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図書館の隣の映画館

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本と映画と時々音楽

『 スポットライト 世紀のスクープ 』

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公式サイト
2015年 アメリカ
上映時間 128分
監督 トム・マッカーシー


暗闇にひときわ輝く、

希望の光――






これほどスキャンダラスな題材に

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そこそこ豪華なキャスト

にも関わらず作品としては驚くほど地味。
それなのに退屈するどころかグイグイ引き込まれた。

犯人探しをするわけでも
教会を糾弾するわけでもなく
ただひたすら関係者の話を聴き
情報を集め記事にする

淡々と地道に職務を全うしようとする姿に
マーク・ラファロの
「記事にしないことの責任は誰が取るのか?」
の言葉が示す通り
真実を埋もれさせないことが
ジャーナリズム本来の有り方なのだと気付かされる。

カトリック教会の性的虐待については以前から度々問題になっているし
『オレンジと太陽』や『あなたを抱きしめる日まで』
では児童移民とは名ばかりの人身売買に教会が深く関わっていたり



こんなドキュメンタリー映画もあって
本当に根が深い問題なのだと思い知らされる。

★★★★

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by hasikkoami | 2016-05-03 21:21 | 映画館 | Comments(4)
Commented by ituka at 2016-05-03 23:18 x
神の皮をかぶった悪魔という表現そのままの事件で
彼らの、いやあの局長の就任があったからこそのスクープでした。
これだけの世界規模で隠蔽工作があったことはホントびっくり!
神父って職業規制に問題があるのかも。
牧師さんはそんなニュースあまり聞きませんよね(笑)
Commented by hasikkoami at 2016-05-04 12:06

★itukaさん★

>あの局長の就任があったからこそのスクープでした。
そうそう!やっぱり気になるわ~局長の私生活。
ってことでスピンオフ希望(笑)

>牧師さんはそんなニュースあまり聞きませんよね
やはり無理な禁欲は心身共に悪影響を及ぼすってことでしょうか^^;
信仰と言う隠れ蓑の中にどれほどの数の被害者たちがいるのかと思うと
本当に恐ろしいですね。
Commented by mariyon at 2016-05-04 17:00 x
横レスですが、牧師と神父では同じキリスト教なのに。。えらい違いです。
宗派を移って神父になった場合は、結婚していてもいいそうですが。。。
結婚を認めることが、そんなに問題なのか??

こんな地味で、まるでドキュメンタリーのような映画なのに
最後まで辛い気持ちで観ていました。

信仰心が薄い日本人には教会の性犯罪がどれほどの大罪かは
肌で感じることはないかもしれない。。。とは思うものの
改めてこの隠蔽に驚きました。
そして、それをほとんど知らなかった自分も。

Commented by hasikkoami at 2016-05-04 19:47

★mariyonさん★

>牧師と神父では同じキリスト教なのに。。えらい違いです。
なるほど、単に結婚できるできないの違いだけではないのですね。

今回のボストンの件を皮切りに、これまでも度々メディアに取り上げられたり、
問題になっていると言うのに、今尚教会が絶対的な権力を持っていることも
日本人にはいまひとつ理解しがたいですよね。


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