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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

「 楽しい夜 」

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岸本 佐知子∥編訳
講談社 2016.2

美しい話も、ヒリヒリ苦い話もあります-。
名アンソロジスト・岸本佐知子の「網」にかかった
愛すべき海外小説の短編アンソロジー。


岸本さん編訳のアンソロジーにハズレなし!

本当に小説とは奇妙なものだと思う。
紙に書かれたただの言葉に過ぎないし、読む側は物理的には1ミリも動かないのに、
どうしてこんなに心をかき乱されたり、遠いところまで連れていかれたり、
五感を刺激されたり、眩暈や動悸を感じたりするのだろう。

あとがきの岸本さんのこの言葉がぴったりの11の物語。

どの話もそれぞれよかったけれど
一番好きなのは、体内にアリの巣を持つ女の話「アリの巣」と
遺体の髪を煙草の様に吸う男の話「亡骸スモーカー」。
そしてミランダ・ジュライもやっぱりいいなぁ。
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by hasikkoami | 2016-05-18 21:27 | 図書館 | Comments(2)
Commented by ぺろんぱ at 2016-05-20 12:47 x
ご無沙汰しています。
昨夏からちょっと勉強していることがありまして、空いた時間はどうかするとそっち関連の本に走ってしまって中々「文学」を手に取れないでいました。
でも本書は「読みたい!」という思いに駆られる一冊ですねぇ。
表紙画にもそそられます。
今夏のお休みに図書館に行ってみようかしら…(^^)。
Commented by hasikkoami at 2016-05-20 20:08
★ぺろんぱさん★

おひさしぶりです^^
さすがはぺろんぱさん!向学心に溢れてらっしゃいますね!
私なぞ勉強とはとんと縁が無くなり
「六十の手習い」ならぬ「五十の手習い」で何か始めようかな~と思いつつ
全く行動に移せない不甲斐ない身です^^;

さてこの本、短いお話ばかりですが、それぞれ風味も違って
お勉強の息抜きにいいと思いますよ^^

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