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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

<お茶の間映画鑑賞 6月>


このところ、豊作月と不作月が交互にやってくる。
今月は18本中★4つ半が2つ、★4つが4つと、かなりの豊作だった003.gif



『 ザ・トライブ 』     <WOWOW>   ★★★★
    2014年/ウクライナ/132分   【監督】ミロスラヴ・スラボシュピツキー
聾唖者の寄宿学校に入学した青年を待ち受けていたもの
観る前はセリフも字幕も、ナレーションやBGMさえ無い作品に
ついて行けるのか多少不安があったのだけれどいざ観てみたら全く気にならなかった。
ただあのラスト...耳が聞こえなくても衝撃は伝わるんじゃないのかな~?と思ったりして^^;
『 ラスト・ボディガード 』     <WOWOW>   ★★
    2015年/フランス/ベルギー/99分  【監督】アリス・ウィンクール
アルバイトで富豪のボディガードをするPTSDに苦しむ戦場帰りの兵士
当ブログでプーチン顔として話題沸騰中のマティアス・スーナールツ主演。
とは言え本作ではワイルド系でプーチン風味はナシ(笑)
『 トム・アット・ザ・ファーム 』     <WOWOW>   ★★★★
    2013年/カナダ/フランス/103分   【監督】グザヴィエ・ドラン
事故で急死した恋人の葬儀に参列する為、彼の実家を訪れた同性愛者の青年
暴力的で荒々しく、妖艶で艶めかしい、窒息しそうなほど息苦しい心理劇。
さすがはグザヴィエ・ドラン、"美しき天才"と言われるだけのことはある。
『 エレファント・ソング 』     <WOWOW>   ★★★★☆
    2014年/カナダ/100分    【監督】シャルル・ビナメ
とある精神科病院から、ある日ひとりの医師が不意に失踪した
これまた閉鎖的空間での心理劇。いや~面白かった!!
しかし実は私、"美しき天才"グザヴィエ・ドランのあの美しい顔が生理的に苦手なのよね~^^;
何か見てるとどうにも居心地が悪いと言うか、イライラすると言うか...(笑)
だから本作では、院長のマイケルに対する気持が他人事に思えず、一層スリリングに感じた。
『 カルバラ~イラク戦争・奇跡の4日間~ 』     <WOWOW>   ★★★☆
    2015年/ポーランド/ブルガリア/116分   
    【監督】クシシュトフ・ウカシェヴィッチ
イラク戦争中の2004年、多国籍軍に参加したポーランド軍が
イラクの民兵に攻撃され全滅の危機に立たされた実話の映画化

