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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

<お茶の間映画鑑賞 5月>


大豊作だった4月の反動か、18本中★4つは1つだけとは何とも寂しいemoticon-0101-sadsmile.gif



『 ロシアン・スナイパー 』     <WOWOW> 
    2015年/ロシア/ウクライナ/123分   【監督】セルゲイ・モクリツキー
第2次世界大戦中、300人以上のドイツ兵を射殺したロシア人女性スナイパー
邦題、あきらかに『アメリカン・スナイパー』をパクってるよね。
ちなみに原題『Bitva za Sevastopol(セヴァストポリの戦い)』は
第2次世界大戦時の"セヴァストポリの戦い"のこと。
そりゃ戦場でだって恋はするだろうけど、最前線でキャッキャウフフはないぞemoticon-0146-punch.gif
・・・★★☆
『 カンダハル 怒りの大脱出 』     <WOWOW> 
    2010年/ロシア/103分   【監督】アンドレイ・カヴン
1995年、内戦中のアフガニスタンで起きた民間ロシア航空機乗務員長期拘束事件
邦題はB級感丸出しだけれど、意外にも社会派の実録ドラマ。
派手さはないけれど、人間ドラマとしてはなかなかよかった。
・・・★★★
『 リピーデット 』     <WOWOW> 
    2014年/アメリカ/イギリス/フランス/スウェーデン/92分
    【監督】ローワン・ジョフィ
記憶障害により、記憶が1日ごとにリセットされてしまう女性
同じ記憶障害ものでも『50回目のファーストキス』とは大違いのダークさ。
それにしても10年間毎朝あの儀式?を続けてきたベンの忍耐強さは相当のもの。
折角あそこまで我慢したのだから、
あともう少し辛抱すればよかったのにねぇ←そう言う問題ではない^^;
・・・★★☆
『 イニシエーション・ラブ 』     <WOWOW> 
    2015年/日本/110分   【監督】堤幸彦
奥手な大学生と歯科助手の女性のラブストーリー...か?
原作はまさに小説だから出来るトリックなので
一体どうやって映像化するのかと思ったら、なるほどそうきましたか!emoticon-0104-surprised.gif
当時のファッションや音楽などは映像化ならではのお楽しみで
エンドロールの80's図鑑も楽しかった。
・・・★★★☆
『 誘拐の掟 』     <WOWOW> 
    2014年/アメリカ/114分    【監督】スコット・フランク
元警官で無免許の私立探偵が連続誘拐殺人事件の犯人2人組を追う
基本的に能天気リーアムより、鬱々リーアムの方が好きなので
最近のリーアム作品の中では好きな方。
TJくんとのコンビも良かったし、シリーズ化希望。(原作はたっぷりあるし)
・・・★★★☆
『 ジョニー・オクロック 』     <WOWOW> 
    1947年/アメリカ/96分   【監督】ロバート・ロッセン
大物ギャンブラー殺しの容疑者をめぐる人間模様
日本未公開&未ソフト化のフィルム・ノワール。
フィルム・ノワールってモノクロだとそれだけで2割り増しはカッコよく見えると思う。
ジョニーの男女問わずのタラシっぷりがお見事。
・・・★★★
『 狙撃者 』     <WOWOW> 
    1952年/アメリカ/88分   【監督】エドワード・ドミトリク
欲望と嫌悪。女性に対する相反する2つの感情に悩む青年の苦悩
オープニングショットとラストショットが何ともオシャレ!
内容的にもこのまま「クリミナル・マインド」のエピに使えそうで
当時としては斬新だったのではないだろうか。
・・・★★★☆
『 クリムゾン・キモノ 』     <WOWOW> 
    1959年/アメリカ/82分   【監督】サミュエル・フラー
LAで起きたストリッパー殺人事件に挑む日系2世と白人の刑事コンビ
ごく普通のバディものかと思ったらまさかの色恋物!
それもこの時代に異人種間ラブストーリーって、これまた結構斬新じゃない?
そして日系2世役の俳優さんが素敵~emoticon-0115-inlove.gifと思ったら
『ダイ・ハード』のナカトミ商事の社長さんで有名なジェームズ繁田だった。
・・・★★★☆
『 殺人地帯USA 』     <WOWOW> 
    1961年/アメリカ/99分    【監督】サミュエル・フラー
父親をギャング4人組に殺され、彼らへの復讐を誓った少年の末路
