikkoami
| 2016-11-13 12:22
| 図書館