多国籍軍なのだから欧州の国々が参加していて当然なのに
ついアメリカばかりに目が行ってしまい、そのことを忘れている自分を反省させられた。
『 白河夜船 』     <WOWOW>   ★★
    2015年/日本/91分    【監督】若木信吾
眠り続ける妻を持つ男と、眠りながら彼からの電話を待つ女
原作はよしもとばななの小説だそうだが、
実は私、よしもとばななは一冊も読んだことがないので、
この雰囲気が原作小説によるものなのか、
それとも映画独自のものなのかがわからないのだが、今一つ私には合わなかった。
『 寒い国から帰ったスパイ 』     < BSプレミアム>   ★★★★
    1965年/アメリカ   【監督】マーティン・リット
東ドイツ諜報機関の実力者の失脚を目的に潜入捜査も命じられるイギリス諜報員
スマイリーがそんなヘマするはずないよなぁ...と怪訝に思ったら、やはりそう言うことか。
カタルシスとは無縁のラストがいかにもジョン・ル・カレ。
『 幸せになるための5秒間 』     <WOWOW>   ★★★☆
    2014年/イギリス/ドイツ/96分   【監督】パスカル・ショメイユ
大みそかの夜、同じ場所で自殺しようとして出会った男女4人の群像劇
全く期待していなかった所為か、意外に拾い物だった。
何と言ってもトニ・コレットが良かったし、イモージェン・プーツも可愛いし、
ラストもこうなったらいいな~と思った通りになってくれて満足♪
『 スズメバチ 』     <WOWOW>   ★★★☆
    2002年/フランス/108分   【監督】フローラン=エミリオ・シリ
護送中のマフィア幹部をめぐる特殊警察部隊と武装マフィア軍団の攻防
スズメバチのドキュメンタリー映像から
アカペラの『荒野の七人』のテーマに移行するオープニングが最高。
それにしても一番美味しいところをもって行くのが、
特殊部隊でもブノワ・マジメルでもなく倉庫の管理人だったのにはビックリ!(@_@)
『 ボディ・スナッチャー/恐怖の街 』     <BSプレミアム>   ★★★☆
    1965年/アメリカ    【監督】ドン・シーゲル
人間の複製を造り上げ、本物と入れ換わっていく謎の生命体
ジャック・フィニイのSF小説『盗まれた街』の映画化。
リメイクの『SF/ボディ・スナッチャー』や『インベージョン』を見ているから
内容はわかっているものの、モノクロの映像が美しくて新鮮に感じた。
『 ニースの疑惑 カジノ令嬢失踪事件 』     <WOWOW>   ★★
    2014年/フランス/117分   【監督】アンドレ・テシネ
豪華カジノの経営権をめぐる母娘の対立と確執の果ての娘の謎めいた失踪
70年代に南仏ニースで実際にあった事件を基にしたフィクションと言うことだが、
どこまでは事実でどこからがフィクションなのかがわからず、最後はモヤモヤ。
しかしギョーム・カネはホント、こう言う薄気味悪い男の役が似合うわ~!(褒めてます)
『 フレンチ・コネクション 史上最強の麻薬戦争 』     <WOWOW>   ★★★☆
    2014年/フランス/ベルギー/136分   【監督】セドリック・ヒメネス
南仏とアメリカをひそかにつなぐ麻薬取引ルートをめぐる正義と悪の戦い
ウィリアム・フリードキンの『フレンチ・コネクション 』のフランス版と言った感じ。
ハリウッド版に比べると淡々としているものの、重厚で骨太。
『 ボヴァリー夫人とパン屋 』     <WOWOW>   ★★★
    2014年/フランス/100分    【監督】アンヌ・フォンテーヌ
ルマンディーの小さな村でパン屋を営む男と隣に越してきたイギリス人夫婦
「危険なプロット」と言い、妄想中年役が似合いすぎるぞファブリス・ルキーニ!
それにしてもジェマのあの最後はアシストした男3人を含め"愚かな死に方"をした人に贈られる
"ダーウィン賞"の団体賞(団体賞はありません)にノミネートされてもいいレベルではないだろうか。
ちなみにダーウィン賞をご存じない方はこちら→  
目次 3 の"受賞した事件・事故"の項目はかなり笑えますww
『 孤独の暗殺者/スナイパー 』     <WOWOW>   ★★★
    2015年/フランス/99分   【監督】フレッド・グリヴォワ
ライフル射撃の名手が生活苦から暗殺者へ・・・
家族思いの平凡な男が道を踏み外して行く様子を淡々とクールに描いている。
男が一線を越えて変わって行く姿がリアル。
『 奇跡のひと マリーとマルグリット 』     <WOWOW>   ★★★★☆
    2014年/フランス/94分   【監督】ジャン=ピエール・アメリス
フランス版ヘレン・ケラーとサリヴァン先生
生まれながらに目と耳に障害のあるマリーに言葉の意味を理解させることは
後天的に障害を負ったヘレンに教えるのよりずっと壮絶だったに違いない。
ラストは泣けて泣けて字幕が読めなかった。
『 殺人者はバッヂをつけていた 』     <WOWOW>   ★★★
    1954年/アメリカ/88分   【監督】リチャード・クワイン
監視中の銀行強盗犯の恋人と恋に落ちた刑事の末路
それにしてもこの邦題、ネタバレにもほどがあるわ^^;
ちなみに原題の「Pushover」とは「いいなりになる人」「だまされやすい人」
・・・なるほど(笑)
『 あるメイドの密かな欲望 』     <WOWOW>   ★★☆ 
    2015年/フランス/ベルギー/96分   【監督】ブノワ・ジャコー
数々の雇い主のもとで働きながら、毎日を悶々と過ごす小間使
『小間使の日記』の映画と言えば、ルノワール版、ブニュエル版と分類されるが
これはブノワ・ジャコー版と言うよりレア・セドゥ版と言った方がよさそう。
『 ジョン・カーペンターの要塞警察 』     <WOWOW>   ★★★★ 
    1976年/アメリカ/91分   【監督】ジョン・カーペンター
仲間を殺され、復讐の為警察署を襲うテロ集団と籠城する刑事たち
『スズメバチ』を観た時『アサルト13/要塞警察』に似てるな~と思ったら
元ネタはこっちだったか!・・・と思ったら
こっちも『リオ・ブラボー』を現代に置き換えたらしい。
知らない俳優ばかりだし、低予算風だけど、これがめっぽう面白くて
さすがはジョン・カーペンター!!

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by hasikkoami | 2016-07-09 11:12 | お茶の間鑑賞 | Comments(2)
Commented by とらねこ at 2016-07-11 10:35 x
お茶の間鑑賞記事が楽しみになりつつある私。
今回は、ドラン諸作品と『スズメバチ』、『ボディ・スナッチャー』、『マリーとマルグリット』等被りました。
『ボヴァリー夫人とパン屋』と『カーペンターの要塞警察』は録画したので、これから見ます。

『エレファント・ソング』、そんなにハマりましたか!
私は『トム・アット・ザ・ファーム』が好きでした〜
彼の顔が苦手で何となくイラつくって分かります。
エレファント・ソングではそれを逆手に取ってましたね。
Commented by hasikkoami at 2016-07-12 07:50
★とらねこさん★

こんなダラダラした覚書を読んでくださるだけでもありがたいのに、
そんな風に言っていただいて、ありがとうございます。

『トム・アット・ザ・ファーム』も凄く面白かったですし
『トム~』のドランにもイライラしてはいたのですが(笑)
『エレファント・ソング』の方は
もう、きーーーーーっヾ(*`Д´*)ノ"彡☆ って感じで
院長同様、まんまとマイケルの術中にはまってしまいました(笑)
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