Wikiで「フィルム・ノワール」と引くと
「虚無的・悲観的・退廃的な指向性を持つ犯罪映画 」と出てくるのだが
まさしくこの定義そのままの作品。
個人的に「ノワールものはこうでなくっちゃ!」と思っている通りのラストもよかった。
・・・★★★☆
『 ダブル・リベンジ 裁きの銃弾 』     <WOWOW> 
    2014年/イギリス/109分    【監督】モー・アリ
犯罪組織に妻子を殺された男と組織から命を狙われる少年
マッツ・ミケルセンのお兄さん、ラース・ミケルセン主演。
個人的には弟さんよりお兄さんの枯れた感じの方が好みです←聞いてない。
原題の「Montana」は命を狙われる少年の名前ってことで少年の成長物語でもある。
(犯罪映画としては)よくあるストーリーながら雰囲気はなかなか良かった。
・・・★★★
『 皆殺しの流儀 』     <WOWOW> 
    2014年/イギリス/95分    【監督】サシャ・ベネット
ストリートギャングに仲間を殺され、復讐を誓う元ギャングの老人たち
これって絶対『龍三と七人の子分たち』をパクってると思う(笑)
老人たちも皆、過去は相当なワルで、復讐の仕方も度を越しているのだが、
ストリートギャングたちの腐れ外道ぶりが酷すぎて、最後は何となく納得してしまった。
・・・★★★
『 ターナー、光に愛を求めて 』     <WOWOW> 
    2014年/イギリス/150分   【監督】マイク・リー
英国を代表する風景画家ターナーの後半生
とにかくターナーの画そのままの映像が美しくて、もうそれだけで満足。
ターナーのことだけでなく、当時の人々の生活や風俗を
ひたすら淡々と描いているところも、とてもリアルに感じられた。
・・・★★★☆
『 少女が大人に変わる夏 』     <WOWOW> 
    2013年/アメリカ/91分    【監督】ナオミ・フォナー
親友同士の2人の少女の友情と三角関係
瑞々しくほろ苦い青春もの。
ダコタ・ファニングはともかく、エリザベス・オルセンが18歳にはどうしても見えない←そこかい^^;
・・・★★★
『 フレンチアルプスで起きたこと 』     <WOWOW> 
    2014年/スウェーデン/デンマーク/フランス/ノルウェー/120分
    【監督】リューベン・オストルンド
高級リゾート地でスキーバカンスを楽しむ一家が直面する家族崩壊の危機
過去にこの家族とよく似た状況を経験したことがある私には、非常に興味深い作品だった。
ま、所詮男なんて当てにしちゃダメなのよ(笑)
・・・★★★☆
『 イロイロ ぬくもりの記憶 』     <WOWOW> 
    2013年/シンガポール/100分    【監督】アンソニー・チェン
わがままなシンガポール人のひとり息子とフィリピン人のメイドの交流
始めは小憎らしかったワガママ息子がどんどん可愛く見えてきたり、
メイドに嫉妬する母親の気持ちに共感したり、
じんわりとあたたかくて、ちょっぴりほろ苦い、いい作品だった。
・・・★★★★
『 SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁 』 <NHK BSプレミアム> 
    2015年/イギリス/93分    【監督】ダグラス・マッキノン
BBC制作のドラマ『SHERLOCK』の特別編
1~3まで英国版ブルーレイ持ってる『SHERLOCK』ファンとしては十分楽しめたけれど、
これをいくらオマケ付きとは言え、映画としてスクリーンでお金取るってのは、正直いただけない。
・・・★★☆
『 雪の轍 』     <WOWOW> 
    2014年/トルコ/フランス/ドイツ/197分   【監督】ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
互いに立場の異なる複数の男女の濃密な愛憎劇
いや~濃い!濃いわ~!
閉鎖的空間での200分近い会話劇。
あまりに濃密過ぎる空気に押し潰されるかと思ったemoticon-0107-sweating.gif
・・・★★★☆
『 レフト・ビハインド 』     <WOWOW> 
    2014年/アメリカ/カナダ/111分   【監督】ヴィク・アームストロング
ある日突然、世界中で数百万もの人々が姿を消した...
ニコラス・ケイジのファンを長年やっていれば、大抵の作品は許容範囲になるのだが、
これはダメだわ~!私の一番嫌いなタイプの作品。
ラストは思わず、は~!?emoticon-0132-envy.gifと声が出てしまった。
・・・☆

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by hasikkoami | 2016-06-11 16:22 | お茶の間鑑賞 | Comments(8)
Commented by fansy2 at 2016-06-11 17:17
あみさんなら、シャーロックの劇場公開に関しては辛口になるんじゃないかな~と思っていたら、やっぱり(笑)
詰め込むだけ詰め込んだ内容でもあったので、わざわざ珍しく(笑)劇場まで足を運んだ私は見終わったあと少々あっけにとられました(笑)
ただ、再び”あの人”を見ることができたのでよかったです♪
さすがに、これで見納めになるかも…でしたので(ふふっ)
Commented by bacuminnote at 2016-06-12 12:49
ふさく月ってありますよね。わたしがみたのは↑5本でした。で、けっこう気に入ったのが『雪の轍』で(性格わかる?・・・苦笑)フウフで各自観たあとこの映画について延々しゃべった気がする。(とはいえ、その内容はすっかり忘れてるから、たいしたことしゃべってへんのやろなあ)

『 ターナー、光に愛を求めて 』のターナー役は『秘密と嘘』にも出てはったひとですよね。長い映画やったけど↑のような息苦しさがなかったのは、「ことば」より「絵画」があったからかなあ。

映画館よりDVDが多いわたしはこの「お茶の間映画鑑賞」がたのしみ。
また次回も。


Commented by hasikkoami at 2016-06-13 07:59
★一般市民さん★

お返事遅くなってごめんなさい^^;

実は私、吹替のジョンの色男声がどうにも苦手で、
いつも英語字幕に四苦八苦しながら英国版を観ていたので
今回は特典映像も字幕付きで観られるとあって
劇場に行く気満々だったのですが、諸事情で泣く泣く諦めたのですよ。
今回観てみて、やはりこれはテレビの特別版だな~と思いました。
もちろん製作側はそのつもりなわけですから何の問題もないのですが、
これを劇場公開する角川の根性が気に入らん!!
ってことでの辛口だと思ってください(笑)
それに私も”あの人”に再び会えただけで満足ですけどね^^
Commented by hasikkoami at 2016-06-13 08:27
★bakuさん★

>『雪の轍』
おお~!さすがです!
あの濃厚な世界観をご夫婦で共有されるbakuさんご夫婦、素晴らしいです!

>『 ターナー、光に愛を求めて 』のターナー役は『秘密と嘘』にも出てはったひと
あ~そうでした!!
ティモシー・スポールと言うと最近はピーター・ペティグリュー@ハリポタの
イメージしかありませんでした^^;
映画、150分もあったんですねぇ。
淡々としていても映像がとびきり美しかった所為か
確かにあまり長さは感じませんでした。

>お茶の間映画鑑賞
こんな感想とも言えないような戯言を、たのしみだと言っていただけると
嬉しいやら申し訳ないやらで赤面しておりますが
ノワール&アクション多めのこのラインナップの中で
bakuさんがご覧になられた残り3作品が気になります(笑)

それから、私も昨日「私的読食録」読み終わったところなんですよ~!
嬉しくて思わず"こんなところでなんですが"シリーズでした(笑)
Commented by bacuminnote at 2016-06-13 19:19
amiさーん。
"こんなところでなんですが"シリーズ(笑)うれしい。おおきに。
amiさんのことですから、きっともうお気づきかとは思いますが、わたしはノワール&アクションが苦手(というか、めちゃこわがりなんです。一昨日もキム・ギドクの『殺されたミンジュ』観て、ひとり絶叫。そのくせキム・ギドクはぜんぶ観てたりするのですがw)
で、残りみっつ。
『 リピーデット 』←相方がおもしろそうやから借りてきてくれ~というて借りてきた。「あかんやん」「はじめはよかってんけどなあ」から発展せず。『 イロイロ ぬくもりの記憶 』『 フレンチアルプスで起きたこと 』←このふたつはわたしがええかなと思って。
Commented by hasikkoami at 2016-06-14 08:22
★bakuさん★

>わたしはノワール&アクションが苦手
そうではないかと思っていました(笑)
が、まさかギドク制覇されていらしたとは!!
私はギドク大好きでして、初期の作品はほとんど持ってますが
「メビウス」と「ミンジュ」はまだ観てないのですよ^^;
bakuさんが絶叫されるほどの作品と言う事で、ますます楽しみになりました(笑)

それから残りの3つ。
「イロイロ」と「フレンチアルプス」はそうかな~と思いましたが
残り1つが分からなくて・・・
「リピーデット」、旦那様セレクトと聞いて納得です(笑)
Commented by とらねこ at 2016-06-19 16:52 x
フラーその他録画してあるけれど未見のものはさておき、今月被ったのは
『イニシエーション・ラブ』『誘拐の掟』『フレンチアルプス〜』『雪の轍』でした。
雪の轍は、私はかなり気に入ってしまいました。
「2015年の自分のベストにこれが入っていないなんて恥」とまで入れ込んでしまったほどw。
『フレンチアルプス〜』のさり気ない悪意もお気に入りです。
『誘拐の掟』は、同時期のもう一つの誘拐モノ『ラン・オールナイト』より好きです^^
先にやってくれればなあ…
Commented by hasikkoami at 2016-06-20 08:22
★とらねこさん★

>『雪の轍』
>「2015年の自分のベストにこれが入っていないなんて恥」
おお~それほどまでにお気に入りだったとは!
やはりこれは通好みの作品なのですね。

>『フレンチアルプス〜』
普段私は観た映画の話を夫にすることはほとんどないのですが
この作品のことは翌朝すぐに夫に
「昔これと同じ様なことがあったよね~」と言ったら
「いや、あれはまず(お前たちの為に)出口を確保しようとしたんだよ」
と言い訳したので、あらためて
ホント男ってどうしようもないな...と思ったのでした(笑)

>『誘拐の掟』
最近のリーアムは似たような役ばかりでちょっとうんざりしていたので
『ラン・オールナイト』は初めからパスするつもりでしたが
こちらは原作の雰囲気的に期待した通りでなかなかよかったです。
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